日別アーカイブ: 2013年12月14日

入院中、そして伝えたいこと少し

おがた (@xtetsuji) です。

ひょんなことから、2013年12月11日から一週間以上の長期入院をすることになってしまいました。しかも何の心の準備もないまま救急車で搬送されて緊急入院という形で。

緊急入院までのいきさつ

Twitterでも同報通信的意味合いでツイートしていたのですが、いきさつを書いておきます。

  • 2013年12月6日(金曜日)から腹の調子が悪くなる
  • 土日は病院休みだし、すぐ直るかなと思って放置していた
  • 月火と勉強会などで動いていたものの、腹の調子は良くならず
  • 水曜日に静岡の三島に行く予定だったが、その前に内科に行って診てもらって薬でももらおうと近所の病院に行く
  • 近所の病院で即座に胃カメラ(口から)ということになった
  • 胃からすごい出血しているのが分かって、病院の先生から「今すぐ緊急入院」と言われる。三島行きは当然キャンセルに
  • 救急車が到着。三島に行く装備で、今いる入院設備が整った病院に搬送される。
  • また胃カメラ(鼻から)。連続胃カメラつらい
  • 病変を確認。胃潰瘍という診断
  • 床上安静ということになって、ベッドから出られない状況に

めまぐるしくて、自分でも状況がよくわかりませんでした。深刻なのか楽観なのかとか。

入院先

少なくとも2013年12月18日までは入院しています。お見舞い歓迎しています。お見舞いの際は何らかのメッセージ手段(Twitter、Facebook、LINE、メールなど)で事前にご一報いただけると幸いです。

  • 2013年12月20日 追記: クリスマスあたりまでは入院しているっぽいです。身軽にはなったのですが、生体検査と食事療法に時間がかかるとのこと。
  • 2013年12月20日 追記: 順調に行けば12月24日の昼に退院できることになりました。
  • 2013年12月24日 追記: 12月24日に退院しました。

ソーシャルストリームに状況を流したこと

今回は状況をTwitterにアップしていきました。家族親戚が東京におらず単身なので、まずは身動きがとれるうちに同報通信をしようというとっさの判断でした。

あまり私は「承認欲求」と言われるものの類が強い人ではなくて、ブログ記事も一人に共感してもらえれば後は反感買わなければいいかなーといった感じの人です。なので、今回のソーシャルストリームに状況を流したことは、同情を得たいとか目立ちたいというよりも、単に自由のきくうちに同報通信をしたいという考えでしかありませんでした。

TLを見ていると、心配の声を多く頂いて非常にありがたかったのですが、中には暗に「こんな情報でソーシャルストリームを埋められても反応に困る」といった内容もあったような気がします。そこは非常に申し訳ない部分もありますが、心理的物理的距離感というのもありますし「あー @xtetsuji なんか大変そうだなー」くらいに受け流してもらっても全然問題無いですよ。私だってあまり面識のない人が同じ状況だった場合、どういう対応していいか分からないと思います。

これは見なかった意見ですが、ソーシャルストリームに状況を流すことで起こるリスクというのも少なからずあるとは思いました。私は心配性なので、出せばいくらでも出てきそう。だけど今回はリスクよりもメリットのほうが大きいととっさに判断して状況を随時流すことにしました

単身者はホットラインの類を事前に準備確認しておきたい

今回は突然の入院で、上述の通り、正直自分でも最初は状況がよくわからなかったです。胃カメラ本当大変といった程度。そして搬送されて入院して、だいぶ状況がわかるようになってきました。

入院は以前もしたことがありますが「一泊二日」といった軽いものでした。しかし今回は少なくとも一週間、しかも緊急入院。何の準備もしていませんでした。三島行きの装備をしていたので、コンピュータ機器などの連絡手段を持っていたのが唯一幸いでした。

今回痛感したのは、こういう緊急の時に連絡を取って助けてもらえる人を日頃から作っておくべきだなということでした。もちろん、身近に家族親戚やそれに類する人がいればその人に頼れば良いでしょうし、例えば「妻に頼ればいい」と内心思っている人はそれでいいかなと思います。羨ましい。ただ、私のように単身一人暮らしで地元から離れて生活しているという人は少なくないと思います。誰もが突然事故や病気にあうリスクを持っています。万が一の時に備えることは重要だなと痛感しました。

今回はTwitterで流した同報通信を見てくださった人の中から、最も病院に近いところに住んでいる友人をまず頼って身の回りの生活用品などを買ってきてもらいました。多くの人に声をかけてもらえる事は嬉しいのですが、みなさん暇じゃないし、誰にお願いするか、お願いする決め手に欠けて悩む部分もありました。親友や無二の友が「今すぐ駆けつけたい!」と言われても、それが帯広や札幌とかだと、さすがに気軽に「東京まで来て下さい」とは言えませんからね。ともかく、様々な方に心配していただいたことは本当にありがたいです。

特に2011年から積極的に参加させていただいているPerlなどの各所のエンジニアコミュニティの方々からは本当に多くの心配の声をいただいて、感謝してもしきれません。直接ソーシャルストリームでつながっていないはずの方からも声を掛けてくださったり、エンジニアコミュニティの人達の横のつながりを感じました。私も逆の立場になったときには、優秀なエンジニアの方々を助けられるようになりたいです。本当にありがとうございます。

その他

退院したら、入院中のあれこれとか、胃潰瘍の人に参考になる情報などをブログで書こうと思います。闘病記というほどではありませんが、せっかくの貴重な体験、記録して後の人の参考なれば幸いです。