「YAPC::Asia Tokyo 2011」 #yapcasia に行ってきました

「YAPC::Asia Tokyo 2011」 #yapcasia に行ってきました#interest_aeタイトルの通りですが、2011年10月13日(は前夜祭)、14日(1日目)、15日(2日目)に行われたプログラム言語Perlのカンファレンス「YAPC::Asia Tokyo 2011」に行ってきました。

このブログ記事を見る方は「オマエ誰?」という方がほぼ大半だと思うので、私とPerl/YAPC周りの関わりを3段落で書いてみます。

  • 30代男性。aka @xtetsuji。地元北海道で18年、大学で上京、東京で今の会社に就職して8年、今に至る。
  • YAPCは2007年から毎年参加。毎年聴講のみの一般参加だったけど、ついに今年念願の自社がYAPC協賛スポンサーに!今年はそのスポンサー枠で参加。fonfunという赤いウネウネした何かがロゴの、ウェブメールをやっている会社です。
  • 就職してひょんなことからPerlを書き始める。元々はインフラ志望、Linux歴十数年、Perl歴8年。だけどブランク時期もあってスキルは…でもPerl大好き!モダンPerlの先端は追いかけきれていない今もヒヨッコだけど、VMやperlbrewで手軽になって手元では試しやすくはなった。社内は昔から濃ゆいmod_perlのシステム、それで今もなおmod_perlエキスパート(?)の道を邁進中(Nginxとかも試食中だしオワコン野郎って言わないで><!)。社内の内向きのアウトプットはしていたけど、長年(社会人になってしばらくしてから)ブログ等の外向きのアウトプットをしていなかったが、その大切さを最近痛感。今年2011年、地元北海道の縁もありHokkaido.pmでmod_perlを題材に初トークさせていただいたり、今ブログを書いたりし始めています。

よろしくお願いします。

毎年、懇親会等の交流の場では、一緒に来た会社の仲間数人と集団を作るだけで、シャイな性格ゆえかなかなかボッチ感が拭えなかったのですが、今年はHokkaido.pmの仲間との再会や、そこからの繋がり等もあって、ボッチ感が少し和らいで、より楽しかったです。ただ、特に有名な方に名前を覚えて頂くまでには至っていません(お前アウトプットしていないんだから当然!って言って下さい)。今年YAPCで頂いたモチベーションを利用して精力的にアウトプット、さらに精力的に交流する!これは次回への課題です。

各トークについては、技評さんのまとめを初めとした優秀なまとめが数多くあるので、個々に聴講したトークの内容は逐一書かず、印象に残ったトークの感想や場面をざっくり書いてみようと思います。

前夜祭 10月13日(木曜日)

YAPC::Asia Tokyo は今まで何度も参加していますが、前夜祭に来たのは今回が初めてでした。当初来る予定は無かったので会社で仕事をしていましたが、#yapcasia タグの中継を見ていて、居ても立ってもいられなくて「事前登録だけできればいいか」という気持ちで18時過ぎに会場に向かいました。

結局、会場に着いた時間が遅くてRejectConfは聴講できませんでしたが、事前登録を済ませ、会場ホールで私の大切な師匠の一人である@shakujiさん(今回は運営を担当されていました)にお会いし軽く談笑。ビールを頂き、その後の宴会に参加して北海道勢との再会を中心に親睦を深めることができました。

ホールから撤収した後についていった宴会の開場は狭く圧迫されて疲れたことも確かですが、酒場でもPerlやシステム用語が飛び交う光景、近くに来てくれたtokuhiromさんの熱いお話を聞くこととができたり、楽しく貴重な体験でした。

1日目 10月14日(金曜日)

遅れ気味に到着。@941さんのOpeningの途中から講堂に入りました。

その後、午前中は講堂で聴講をしていたのですが、Jesse Vincentさん、Tatsuhiko Miyagawaさん、Naoya Itoさんと、重鎮のトークが続きます。最初から疾走感と重厚感が半端なかった。Perl5の明るい未来を実感し、Cartonスゲーと驚き、スマホ開発のイマドキを生で聴くことができました。

午後はMarc Lehmannさん(非同期)、Kang-min Liuさん(perlbrew)などを講堂で聴きました。何年経っても英語は苦手。スライドから雰囲気を察する力だけは向上中。ダメですね、英語の勉強もヒアリングから始めてスピーキングも勉強しないと!と毎度思います。今年こそは実行に移す!

