xtetsuji) です。
おがた (@2015年になってから頻繁に東京自宅と音更町実家を往復しているのですが、よく「移動ばかりで大変ですね」「お金大丈夫なんですか?」と心配されます。用事があるのは事実なのですが、ほぼ自分の趣味で往復しているようなものなので心配無用です。また、会社を辞めて今は時間もありますし、退職に当たってしばらくは大丈夫なほど貯金はしたつもりです。
本来であればこのITの業界、ネットの進化によってどこにいても仕事ができるはずなのですが、仕事は会社に来てヤレという(この先端IT業界にいるのに)旧態依然の社内勢力によって阻まれるというのが悲しい現実となっています。本当にそれでいいのでしょうか。このことを考察するため、地方都市に赴いてテレワークやリモートオフィスを研究・推進している人とお話ししたりもしましたが、そのお話は別記事で行うことにしましょう。
とはいえ「高額な移動費を払い続けていたら、貯金があったって何ヶ月も持たないんじゃない?」というよくあるご質問に答えるべく、私が最近とっている東京・帯広間の安い移動手段をご紹介します。それは今話題のLCC(ローコストキャリア:格安航空会社)を使ったものです。特にこの記事ではLCCの中でもジェットスター・ジャパンを使ったものにフォーカスしています。
Contents
LCCという新しい潮流
東京から北海道への移動は、昔から飛行機を使わないと時間的に全く現実的ではないですし、トータルで節約できる金額もたかが知れています。
JAL(昔はJASも)、ANAの2大航空会社時代以前にもエアドゥなどの割安な航空会社がありましたが、JALやANAの追撃によって以前ほどの魅力は維持できませんでした。言い換えれば、エアドゥの得意としていた東京・新千歳間2万円前後の価格帯を、JALやANAは早期予約割引チケットで追撃したのです。早期といっても数週間前程度の予約でその値段になってしまうので、前日に出張の予定が決まるといったアクティブ過ぎるサラリーマン以外には、それで良くなってしまいました。これもエアドゥ経営不振の要因の一つでしょう。
大手が寄ってたかって新規参入組をいじめるというのは構図として可哀想という気もしますが、消費者としては品質が変わらず安いものが手に入る者に越したことはないのです。とはいえ、硬直した日本の航空業界に風穴を開けたという意味で、エアドゥは大きな功績を打ち立てたと言えましょう。
これ以上の価格破壊は無理かと思われた矢先、海外からLCCという新しい潮流がやってきます。
ジェットスター以外にも、ピーチやバニラエアといった多くの会社が話題になるLCC。それは、機内サービスを極限までそぎ落とし、あらゆるサービスを追加料金で受け付けることで、低価格を実現した航空会社のことです。
その安さたるや、東京・新千歳間でいえば概ね1万円弱。JALやANAの通常運賃の4万円弱を下回るエアドゥの2万円強すら霞む値段です。閑散期のキャンペーン価格であれば5000円を下回ることすらあります。自分も上京して20年近く当時から東京実家と地元を定期的に往復していますが、ジェットスターの明細を見て「これは航空券の値段なのか」と何度も疑問に感じるほどです。
ただし上述の追加サービス削減といったもの以外にも低価格の秘密があって、例えば滑走路使用料が高い羽田空港ではなく成田空港を使っています。後述しますが、成田空港と東京都心のアクセスは日に日に良くなってきて、その差を感じさせないところまで来ています。
とかち帯広空港には現状LCCは乗り入れていないけれど…
2015年5月現在、とかち帯広空港にはLCCは乗りれていないです。とかち帯広空港の定期便は長らくJAS→JALの路線のみでしたが、その後ANAが乗り入れます(これは後にエアドゥとのコードシェア便になります)。
