2021年の振り返り

2021年の振り返り#interest_ae

2020年に引き続き、2021年もろくにブログを書いていないことに気づいて反省。最後くらいは振り返りつつ、2022年こそはもう少し各方面へのアウトプットを増やしていきたいです。

2021年も新型コロナウイルスに振り回された年

昨年2020年に引き続き、新型コロナウイルスの世界的流行には振り回されました。2020年と同様、極力動かずという状況に徹することに。国内の感染状況は、年の後半若干落ち着いた感がありますが、年の前半は緊急事態制限が発令されたりと、再び街が静まり返ったことは記憶に新しいです。

ワクチン接種も今年ならではというイベント。私は7月末と8月中旬に職域接種でした。

各種イベント運営系では、昨年から引き続き毎月ペースでオンライン開催をしていきつつ、Perl入学式は秋から実験的に開催したりといった試みもしました。オンラインイベントでも、イベント運営メンバーは配信のため一箇所に集まることもあり、昨年同様イベント運営が自宅を出るキッカケの一つでもありました。

その他の本業(サーバ保守運用まわり)では、本当に自宅を出ることが無くなってしまった。年何回あるか分からない物理機器不調対応が無くなり、今後のイベント運営の開催形態を調整さえすれば、少なくとも東京で高い家賃を払う必要も無くなりそうです。IT系の人達の東京脱出・関東脱出は昨年の象徴となりましたが、都会と人混みが超絶苦手な自分が東京を離れていない理由はこのあたり。

このあたり、来年2022年は良い方向に打開していきたいと、いくつかアイデアを練っています。計画をなかなか実行できない悪癖もなんとかしたい。

引き続き遠出自粛

これも昨年2020年と同様ですが、今年も遠出自粛となりました。

前の会社を退職して今の会社に入社した2015年以降、京都に行かなかった初めての年でもあり、帰省しなかった初めての年にもなりました。移動先で人と会うことを考えると、万が一のことを考えて色々断念した一年でした。職種柄リスクを過大評価する性格なのと、遠い先の予定を立てることをとにかく苦手とすることが合わさって、本当に動けなかった。

たまに神奈川県内に行きましたが、東京圏を出なかったといえばそうではなく、一度だけ東京圏を出て、12月中旬に広島に行くことになりました(後述)。

社外エンジニアイベント運営を率いる

昨年に引き続き、2016年12月から続く社外エンジニアイベントの運営に携わりました。昨年2020年はコロナ禍によるオンラインシフトが大変な一年でしたが、今年もオンラインの方向を堅持。

昨年は別にイベント運営のリーダー的ポジションの人がいたのですが、多忙等の理由で私が主に采配を振るっていました。その流れもあり、今年は正式に私がリーダーとなって1年間運営をすることになりました。

もともと目標(KPIやOKRのKeyResultのようなもの)が曖昧だったのですが、今年は私がリーダーということで、以下の3キーワードでやらせてもらえないかと頼んで、チームメンバーもすぐに快諾してくれました。

  • ギーク
  • 原理原則
  • 恩送り

年に数回は「エンジニアはこうあるべき」といった記事が出ますが、それよりもギークとして「楽しんだもの勝ち」。素早さが求められるビジネスの世界では適切なキーワードで検索して出てきたページの中から正解に近いものを流用することが大事ですが、そこから一歩抜きん出るためには原理原則を追求する姿勢が必要(これは数学科出身の自分の認知バイアスでもありますが)。様々なソフトウェア(FLOSS)や情報が無料で手に入ることに感謝して、自分達も何らかの形で返していこうという恩送り。そういう想いを込めています。

もちろん、3キーワードから導き出される各種数値目標も敷いていますが、どちらかというと各自が心の底からそう思えるようなキーワードを据えてやることで、昨年までの閉塞感を打破できないかという狙いがありました。

