2015年に目指すべきもの

2015年に目指すべきもの#interest_aeおがた (@xtetsuji) です。

新年初のブログ記事です。これ、例年書いているので今年も書きます。

1月も半分が過ぎてしまいましたが、昨年末から1月上旬は同窓会タスクでめまぐるしかったんです。同窓会話については興味深いことが多いので、また別のエントリで書きたいと思っています。

さて、2014年年始に掲げた目標はどれだけ実現できたでしょうか。

  • 執筆業に進出する → ×
  • ピアノを習う → ×
  • 勉強会などのイベントを盛り上げる → ○
  • 軸足をOSSのITエンジニアに置きつつも、視野が広いバランス良い勉強をする → △
  • お金を稼いで好循環を回す → △
  • 仕事とコミュニティ活動の相乗効果 → ×
  • とにかく健康 → ×
  • 生活力向上、炊事・洗濯・片付け力の向上 → ×
  • 海外に目を向けて国際的な感性を養う → △
  • 趣味を楽しみ、好きな人を応援する → ○

ほとんど実現できていない。

2014年は、2013年末からの胃潰瘍入院をひきずったまま、1月風邪&インフルエンザ、そしてfonfun退職、2月病み上がり直後のWano入社、仕事忙殺(特に6月と9月)、体調悪化、8月YAPC、11月末のWano退職、12月の静養と事務、みたいな感じでした。言い訳っぽいものの、2014年は結構大変だった。気力も体力も精神力も枯渇気味だったので、一日一日が精一杯という感じ。

2014年についての私の詳細は「2014年を振り返る」が詳しいです。

まずはマルのほうから。

「勉強会などのイベントを盛り上げる」は、主にPerl入学式PerlBeginnersで果たせたかなと思っています。Perl入学式ではサポーターだけでなくコアメンバー入りして運営周りも手伝うことになったり、11月の「Perl入学式 in東京 第4回 「サブルーチン(関数)/正規表現編」では、4時間通しで講師をしたりと、充実した一年でした。またPerlBeginnersでは副主宰者として、主宰者の @ytnobody さんと一緒に運営側の心得といったことを勉強することができました。年末のPerlBeginnersには行けませんでしたが(懇親会には駆けつけました)、行った方へは来年からの新体制について発表があったようです。こちらからも頃合いが来たら正式に発表しますので、よろしくお願いします。

 「趣味を楽しみ好きな人を応援する」は、各所に少額の出資をしたりといったことで多少は実現できたかなと。細かい部分を話すと長くなるので割愛させていただきますが、2014年のここ部分を今年2015年も伸ばしていって、一定の成果が出たらブログに書いていきたいと思います。また、2015年になってから気がついた「応援すべき人」というのもあったりして、これからも良い意味で忙しくなりそうです。

バツのほうはざっくりと。

「執筆業」については一部で話をいただけたりして、実際に共著で出版社の編集者の方とお話する機会もあったりしたのですが、なんだか立ち消えになってしまって難しいものだなと感じました。「ピアノ」は部屋さえ片付ければすぐにでも買って部屋に入れられるので、「生活力向上」から努めて、引っ越しなどの抜本的解決策も考えつつ進めていきます。そのためにも「健康」には気をつけないといけませんね。

Wanoが金銭的厚遇をしてくれたことと、前職10年からの転職で新しいことを次々と経験できたこともあり、忙しい中でも仕事で得られる「勉強」はできて、金銭的に多少温まって「貯金ができた」ことは良かったです。あとはオープンソースソフトウェア開発と絡めた自主的な勉強の時間を割くことと、もっとお金を好循環に回すことが課題でしょうか。幸い、忙しい中でも YAPC::Asia Tokyo 2014 にはフルで参加することができて、海外ゲストとも例年以上の交流ができたのは良かったです。まだまだ英語力不足は課題ですけれどね。リジェクトコンも記憶に新しいです。

というわけで2015年はこうしたいというものを列挙していきます。

インプットとアウトプット、読書と執筆、自主学習と教育活動

昨年はインプットもアウトプットも少なかったので、今年はバランスよくどちらも伸ばしていきたいという気持ちです。

読書と執筆もインプットとアウトプットの一つ。執筆とは、ブログだったりその他媒体への文章寄稿も含めてです。紙の書籍への敬意はあるので、一度は紙の出版物での執筆をしてみたいのですが、それも能力次第ですので頑張ってレベルを上げたいです。同人誌とかにも進出してみたいな。

