第4回 Twitter API勉強会に行ってきました #twtr_hack

第4回 Twitter API勉強会に行ってきました #twtr_hack#interest_aeこんにちは、日々Twitterで情報収集やテレビ実況を楽しんでいる おがた (@xtetsuji) です。

(とりあえずアップします。今のところ、もう少し加筆予定です at 2012/02/27)

先日、2月23日になりますが「第4回 Twitter API勉強会」に行ってきました。

公式サイトは無いようです。上記ZussarのURLのタイムテーブルより。

  • 19:00〜19:40 @yusukey 「Webサイト向けAPI」
    参考図書: Twitter APIポケットリファレンス
    (書いてある内容+αを話すだけでお持ちでなくても大丈夫です)
    http://bit.ly/twtr-ref
  • 19:40〜19:50 グルーブに分かれて簡単に自己紹介
  • 19:50〜19:55 デジタルハリウッドよりご挨拶
  • 19:55〜20:35 @twtrfk 「Virtua Fighter5 Final ShowdownのTwitter連動機能について」
  • 20:35〜21:00 LT
    @kimukou_26 「TwitterSphere of Twitter4J」
    @making「Twitter Bootstrap入門」
    @bina1204 「ApiDemos of Twitter4J for Android」

こんな感じでした。

今回足を運んだきっかけは、2012年1月28日に行われた「第3回Twitter研究会」のUstreamをたまたま観ていて面白かったことです。「Twitter研究会」は年1回の行事とのことで、特にそのUstreamで興味をひいたTwitter4JとTwitter APIについての @yusukey さんのトークで知った「Twitter API勉強会」は頻繁に行われている、というのがきっかけでした。しかも @yusukey さん主催。

今回初参加となりましたが、迷うことなくZussarで懇親会を含めて参加申し込みをして、「Twitter APIポケットリファレンス」を事前に購入して会場に向かいました。

詳細なメモは取っていないので、ざっくりとした感想をつらつらと書いていこうと思います。

まず @yusukey さんのお話。前述の「第3回Twitter研究会」でのお話とそれほど大差ないお話でしたが、生で聴くのはまた違いますね。とても面白かった。ちなみに @yusukey さんはTwitter社の中の人であり、JavaライブラリのTwitter4Jの作者でもあります。

座るときに机の左側に座るように指定されたのですが、これが「グループに分かれて簡単に自己紹介」の時に、左側が社会人で右側が学生だという仕掛けだとわかります。学生と社会人の交流を促進する、面白い仕掛けだなぁって思いました。もっとも、私の隣にいた学生さんは、起業をしている学生さんで、半分社会人みたいな方でした。後ろ席の方ともコミュニケーションを取ったりしましたが、皆さんいい人達ばかりで話題に花が咲きました。

前回と会場が変わって、今回はデジタルハリウッドさんが会場を提供してくれたということでしたが、意外に駅から近くて、Wi-Fiも貸してくれて、とても広くて快適な会場でした。一瞬入学したくなったくらい。

第4回Twitter API勉強会のデジタルハリウッド会場の様子

交流タイムも終了して、次はSEGAの中の人 @twtrfk さんによる「Virtua Fighter5 Final ShowdownのTwitter連動機能について」。ゲームセンターの機器と直接Twitter連携しないで別途サーバを用意する等といったお話。サーバ側はLinux/C/C++/Javaだそうで、Linuxの上にWebSphereとDB2を載せているとのこと。SEGAのシステムはIBMと懇意なのかなぁと思ったり。大企業のシステムにしては、テーブル構造や処理ロジックの詳細等、突っ込んだ話が多くて、大いに興味をそそられました。「部内SNSであるAmitterというのを作ってデモをした」「Twitterのテストアカウントをテストだと分からないように地道に100個作った」(Twitterの規約では連番アカウントはグレーなんですね)といった面白い話も聴けました。部内SNSを作ってしまってデモとは見習いたい開発パワーですね。最後の方はマーケティングとして、初音ミクさんのお話等が盛りだくさん。ちょくちょく格闘ゲーム全般は触っているのですが、久々にバーチャファイターをやり込んでみたくなりました。マーケティングに乗せられてしまいました。

LTで特に印象に残ったのは@makingさんによる「Twitter Bootstrap入門」でした。@makingさん曰く「CSSフレームワーク」。以前から名前は聞いていましたが、ここまで簡単なものとは。あまりに簡単にTwitterライクなおしゃれなデザインが作れるので、他との差別化が難しいといった新たな難題が出てくるくらいだそうです。社内ツールに色付けをする使い方とかに良いなぁと思いました。

その後、懇親会のため移動。指定された場所に行ったら雑居ビルのようなところで一瞬不安になりましたが、会場である部屋の中は非常におしゃれで、これまた居心地が良い空間でした。

第4回Twitter API勉強会の懇親会会場の様子

懇親会でもそうだったのですが、全体的にJava Hackerの人口の多いこと多いこと。発表もJavaずくし。懇親会で話しかけた人が開発者だったらほぼ確実にJava Hackerという状況。まぁ、@yusukeyさん自体がJavaのTwitter4Jライブラリの作者で、その人徳で人が集まっているということも大きいのかもしれません。Perlしか書けない私に、なんとなくJavaも書いてみようかなと思わせるくらいの空気感。良い人だらけで、居づらいということは全く無く、どことなく自分から見た異文化を垣間見たようで楽しい空間でした。

しかし、Java Hackerの中でPerlのお話をすると「CGI(ry」「Perl6(ry」といった話を振られて、ちょっと困る場面もあったり…。PerlというかLLの外側の業界の人から見たPerlって、今も初心者がCGIを書くための言語という感じなんでしょうね、やっぱり。LL全般に言えることですが、Perlも日々相当進化しています。私が追いきれないくらいに。ここは「日本Perl改造計画」に期待したいです。

「PerlにはTwitterのStreaming APIを仕様通りに実装しているモジュールは無い」といった話をどなたからかうかがったのですが、AnyEvent::Twitter::Streamにも何か欠陥があるのでしょうか…。普段使いしていて大きな問題は無いのですが…(Proxy等にHTTPストリームを切られたときに再接続しない問題があるんだなということは最近把握しました)。

著者サイン!懇親会で機会をうかがって @yusukey さんからサインを頂きました。嬉しかったです。

Twitter APIポケットリファレンスにサインをもらった

Java以外の他の言語の発表も募集しているというお話だったので、機会があればPerlのTwitterライブラリについて発表してみようかなと思いました。発表をするかしないかは別として、次回も時間が許せばぜひ出席してみるつもりです。

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