一番良いのは、とかち帯広空港にもLCCが乗り入れてくれることなんですけれど、これは空港側との関係もあったりするらしく、すぐにはいかなさそう。それに東京・帯広間がそれほどドル箱というわけでもないので、LCCの採算ラインなども問題になるでしょう。
北海道では現状、新千歳空港にたくさんのLCCが乗り入れています。お金に糸目をつけなければ直接とかち帯広空港から羽田空港に行ったほうが早いのは当然ですが、実は「とおまわり」をしても新千歳空港までいってLCCに乗ったほうが安く済むのです。
背景の説明はこのくらいにして、私が実践している実際のテクニックをご紹介しましょう。
帯広と新千歳空港の間の移動
帯広と新千歳空港を往復しようとすれば、普通の人は「JRに乗ればいいんじゃない?」といいます。
No、それだと高いんです。
上の画面キャプチャだと快速エアポートの有料席を買う計算となってしまっているので310円高いですが、それでも帯広・新千歳空港間はJR北海道で6000円弱です。また、特急を使わず普通乗車運賃だけで帯広駅から新千歳空港駅に行くことは、JR北海道ではあまりに現実的ではありません。
新得・新夕張間に各駅停車の普通列車が走っておらず、そこの区間は特例で特急乗車券を持っていなくても特急に乗ることが出来る制度は良く知られています。ただ、交通費を安くしようと特急を避けようとした場合、この各駅停車の普通電車がない区間がネックとなります。
- 帯広駅で滝川行きの各駅停車に乗り、いったん新得駅で降りる
- 新得駅で特急スーパーおおぞらか特急スーパーとかちに乗る
- 新夕張駅で下車
- 南千歳行きの各駅停車に乗る
- 南千歳駅から(もう面倒なので省略)
ネックというか、もうこれ罰ゲームでしょ…。
帯広・新千歳空港間、特急料金が込みになると2015年5月現在は5860円なのですが(グリーン車は別料金)、この罰ゲームルートを頑張って通っても普通運賃は3380円なんです。しかも10年前からこれは定期的に値上げされているという…。
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もうお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、これからはバスの時代です。
帯広駅前から新千歳空港まで行くバスは実際存在していて、それはおびうん観光が運行しているミルキーライナーという長距離バスです。
なんと帯広駅前・新千歳空港間の運賃が3400円!しかも4枚綴りの回数券が12000円で購入できるので、3000円で帯広駅前・新千歳空港間を移動できるのです!
それでも「乗り心地悪いんじゃない?」と不安を覚える方がいらっしゃるかもしれませんが、3列シートの快適シートで、バス車内にはトイレ付き。狭い車内のトイレが嫌な方も、途中にある占冠パーキングエリアで休憩ができます。天気の良い日には出店もあったりして、パーキングエリアでもちょっと楽しいです。
休憩 (@ 占冠PA (上り/恵庭千歳方面) in 勇払郡占冠村, 北海道) https://t.co/Spp5pCG2ZG pic.twitter.com/5lJ9KaPlK0
— OGATA Tetsuji (@xtetsuji) May 6, 2015
高速道路に乗ってしまえば停車が無いので、列車とほぼ変わりない乗り心地です。空気の綺麗さでいえばバスのほうが上です(JR北海道の特急列車の中は喫煙可だったころのヤニが未だに残っている感じすらします)。特急列車が4列シートであることからも、快適さはバスでしょう。あとはバス酔いをするかといった個人の合う合わないだけではないでしょうか。
