そういえばプリパラ1周年

そういえばプリパラ1周年#interest_aeおがた (@xtetsuji) です。

たまにはこういう話を。え、いつもふざけた話ばかりだって?はい。

2014年8月15日の飲み会

昨年くらいから個人的な飲み会をオープンにして開催することが多くなりました。

そんな中で開いた 2015年8月15日の #xtcup #02 。

江古田の仲屋。ここはある種の Perl の聖地でもあり(なぜか分からない人は私に会った時に聞いてください)、Perl に関係のある人達が集まってワイワイ飲んでいました。

少人数での飲み会でしたが、昨年 Perl 入学式に参加してくれた、@htk291 さんことたかはしさんが当日飛び入り参加で遅れて会場に到着しました。

突然の布教活動

たかはしさんが到着して、まぁとりあえず乾杯し直しという感じに。

乾杯しなおすや否や、たかはしさんに「土曜の朝は何をしていますか?」と聞かれ「あぁ、土曜の朝はテレビ東京でジュエルペット観てますよ」と答えます。「その後のプリパラは観てますか?」とさらに聞かれるものの「いやぁ、毎年ジュエルペットシリーズ見たら二度寝していますね」と答えると、「なんてもったいない!」と言われてしまいます。

この日が金曜日だったので「明日土曜日の朝、ぜひ観てください」と言われたので、「ジュエルペットついでに観てみます」と答えます。

往々にして、なんらかの共通点がある人が面白いというものは自分にとっても面白かったりするものなのです。変に拒絶したりせず、こういうときは自分の世界を広げるチャンスと言えましょう。

そう、@tsucchi さんが推しているミルキィホームズ布教もつねづね気にはしているのですが、中野区なのに TOKYO-MX が入らないボロアパートからの引っ越しがまず先っぽいです。「ジュエルペット サンシャイン」以前のまだ観ていないジュエルペットシリーズも積んである状況なので、なかなかミルキィホームズに手が出せないという状況。

たかはしさんの勧誘はさらに続きます。「明日のコンサートのチケットが一枚余っているんですが、一緒に行きませんか?」と。プリパラのメインキャラクターの声優をしているi☆Risというグループも出演するアニソンコンサート(あにぱら)があるそうで、なぜかチケットが余っているそう。なんとコチラの出費なしで良いということでしたので、ぜひぜひということで乗ることにしました。暑い時期で疲れるかなとも思ったのですが、何事も経験ということで。

コンサートへ原宿に行く

次の日の土曜日(2014年8月16日)、約束通り「レディ ジュエルペット」(レディぺ)を観終わった後に「プリパラ」も視聴しました。それなりによく出来ている。むしろ、年度単位のジュエルペットの偶数シリーズにどうも面白さを感じず惰性で見ている感じなので(その分奇数シリーズが面白い)、今回の6シリーズ目もノルマをこなしているだけのような感じでした。

その後、夕方になって会場のある原宿の国立代々木競技場第二体育館まで行きます。

たかはしさんと合流して会場に入りましたが、こういう大規模なライブコンサートは始めて。どうふるまっていいか全く分かりませんでしたが、とはいえ、サイリウムを振っている人に合わせて体を動かしたりして溶け込みました。運動になったというか、この日から数日間は腕と足が痛かったです。

自分としてはなかなか稀有な体験ができたと言えますが、その後はたかはしさんのオタク仲間の方と合流して、居酒屋で私が分からない話が延々と展開されて、これまた稀有な体験ができました。オタク趣味というのは世間では得てして否定的に語られますが、私には好きなものへの情熱というものが垣間見えて、とてもポジティブになれる飲み会でした。

音楽の楽しみ方の変遷

結果的にこの日以降も、「レディぺ」のついでに「プリパラ」を毎週観ていました。むしろ、6作目の「レディぺ」は後半まで何がやりたいか全く分からない「おつかいアニメ」になっていたり、素人棒読み声優を主要キャラクターに採用してハチャメチャになって界隈が騒然としたり、なかなか集中してストーリーを楽しめるものではありませんでした(小林桂子さんや種田梨沙さんらの主要キャストの好演が唯一の救い)。

