xtetsuji) です。
おがた (@Perlの良い点は、コンソールで perldoc コマンドを使うことで、オフラインでも迅速に組み込み関数やモジュールのドキュメントを見ることができることです。そしてそこに書いてあるSYNOPSISを真似ればとりあえずモジュールが使えるという点。この仕組みはPerlの長い歴史の中でずっと続いている良い点だと思います。
でも出てくるドキュメントはたいてい英語なんですよね。Perlを10年書いてきてPerlのドキュメントの英語に慣れたとはいえ、時々は日本語で読みたいもの。PHPやRubyはどうなんだろうと調べてみると、だいたいはウェブ上に日本語ドキュメントがあって、それを閲覧する形のようです。
Perlにもperldoc.jpという日本語perldocが読めるサイトがあります。
このサイト、パスの最初に組み込み関数やプラグマやモジュール名を入れると、それが存在すれば適切なパスにリダイレクトをしてくれるという嬉しい機能があります。
FirefoxやGoogle Chromeなどのアドレスバーや検索ボックス(オムニボックス)でURLにキーワードを渡して検索ができる機能があるブラウザの場合、これを利用してperldoc.jpのドキュメントを素早く検索することができます。
Google Chromeの場合はアドレスバー(オムニボックス)に chrome://settings/search と入力して設定画面を開き「検索エンジンの管理」というボタンを押します。右上の設定検索を利用すると楽でしょう。
この次に一番下にある「新しい検索エンジンを追加」で
- 新しい検索エンジンを追加: perldoc.jp
- キーワード: perldocjp (ここはお好きなキーワードで)
- 検索キーワードの代わりに…: http://perldoc.jp/%s
と設定して追加をします。%s 部分に検索キーワードが入るという感じです。これはFirefoxでも同様です。
こうすることで、検索エンジンとして設定したキーワードをアドレスバー(オムニボックス)に入れた後にスペースかタブを押すと、検索キーワードの入力を促されます。例えば「LWP::UserAgent」と入力してLWP::UserAgentの日本語ドキュメントが表示されたら成功です。
perldoc.jpが単純な仕組みで検索結果を表示してくれるので、コマンドラインアプリケーションからURLを構築して、CUIやGUIのブラウザで検索結果を表示するということも簡単にできるでしょう。色々と応用が可能です。
これで便利な日本語perldocライフが過ごせますね。
バージョン違いかなーと思うのですが、
chrome://settings/search でなく、 chrome://settings/searchEngines で設定画面が開けるようですね。
ヘルプも貼ってみますー。 https://support.google.com/chrome/answer/95426?hl=ja