xtetsuji) です。
おがた (@Mac OS X 版の日本語「Googleドライブ」アプリを入れると、ホームディレクトリに「Google ドライブ」という名前のディレクトリが作られて、特にコマンドラインで扱いづらいので名前を変更したいんだけど…という話です。
はじめに
$ cd ~/Library/Application Support/Google/Drive/
ls をすると
$ ls CrashReports/ snapshot.db-shm FinderExt.bundle/ snapshot.db-wal cacerts sync_config.db cloud_graph/ sync_config.db-shm lockfile sync_config.db-wal mach_inject_bundle_stub.bundle/ sync_log.log snapshot.db
といった感じ。今回は設定が入った sync_config.db が主役です。
念のためバックアップ
$ cp sync_config.db sync_config.db.bak
情報書き換え
sqlite3コマンドを使って設定情報をUPDATEします。今回はホームディレクトリ直下に “Google Drive” というディレクトリとすることにしましょう。
Googleドライブアプリをいったん終了させて、以下のように
$ sqlite3 sync_config.db "UPDATE data SET data_value='$HOME/Google Drive' WHERE entry_key='local_sync_root_path'"
とコマンド入力をすれば良いです。date_value= 部分を適宜書き換えればOK。
実際のディレクトリ名の変更も忘れずに。Googleドライブアプリを終了したあと
$ cd $ mv "Google ドライブ" "Google Drive"
を実行してリネーム(Finderでやってもいいです)。そしてアプリを再度起動するとよいでしょう。
エラー「Googleドライブ フォルダが見つからないため…」が出た場合は設定が間違っている可能性があるので、バックアップを戻してもう一度精査してください。
設定は自己責任でお願いいたします。
今回は「Google ドライブ」アプリ バージョン 1.8.4357.4863 で検証しました。
実際いまはどうしているの?
結局Googleドライブアプリはアンインストールしてしまいました。どうも馴染めなかった。どうせGoogleドライブ特有のファイルをダブルクリックしたらブラウザに飛ばされるのであれば、最初からGoogleドライブのトップ画面にブラウザで飛んだほうが便利だし、ブラウザ上ではドラッグアンドドロップでアップロードとかが出来るので、特にブラウザで不便を感じないというのもありました。
同期系のストレージであればDropboxが、WebDAV系ストレージであればBox.comがあるので、ひとまずGoogleドライブはそれらとは違う使い方をしているという感じです。