時間的にも、JR北海道でもミルキーライナーでも2時間ちょっとなのは同じです。ミルキーライナーのほうが10分程度到着が遅いくらいでしょうか。車内の快適さを考えたら誤差の範囲内といえましょう。
注意点としては、1日4往復の完全予約制なので、繁忙期は早めに予約しないと予約が取れないこと。知る人ぞ知る快適往復交通機関なので、旅程が決まったら早めの予約をおすすめします。もっと人気が出ればさらに増便されるかもしれませんね。
北海道は雪の季節があることも忘れてはなりません。冬季はそれ以外の時期に比べて平均して10分ほど遅れて延着するそうです。それだけでなく、大雪による突発的な交通障害なども勘案しておくべきです。空港からの交通機関であれば大丈夫でしょうが、空港への交通機関として使う場合は、予約している飛行機に乗れるよう余裕を持った旅程を組んでおくべきです。
予約方法はミルキーライナーのウェブサイトを参照してもらえばいいと思います。あまり利用しない人であれば電話予約で十分でしょう。
回数券は窓口購入になります。帯広駅バスターミナルなどで購入できますが、詳細はおびうん観光に問い合わせてみましょう。ウェブ予約や電話予約の際に回数券を持っていることを申請すれば回数券を使うことができますので、あまり難しくはありません。不明点があれば電話で問い合わせてみたり、バスターミナルで聞いてみるとよいでしょう。
それでも節約のためにとかち帯広空港ではなく新千歳空港まで行くのは面倒だと思う方は、こう考えてみると良いのではないでしょうか。まず、とかち帯広空港まではバスで1000円、40分くらいかかります。とかち帯広空港に早く到着しても特に時間がつぶせる施設もありません。新千歳空港へはバスで3000円、2時間で快適に行けます。そして新千歳空港に早く到着しても、新千歳空港には温泉から映画館まであらゆる施設があって、そこで楽しく時間がつぶせます。そして新千歳空港からのLCCはべらぼうに安いのです。
繁忙期といっても、北海道内の移動が増える場合と、北海道外から空港を経由した移動が増える場合の二通りがあります。北海道内の移動がそれほど増えない繁忙期の場合、ミルキーライナーが満席でも、ポテトライナーで札幌市街経由で移動するという方法もあります。これでも総額はJR北海道の現実的な経路よりずっと安いです。札幌市街に出ずとも、大谷地経由で空港連絡バスとつなげるのがオススメです(だいたい5000円弱かな)。
新千歳空港へ長距離バスが走っているのであれば、北海道の他の地域でも応用が効くのではないかと思いますが、現実的な時間と金額であるかは重要です。釧路だと4時間ほどかかってしまってバスの運賃も帯広のそれより高いので、とかち帯広空港より選択肢の多いたんちょう釧路空港から素直に羽田空港に行ったほうが良さそうな気もします。
成田空港と東京都心の間の移動
では、次に関東のほうの考察をしましょう。
羽田空港を利用したことがある人にとっては、成田空港って遠くて高いんじゃないかという印象がありますが、LCCの周辺環境が整備されてきたおかげでだいぶ変わってきました。
その最たるところは、陸のLCCとでも言いましょうか、THEアクセス成田(あくせすなりた)と東京シャトルの2大LCCシャトルバスの登場です。従来は成田エクスプレスで3000円程度かかった東京都心と成田空港の間の移動を約1000円まで安くしてくれるこの2大LCCシャトルバスの登場は画期的ですらあります。
東京都心側の最も大きい乗り場は東京駅のバスターミナルになります。乗り場こそ離れてはいますが、こちらにはTHEアクセス成田と東京シャトルの両方が停車します。成田空港側の乗り場は、第1・第2・第3の各ターミナルで両者同じ場所です。その他の乗降場については各ウェブサイトを参照ください。