この3キーワードで1年間やってみた結果としては、私が都度連呼していたこともあってか、3キーワードに対するチームメンバーからの共感を強く得ることができました。イベント運営チームの努力の甲斐もあり、3キーワードを具現化できるような登壇者や聴講者の方々を社外からお招きすることもできました

一方で、会社の看板を掲げているものの、社内からの参加を喚起することが思った以上にできなかったということは反省点。世間的にも、少なくない会社がコロナ禍で課題としている社内での横のつながりの希薄化という部分もあったのでしょうが、本来最初に解消されていて欲しいこの部分で成果を出すことができなかったことは、チームメンバーの中でも心残りとなりました。

今年いっぱいでのチームメンバーの離脱等もあり、また3キーワードの維持にも難しさを感じたことから、2022年は別の方にリーダーをお任せした上で少人数でも運営できる形式を模索していくことになりそうです。離脱しない今年のメンバーも、社内での横のつながりの復興を掲げて、それに繋がる施策を打っていきたいという話をしています。期待。

2021年のイベント運営の話や、3キーワードへの想いについては、また別の記事などでお話したいです。

祝日移動

本来なら2020年独特の祝日大移動が、2021年も到来。

(スポンサーしていないとその名称を呼称できないらしい)世界的スポーツイベントによるもののようですが、スポーツに一切興味がないので詳細わからず。単にシステム保守管理の立場として祝日判定スクリプトの改修だけしていたという……。

こういうのは外部APIで判定させたほうが低コストということで、シェルスクリプトで対応する方法を既存の2017年の記事に追記しました。

9月緊急対応とその影響

9月頃、Twitter で連日「緊急対応」と言っていたことを覚えている方もいらっしゃるかもしれませんが、8月末から9月最終週(10月1日)頃まで他部署の比較的大きめのインシデントの調査対応に駆り出されて対応していました。

ボリュームによっては辛いインシデント対応ですが、20年近い業界経験があるので、今回の約1ヶ月の調査対応は昔なら時々あったよなぁ〜というレベル。

協力してくれた皆さんのおかげもあって約1ヶ月でインシデントは収束したのですが、9月に年度上半期の総まとめから帰省まで入れようとしていた私の計画は大きく狂うことになったのは痛かった。本来なら「ワクチン2回接種したし一度帰省しておこう」とか色々考えていたのですが、それもできず。(私も外野からみていて参加したかったことに加え)上司命令で調査対応に入ったので当初予定していた業務ができなかったことは評価に響かなかったものの、公私ともに対応が後回しになってしまい様々な方々の気を揉ませてしまったことは反省点でした。

当初からそのサービスに携わっていた人達が顧客第一で動く姿は素晴らしくありますし、私も顧客第一であると感じます。一方で、心をすり減らして毎日対応をしているメンバーに過去の自分自身を重ねたとき、「まだ若いのに、このメンバー達は顧客の大切なものを守ろうとしているけれど、このメンバー達を守るのは誰だろう」と考えさせられました。「そう言えば自分は最初に在職していた会社で、そのときの先輩方に守ってもらっていたなぁ」とも。そして今、自主性が強調される社風の中で、このメンバー達をその場で守ってくれる人がいないのでは…という不安も同時に感じることに。

後半はインシデント対応の重要ないくつかの判断について、「私に責任があるので、何かあれば若いメンバーに言わず私に言ってくれ」と、インシデントに目を光らせる社内の数名に言ったりしていました。本来なら隣の部署から来た平社員がやる役割ではないことは理解しつつ、ある程度の年の功、そして改めて気づいた自分を昔守ってくれた先輩方を見習った行動ができれば……という考えでしたが、顧客第一を考えたメンバー達を多少なりとも守れたのであれば嬉しいです。

