クラシックは聴く専門の おがた です。
この記事、月初恒例にしようと思って、結局4月になって10日ほど過ぎて更新しています。ダメダメですね…。
過去の記事
「NMLって何?」等は上記URLを参照ください。
今月は全然聴いていません。まぁ、2枚以上聴いたから元は取れているかなレベル。
▼フンメル:ヴァイオリン協奏曲/変奏曲 変ロ長調/ポプリ/アダージョとロンド・アラ・ポラッカ(シェリー)
http://ml.naxos.jp/album/CHAN10255 (2012/03/11鑑賞)
フンメルといえば、彼の代表作とも言えるトランペット協奏曲がスゴイ好きなんですよ。もう第一楽章はヘビロテ。でも、ただでさえメジャーとは言えない古典派の作曲家。その他の作品はCDショップでは見る機会も無いのですが、こういう時のNMLです。
交響曲というジャンルが好きな私にとって残念というか、フンメルは「交響曲の父」ハイドンと同じ時代に生きながら、交響曲というジャンルを一つも書かなかった作曲家でしたが、協奏曲などオーケストラの作品は多岐に渡るものが残っているようです。今回は、そんなフンメルのヴァイオリン協奏曲をチョイス。さすがにトランペット協奏曲ほど熱くは無いですが、これもなかなかの名曲でした。
▼フンメル:ピアノ協奏曲集/主題と変奏ヘ長調
http://ml.naxos.jp/album/CHAN9886 (2012/03/10鑑賞)
再びフンメルです。今度はピアノ協奏曲。先ほどと同じ「Chandos」というレーベルのようです。改めて調べてみたら、Chandosはフンメルの楽曲が相当充実している。Good Job! とはこのことです。
こちらの「ピアノ協奏曲集」は全集ではないようですが、2曲のピアノ協奏曲を収録しています。こちらもまた名曲です。
▼ジョリヴェ/イベール:フルート協奏曲 フランスのフルート作品集 (ミラン/ロンドン市シンフォニア/ヒコックス)
http://ml.naxos.jp/album/chan8840 (2012/03/17鑑賞)
これはどういう動機で聴いたんだろうなぁ。メモが残っていない…。N響定期で演奏する曲の予習かな。イベールのフルート協奏曲はメジャーな部類だと思いますが、今回初めて聴きました。古典派ばかり聴いていて(買うお金がなくて)、ロマン派とかパリ楽派とかにまで手が回らなかったんですよ、CDを買わないとまともにクラシック音楽が聴けなかった昔は…。
あ、これもレーベルがChandosだ。特にChandos縛りをしたわけでもないのに、偶然かな…。
▼ティペット:交響曲第1番/ピアノ協奏曲(シェリー/ボーンマス響/ヒコックス)
http://ml.naxos.jp/album/chan9333 (2012/03/19 鑑賞)
全く聞きなれない名前の作曲家、ティペット。交響曲第1番がN響定期で演奏されるらしいので予習で聴いてみました。それまで名前すら知らなかった。現代イギリスの作曲家。
ただ、現代イギリスの作曲家と聴いて現代音楽のような不協和音を身構えて恐る恐る聴いたものの、現代音楽という感じはあまり無く、とても聴きやすかったです。ロマン派や近代楽派というよりも、初期の映画音楽のような感じ。こういうのもいいですね。
あ!またしてもレーベルがChandosとは。もうこれはNMLにあるChandosを制覇しろという天啓じゃなかろうか…。
…といったところで2012年3月はこのようなアルバムをNMLで聴きました。
もっとクラシック音楽の楽理解説(アナリーゼ)のような文章も書いてみたいと思いつつ、いつも惰性で平凡な感想を書いています。真面目なアナリーゼサイトを作ってみたいという野望もありますが、どれだけの要望があるでしょうか。そもそもこのブログのこの記事もどれだけの要望があるのやら。検索してやってきたNML加入者の方への新たな曲の「発見」のきっかけにでもなれば幸いです。
とはいえ4月以降、Chandosレーベルを本気で制覇しようかなと思い始めました。ここまで読んでくださった皆さん、また来月をお楽しみ〜。