両方のバスがだいたい30分おきにバスを走らせているので、よほどの繁忙期でなければ予約ナシにフラッと東京駅に来ても乗れる感覚です。所要時間は、2015年4月に新規オープンして国内線のLCCが集められた成田空港第3ターミナルであれば1時間20分ですが、だいたい1時間30分ちょっとを見込んでおいたほうが良いです。
料金については、各要素について変わってきますが最大で1000円です。子供料金、事前予約料金の有無、回数券料金の有無などです。私はというと、料金を安くする方法が少ないけれど、料金体系が明瞭でSuicaが使えるTHEアクセス成田のほうを愛用しています。成田空港で時間が惜しい場合は先に来た方のバスに乗りますけれどね。
成田空港は千葉県にあるわけで、成田空港と千葉県内や茨城県の間の移動は別の手段が良いかもしれません。とはいえ東京寄りの千葉県(たとえば東京ディズニーリゾートなど)の場合は一度東京駅まで出たほうが安いと思いますが、この辺りは詳しく調べていません。特に東京ディズニーリゾートの場合は、同じ東京駅とは思えないほど歩かされる京葉線ホームへの移動も考えて、別手段を考えてみるとよさそうです。東京ベイシティ交通の成田空港から東京ディズニーリゾートの直通バスなどを検討してみるとよいかもしれませんが、時間の選択肢が狭いのが惜しいところです。
東京駅に到着したものの1時間30分では成田空港で搭乗する飛行機に間に合わないということであれば電車を頼りましょう。とはいえ、同じ東京駅から出ている成田エクスプレスの場合は3000円ちょっとかかってしまいますが、それでも航空券を逸してしまうよりはマシでしょう。成田エクスプレスに乗れば間に合うとなれば、あとは人身事故が起きないことを祈るだけです(成田エクスプレスは人身事故が多い電車として有名です)。東京駅から歩いて迷わないのであれば、近所の日本橋駅から京浜急行電鉄(京急)が運行している成田空港行き電車に乗るという手段もあります。京急のほうは日本橋から1300円ちょっとなのでLCCバスとそれほど遜色ありませんね。LCCバスに乗る予定であるとはいえ、不測の事態に備えて別の交通手段を調べておいたほうがよいでしょう。
成田空港から東京都心を経由してどこかへ行く場合、夜遅くであれば乗り継ぎの終電であったり、帰宅ラッシュに巻き込まれないかといったことに注意しておいたほうがよいでしょう。繁忙期で22時以降のバスは満席で乗れないことも考えられます。成田空港からの夜中の移動は、東京都心での乗り継ぎ電車と親和性の高い電車を選んだほうがよいかもしれません。余裕を持った旅程を練っておくことをおすすめします。
新千歳空港でLCCに乗る際の心得
主にジェットスターを念頭に解説していますが、ピーチやバニラエアなどの他のLCCでも同様です。
新千歳空港でJALやANAなどの大手航空会社の飛行機で東京に行ったことがある人も、LCCの場合は別途心得が必要です。それは、LCCの手荷物検査のカウンターも搭乗口も大手のそれに比べて空港入口からべらぼうに遠いのことです。
そういうこともあって、ジェットスターの手荷物検査のカウンターは搭乗30分前で閉め切ってしまうくらいです。少なくとも、空港には搭乗1時間前には到着していて、すぐに手荷物検査カウンターに行けるくらいにしておく必要があるでしょう。
まだLCCに乗ったことのない方は、2時間以上時間に余裕を持って新千歳空港に到着した上で、一度場所などを把握することをオススメします。6時間くらい時間に余裕を持っても、映画や温泉で時間が潰せるので、時間があれば余裕を持つのが本当にオススメです。新千歳空港は楽しい!