昨年は会社の仕事で手一杯で後手に回ってしまった自主学習も進めていきたいですが、Perl入学式などの教育活動にも注力していきたいです。当初はバイトで予備校講師っていうのも面白そうだなと思ったりしたのですが、やはり自分は心から勉強したいと思っている人を相手にしたい。予備校講師はまだ良いほうかなと思うのですが、小中高校教師は自分にはめげてしまいそう(といっても大学時代に教員免許は取り損ねましたが)。

そう、アナウンスがありましたが、2015年の「PerlBeginners」にもご期待下さい。2014年は仕事の多忙や体調不良であまり参加できなかったその他の勉強会にも、運営側・参加者側の両方で積極的に参加していきたいです。新しい勉強会やミートアップもいくつか計画中です。1月7日に行わて盛況だった「ゆるいITべんきょうかい in 帯広」の今後にも期待ですね。東京だけでなく、出来る限り帯広や他の地域のIT業界も盛り上げていきたいと考えています。

その他にも、数学関連の勉強会、子供を対象とした理数系情操教育、プログラミング言語Perlの教育法の研究などについても着想があるので、自主学習と教育活動を進めていきます。

ピアノ、作曲、クラシック音楽研究

「ピアノを買いたい」「ピアノを習いたい」と何年も言っているのですが、なかなかできずにいるのを今年は進めたいですね。どんなピアノの先生がいいかというのも、昨年までに出会ったピアノ関係の方に聞いて解決していければいいなって思っています。

中学時代に楽理を学んで作曲をしていたのですが、本格的に再開する予定です。せっかくMac環境があるので、DTMなどの作曲手法を使って、動画サイトとかで作品発表をしていきたいです。

クラシック音楽はマイナーな作曲家がいっぱいいます。そういうなかなか日の目を見ない作曲家の曲を掘り起こして、その曲を研究したり、楽曲構造を音楽辞典のようにブログ記事などにして定期的に書いていければいいなと考えています。

せっかく得たIT知識をクラシック音楽と結びつけるのが今年の目標かもしれません。

英語力向上と海外への接点

昨年はYAPC::Asia Tokyo 2014で海外ゲストと積極的にコミュニケーションしましたが、すればするだけ英語力の低さに嘆くばかりでした。

やはりTOEICを英語力の指標として勉強を進めようと思ったりしています。TOEICは1社目で一度無理やり受けさせられて生き恥さらすことになったんですが、今はだいぶ状況が変わっているかなと。気持ちを切り替えて英語の勉強です。

あと、クラシック音楽に関連するのですが、個人的にはドイツという国が好きで、ドイツ語も細々と勉強し始めています。英語ほど身にはならないかもしれませんが、ドイツ語圏を旅行して使えるくらいにはなりたいです。ドイツ語は高校時代に趣味で勉強していて、その時は大学時代に第2外国語でドイツ語を専攻して得られる以上の知識を得られたので、年齢を重ねたあとの再チャレンジでもあります。

そして海外旅行をしたい。一人旅は寂しいし物騒なので一緒に行く人を探すというのもありますが、まずはお金ですかね。

創作やプログラミングに集中できる環境づくり

現状は、東京自宅は部屋も汚い、自炊環境も整っていない、洗濯機も壊れかけという状況。こういう状況は落ち着かないもので、昨年末に退職してから療養も兼ねて長期で実家に滞在していますが、ネット回線が極端に遅い以外は実家の静かな環境のほうが作業や思索がはかどるんですよね。自分の活動する拠点は、創作やプログラミングに集中できるよう、気を散らす要素を減らし、必要とあらば引っ越しもしたいところです。これもお金だ。

自炊環境といえば、料理環境を改善したいというのも昨年同様の課題。あとはもう部屋から物理的に要らないものはガンガン捨てていって、デジタルに置き換えられるものはどんどん置き換えて保管コストを減らすしかないですね。

みんなに使ってもらえる創作物作り

自分が仕事や趣味で作るプログラムは、たいてい書き捨てか、ニッチな領域のプログラマーに使ってもらう後ろ側にあるプログラムばかりでした。でも最近は、やはり多くの人に使ってもらえるものを作ったほうがいいなと思っています。