CDの時代が終わって、音楽の楽しみ方も変わってきたなという感じもあります。

AKB48で有名になった、いわゆる「握手券商法」という手法が一般化して、アイドルファンだけでなく声優ファンの人達も普通にCDの複数買いをするようになりました。今後はもっと資源を使わない直接的なものに変わっていくでしょうが、CDの時代が終わりつつある現代の間接的な応援という形としての握手券商法は今後も続けられるでしょう。

日本は握手券商法などでCDが生きながらえていますが、世界的には既にCDの時代は終わっていて(少なくともカセットテープに迫る縮小はしている)、今後は iTunes Store などのデジタル配信の時代になってきます。そして、それに呼応する形でライブの時代も訪れつつあると感じます。LCCなど安価な公共交通機関の登場やインターネットを使った情報網の発達(遠方の情報の取得が容易になるなど)なども後押ししているでしょう。

私はミリオンセラーが乱発されるCDの10年間が異常な時代だっただけで、今は逆に正常に戻りつつあると感じている人の一人です。CDやテレビの影響力が低くなり、より音楽が好きな人がより良い音楽を求めて現地に足を運ぶという流れが進んでいくんじゃないかと期待しています。

2015年5月は、時間があったこともあって様々な音楽イベントに足を運ぶことができました。その話も今度書ければいいなと思います。

「プリパラ」は、最初に女児向けの筐体ゲームとして2014年7月に登場して、アニメとのタイアップが開始されました。筐体ゲームが音楽リズムゲームであり、メインキャラクターの声優を担当することになったi☆Risは歌もこなすアイドルです。必然的にプリパラ内の楽曲のクオリティは高いです。エイベックスがバックアップにいることも一つでしょう。

筐体自体の話をすると、「アイカツ」を開発したバンダイナムコに対するタカラトミーアーツの対抗策が「プリパラ」という構図になります。結果的に、女児向け筐体ゲームでの競い合いが質の高い楽曲を生み出しているというのだから、なかなか面白いものがありますね。

CDの時代に黄金期を迎えた J-POP ですが、今や頻出フレーズの類型化がされるほど定式化してしまい、若い世代の人も80年代ミュージックを聴くという状況のようです。確かに、アイドルや声優やジャニーズ、それか昔から活動している実力派以外、今の J-POP は人材がなかなか思い浮かばない感じもします。ある種、J-POP の様式が出尽くしてしまった今、J-POP そのもので勝負をしようとする人にとっては試練の時代なのかもしれません。

そして一周年

先日たかはしさんと話していて、自分がプリパラを布教されてから1年経ったなぁと気づきました。そりゃ、先月7月にプリパラ自体の1周年イベントが盛り上がっているはずだ。

ちなみに、メインキャラクター達は平成生まれの女子小学生や女子中学生なんですが、自分が好きなのは明らかに昭和のバブルの影響を受けている北条コスモというキャラクター。見た目は20歳くらいという設定なのですが、言動は明らかにアラサーでしょというところが最高です。2015年現在の平成生まれは「若いころはブイブイ言わせていた」とは言わないと思う。ブイブイて。

最初は1年以内で終わると思われたプリパラも、映画にミュージカルにと大躍進で、i☆Risも躍進のチャンスといったところです。声優アイドルだとバカに出来ないどころか、そんじゃそこらの「アーティスト」よりも実力派だと思いますし、その結果が視聴者やプレイヤーに支持されていることも躍進の理由でしょう。

私はTVアニメと映画は観ましたが、筐体はやったことがありません。まぁ今のところやろうとは思わないし、そもそも30代のオジサンが近寄るものじゃなさそう。

今後もライトなファンとして、土曜日の朝に細々とアニメを楽しんでいきます。

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