成田空港でLCCに乗る際の心得
様々な場所に到着するために時間がかかるといった話は、上述の新千歳空港の場合と同じです。
成田空港で国内線LCCに乗る場合は、2015年4月にオープンした成田空港第3ターミナルへ行く必要があります。古い文献だと第3ターミナルについて触れられていない可能性もありますのでご注意ください。
前述のバスを利用する場合、第3ターミナルまで運行されているので安心ですが、それでも到着は一番最後なので余裕を持つ必要があります。第3ターミナルのオープン前にLCCを利用したことがあるという人は油断しがちかもしれません。
電車を利用する場合には空港第2ビル駅で降りてから第3ターミナルへ移動することになりますが、ターミナル間の移動には15分は見る必要があります。道を知らなくて迷う可能性があったり、手荷物が多くて移動が大変であればさらに必要ですね。
ほぼLCC専用の成田空港第3ターミナルではありますが、それでも手荷物検査と搭乗口への到着は余裕を持つ必要があります。新千歳空港同様、成田空港第3ターミナルには搭乗1時間前に到着してすぐに手荷物検査に入れる状態にしておくべきでしょう。
ジェットスターの航空券を知らない人のための最低限の知識
ここでは、LCCに乗ったことがないという人向けに、JALやANAなどと比較したLCCについての解説をします。主にジェットスターについての解説ですが、その他のLCCでも同様でしょう。詳細は検索して見るといろいろ出てくると思います。
手数料について
ジェットスターでは他の大手航空会社が別途取らない(基本運賃に含んでいる)手数料を別途取ります。
- 手数料および税金(380円)
- 支払い手数料(430円)
カッコ内は、最近私が乗った時の価格ですが、便や利用空港や時期によって変動があるかもしれません。
手数料及び税金についてはたぶん避けようがないものです。また支払い手数料については、ジェットスターマスターカードを使うことで支払いをしなくてもよくなりますが、このジェットスターマスターカードはアメリカのクレジットカードで、申請から何から何まで英語を使うことになります。日本で契約するには少々ハードルの高いクレジットカードでしょう。
つまりもろもろの手数料として1000円弱は見込んでおいたほうがいいということですね。
スマートフォンアプリ
iOSやAndroidのユーザには、ジェットスターから公式アプリが提供されています。便利ですのでダウンロードしておくとよいでしょう。
チェックインができますが、航空券はパソコンなどを使ってプリンタから出すか、空港のチェックイン機を使って予約番号から発券する必要があります。この点は、JALやANAのICチェックインより面倒ですが、安いので我慢といったところでしょう。
航空券とチェックインについて
上述でも少し触れましたが、オンラインでの予約購入が基本のジェットスターなので、発券もオンライン上で行うことができます。この場合は出てきた画面をパソコンからプリンタなどで印刷して、その印字した紙自体が航空券になるというものです。自宅のプリンタが壊れている私は、PDFにしてコンビニで印刷しています。
チェックインとは何かといえば、座席の割り当てと発券であると言えましょう(これはホテルのチェックインが客室の割り当てと鍵の手渡しであることに対応します)。ジェットスターの場合、飛行機の出発時刻の48時間前からウェブでのチェックインができます。
航空券購入時に座席指定をする場合は別途料金が必要なジェットスターですが、48時間前になったら素早くオンラインでチェックインを済ませれば希望に近い座席を追加料金無しに選ぶことが出来るでしょう。これについては後で考察します。
バウチャーとは何か
ジェットスターのウェブサイトで予約などをしていると頻繁に見る単語である「バウチャー」。英語の voucher は引換券であるとかクーポン券という意味があるようです。ジェットスターのバウチャーは1バウチャー1円として使えるポイントのようなものです。
おさえておきたいのは以下の2つ。
- 機内バウチャー:その搭乗機内でのみ有効なポイント
- フライトバウチャー:次の航空券の購入の足しに使えるポイント(有効期限に注意)
航空券を買う際に、別途料金がかかるサービスをまとめて買ってお得なバンドルを買った場合に、このバウチャーがついてくることがあります。
何を買うべきか
ウェブサイトで航空券を購入しようとすると、7kgより重い手荷物の持ち込みであるとか色々なサービスに手数料がかかることがわかります。一つ一つ選んでいたら手数料だけで結構な額になるので、ジェットスターではバンドルといったものでいくつかのサービスをお得にまとめ買いできるようになっています。