後ろ側のプログラムも大事だし、私の周辺のプログラマーは後ろ側の大事なプログラムを仕事でも書いている人達が多いのは事実なのですが、やはり表側のものを作るほうがITをよく分かっていない人にも自分のことがわかってもらえるとか、セルフブランディングに役立つとか、フィードバックというやりがいをもらえるとか、そういう良いことが多いのは事実です。

報酬をもらえる仕事は別として、個人で作るものに関しては多くの人に使ってもらえるものを作りたいというのが今年の目標です。それはコンピュータプログラムに限らないことかなとも思いますが、他に私が何を作れるのかというのは模索中です。器用に日曜大工もできるようになりたいですね。

奉仕活動と収益活動のバランス

「ボランティア活動」という言葉が使い古されてしまっている昨今ですが、昨年は各種団体への出資であるとか無報酬の教育活動だったりといったことをボチボチ行ってきました。昨年は時間が無く体調も悪く思った通りの活動がやり切れた感じはしないので、今年は時間を捻出して体調を上向けさせて、広義の奉仕活動をしていきたいと考えています。巡り巡って自分の属する何かへ長期的視点でそういう活動成果が出てくればいいかなという考えです。

奉仕活動をするためには元手が必要で、うまく収益活動を回すにはどうすればよいかも考えどころ。会社に所属して時間をうまく使いつつバリューを出して、奉仕と収益をバランスよく行っていければいいなと感じます。

今は無職ですが、次に所属する会社などが副業を許してくれるのであれば、もっと自分で稼ぐことも考えたいですね。経営学も勉強しなきゃ。

新しい体験を積極的にしていく

人間30歳を過ぎると、日々体験することが未知であることより既知のことが多くなります。それはそれで安全ではあるのですが、未知の新しい体験をしないと頭の活性化しないし、自分も成長しないんですよね。特に私の場合は「お金もかかるし」とか思ってそういうのに及び腰なのは反省しないといけないです。

育った家庭が貧乏だったということもあって、特に私は旅行をしないという悪い癖があるのですが、今年は多少お金がかかっても旅行をしたいです。旅は色々勉強になる。モノではなく体験を買えとはよく言われることで、今年は体験を買うことを実践していきたいです。それもお金か。

何も新しい体験は旅行だけでなく、新しい勉強会、新しい人とのつながり、新しいデジタルガジェット…、色々あります。一つでも新しい体験をして、自分の幅を広げていきたいです。

人と人をつなぐ活動

コミュニティ活動や勉強会活動といったことは上記でも書きましたが、やはり今年は「人と人をつなぐ活動」をしていきたいです。それは勉強会やミートアップでもあるのですが、それ以外の角度からもです。

新年1月3日に運営メンバーとして行った中学時代の同窓会はその一つ。なぜ人と人をつなぐのか、それは色々な回答があって私の中では私なりの答えを持っている現状ではありますが、それはおいおい書くことにします。

人と会社をつなぐ、転職活動といったものについても同様です。私は色々な体験や伝聞から、昨今の転職サイトといったものや転職エージェントというものに懐疑的な立場なのですが、現在の混沌とした就職市場から、もうちょっと良い縁故採用へ持っていけないかという考えを持っています。縁故採用はいわゆる「コネ」と言われて忌み嫌われる時代もありましたが、コネも実力という立場もあります。私は成長する中小企業と能力ある人を無報酬か安価で結びつける人となって、自分のいる業界を盛り上げていきたいと考えています。一部の教育活動はこの活動の前哨戦にもなっているともいえます。

今年は1月3日と12月30日に中学時代の同窓会があり、2015年は人と人をつなぐ場所にフォーカスした一年になるでしょう。より良い人と人との出会いをプロデュースできるよう、色々と頑張っていきます。

その他

前職を退職して時間的余裕ができたこともあって、他にもやりたいことは色々出てくるのですが、まずは盛りだくさんの上記を優先したほうがよさそうですね。

2014年はうまくいった部分もあれば、もっとうまくやれればよかったなと後悔することもあった一年でした。その反省点は上記でも述べました。

同窓会の成功、帯広の勉強会の盛り上がりと、2015年1月上旬のスタートはとても良いものでした。この流れで2015年を良い一年にしていきます。自分だけでなく周りの皆さんも幸せにしていければ、これ以上嬉しい事はありません。

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