久々の大きめインシデントに入って、他にもいくつかの問題が垣間見えましたが、それはまた別の機会にお話しましょう。

テレビゲーム、特にスーパーマリオブラザーズ35とテトリス99

タイトルの通りですが、昨年から Nintendo Switch の「スーパーマリオブラザーズ35」をずっとプレイしていましたが、3月末でサービス終了。

RPGでは「オクトパストラベラー」「ファイナルファンタジー10」を主にプレイしていました。

往年のドラクエやFFが好きという話をすると、各所から「オクトパストラベラー」を勧められていたのでプレイしたのですが、納得の名作。これについてはまた別記事で話したい。

「ファイナルファンタジー10」(FF10) の方は、PS2時代に購入していたものを積みゲーにしてプレイしなかったときから約20年越しのプレイでした。PS2 自体はもう手元になかったので、改めてセール中の Nintendo Switch のリマスター版を購入したものをプレイ。2021年にプレイすることで気になる古さといったものはありましたが、当時これをプレイしたらさぞかし新鮮な体験だっただろうなという感想。

「スーパーマリオブラザーズ35」サービス終了を引きずっていたのですが、であれば「テトリス99」をプレイすれば良いという謎理論で、秋から少しずつプレイをしています。凶悪なテトリスプロが大量にひしめいているのではという恐怖から手が伸びていなかった部分もあるのですが、数日に1回は1位を取れたり、自分もそこそこ上達しているようです。最近は「ぷよぷよ」も疎かになっているし、鍛錬せねば。

12月、広島3泊4日

急遽12月中旬に広島3泊4日をしました。これも前々から検討していたというよりも、今の情勢であれば大丈夫と踏んで前日に航空券を予約、ホテルは現地到着後予約したほど。

行きの飛行機では、色々とめぐり合わせが良かったのか、富士山がきれいに見えました。

大きな目的の一つが、会社でお世話になっている広島在住のちゃんゆーこと @chanyou0311 に「いつか広島行く」と言い続けていたのに行けていなかったことを気にしていたら、@godan09 から12月15日から行くという話を聞いたので、「じゃあ行くか」と前日14日航空券予約となりました。

チケット価格問題はありますが、自分にはこういう場当たり行動が性に合っているのです。最近はよく「行きあたりばっ旅」と言っていますが、予定がつめつめの「旅行」は遅刻や他者への迷惑の恐怖しかなくて本当にダメ。修学旅行で「旅行」への苦手意識が確立しましたが、2015年から一人で気ままに遠出して、こういうのでも良いんだと思い直して今に至ります。旅行ではなく遠出という言葉を選んで使うのも、「旅行」の予定つめつめの印象を避けたいという思惑もあり。

広島では、たまに単独行動、たまに両名または一方と合流といった動き方をしていました。複数人行動であっても、あまり計画を立てず、このあと合流して飲み会に行きましょう的な緩い行動ができたのも良かった。

広島は見て回りたい場所が本当に沢山あります。とはいえ私の「行きあたりばっ旅」的スタイルもあって全然見て回れなかったので、近いうちにまた行きたいです。あと、広島に限らずではありますが、こうやって遠出をすることによる運動や気分転換の効果は大きいなと改めて実感。新型コロナウイルス情勢を伺いつつ、2022年はたまに遠出しつつ業務やコミュニティ活動への相乗効果も生み出していきたいです。

私の Twitter を見ると多少わかりますが、広島の行動記録は別途まとめようと思います。

Japan.pm 2021 から YAPC::Japan::Online 2022 へ

2020年度の YAPC::Japan のオフライン開催ができなくなったことで、2021年2月18日と19日にオンラインイベント Japan.pm 2021 を開催しました。探り探りのオンラインイベント開催となりましたが、社外エンジニアイベントやPerl入学式の経験等がうまく活かされました。協力頂いた皆さん、参加された皆さん、全てに感謝。

2021年度も引き続き大規模なオフライン開催は難しいということで、2022年3月4日と5日にオンラインイベント YAPC::Japan::Online 2022 を開催予定です。Japan.pm 2021 に引き続き、今回も裏方で運営しています。

こちらへの意気込みは、以下のブログ記事を参照下さい。

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