上記画面キャプチャにある通りです。とりあえず多くの人が迷うであろう、1480円で買える、4600円相当の Plus Bundle について。
- 日時・氏名の変更手数料無料(運賃の差額はあり)
- 142 JAL マイル または JPY 400 分のジェットスターフライトバウチャー
- 無料でスタンダードシートの座席指定が可能
- JPY 500 機内バウチャー
- あんしん Plus (JPY 10000)
2014年末から何度もジェットスターに乗っていて、Plus Bundle は買っていたのですが、まぁ自分の場合は要らないかなという結論に至りました。
- 変更手数料は決して安い金額ではないけれど、変更するほうがまれ。
- 400円分のフライトバウチャーはよいけれど、結構期限が厳しいので、たまにしか乗らないのであれば権利行使が難しい。あとは 142 JAL マイルをどう見るか。
- 座席指定は48時間前からウェブチェックイン後にできるので、よほど隣同士でなければならない子連れとかでない限り必須ではなさそう(座席だけであれば数百円で事前指定可能)
- 物価が高い空の上では500円程度の価値しかないし、酒以外は機内に持ち込めるので、地上で買って持ち込んだほうがよかったりする。
- あんしん Plus の適用条件は意外に厳しいらしい。
わからない場合はものは試しで、一度 Plus Bundle つきで搭乗してみてはいかがでしょう。
Max Bundle についてですが、12690円払うならJALに乗って羽田空港使うよなぁというのが率直な感想です。
48時間前チェックインについて
上述のとおりですがジェットスターでは搭乗時間の48時間前からオンラインチェックインが可能です。
どうせチケットは買っているわけで、空港での手間を省く意味でも、また座席指定を手数料なしで済ませるためにも、ぜひ利用したいところです。
チケットを印字していなくても予約番号があれば空港でチケット発券できるかは試したことがないのでわからないのですが、たぶんできるんじゃないかなぁと思います。とりあえず予約番号がないと無人チェックイン機が使えないので結構時間かかると思います。最近では多くの人がスマートフォンで予約番号を確認できるわけで、その点は心配ないかなと思います。
他の場所への応用
成田空港・新千歳空港の間の移動に慣れれば、他の地域への移動へも応用が効きます。例えば新千歳空港からは関西国際空港へのLCCも出ているので、関西方面への移動にも強い力を発揮してくれるでしょう。
調べてみると、関西国際空港からは南海電鉄が安い切符を発売していて、それを使えばかなり安価に大坂市街や京都・奈良・神戸へ行くことが出来ます。関西方面は私鉄も充実していて選択肢も多いので、楽しみながら調べてみるとよいでしょう。私も先日、成田空港から関西国際空港まで移動してみましたが、結構時間はかかるものの安価で良かったです。
東京に遊びに来ませんか?
というわけで、時間とちょっとのお金さえあれば、東京への移動はだいぶ現実的なものになってきました。この記事では安い移動手段のみで、宿泊先といったものには触れていませんが、それでも北海道の皆さんには東京が少しでも身近に感じられたのではないでしょうか。
最近の私は、北海道はもとより関西や福岡にもよく行っていますが、用事もあるのでだいたいは自宅がある東京にいます。もし東京に遊びにいくよという方がいらっしゃいましたら、ぜひ声をかけてください。東京の隠れた名所をご案内します。
LCCに驚いたツイートなど
先日、成田空港から新千歳空港に移動した時のジェットスターの価格がこれ。もっとうまく予約すればさらに安くなったくらいなので、うまく乗れば本当に安いです。 pic.twitter.com/2q9JbPl8bv
— OGATA Tetsuji (@xtetsuji) April 18, 2015
ジェットスター、ここまで安いともう航空券の値段じゃないでしょう。 pic.twitter.com/ZFuuZaIghM
— OGATA Tetsuji (@xtetsuji) February 8, 2015
北海道に行く飛行機おさえた。今回もジェットスター。新千歳空港からバスに乗って帯広に向かう予定です。東京駅から成田空港までもバス!新千歳空港から帯広までもバス!バス大好き!
— OGATA Tetsuji (@xtetsuji) February 3, 2015
では、皆さんよい旅を!