北海道(Hokkaido.pm)から来た@techno_nekoさんの「perl meets beats」を聴講。Hokkaido.pm#5でもこれの一つ前のバージョンのトークを聴講しましたが、機知に富んで面白いトークでした。こちらは2日目ですが@hrkさんの「OtoPerl」も聴講して「Perlで音楽、アツい!」と思いました。

Plack以前のWAFで盛り上がったりMooseに湧いたりといった例年と違い、特定のプロダクトや動向に多くの注目が注がれない年だったとは思いますが、ゲームとサウンドが個人的にアツい(ネタ的にも笑えますし)と思いました。

今年特定のプロダクトがことさらフォーカスされなかったのは、良い意味で現状が成熟していて過去からの新陳代謝が起こっているからなのではと思います。もちろん進化や新しいものを生み出す原動力は必要ですし、JavaScriptの話が多いのは時節柄としても、一時期過大に持ち上げられたORMも今回はORM-dis風潮に飲まれたり…。SQLチューニング等、温故知新は悪い事ではないかなと。周囲に話を聴いても「いくらOOPを楽にしたいといえパフォーマンス等を犠牲にしてまでMooseしなくても自分でblessすりゃいい」といった話も聴きます。私もそう思います、というかblessって構文の名前、オシャレじゃないですか。私は好きですよ。

LT1日目。20個近いLTに大盛り上がり。でも iSteve for perl が全て持っていったくらいの威力でしたね。単純に高い技術を発表すれば盛り上がるわけじゃない、LTの面白さと難しさを再確認しました。

懇親会は、再会した北海道勢と盛り上がったりできて、今までのYAPCの懇親会に無い活発な交流ができましたが、それでも有名人に中々声を掛けられなかったり、ボッチ感が完全に拭えた感じではありませんでした。これも次回への課題でしょうね。でも、あの大勢の空間の中ではなかなか難しい部分もあります。私はスポンサー枠を示す緑色のストラップを下げていましたが、特に収穫や恩恵はありませんでした。

2日目 10月15日(土曜日)

1日目もそうですが、2日目は本当に悩みました。1日目以上に聴きたいトークの時間が重なりまくっているのですから…。どうしたものか…。現地のアツい空気は感じているし、聴けないトークは後日の動画やスライドの公開に期待しようと心に言い聞かせつつ、毎回苦渋の選択をしました。

午前中は前日同様講堂に入って「続 Unix Programming with Perl」「運用しやすいWebアプリケーションの構築方法」を聴講。実践的な内容に満足。

午後は「私は@nekokakさんのファン」とか言いつつ、「watch your log」ではなく、蔵前会館へ移動して「DISられないCPANizeを目指して」を聴講しに行きました。これからCPAN Authorを目指したい自分にとって、この聴講は大きな糧となりました。

数学科出身で圏論などを操り、今回の技評レポートでもその超速レポートぶりを発揮していた@hirataraさんの「Monads in Perl」を聴講。私も実は数学科出身ですが、専攻が違ったので圏論は全くの専門外。でも、分かりやすく解説されたトークからの数学の香りはとても心地良いものでした。最近数学自体を勉強していないなぁ…、Haskellも興味あるなぁ…、等と聴講中も聴講後も思いを巡らせました。

「SKYARC system presents 招待 LT」。地方の力、若い力を存分に感じました。スカイアークシステム++。若い方々頑張って、地方頑張って。私は個人的にHokkaido.pmを応援していますよ。

15:20は究極の選択。北海道勢の究極のダブルブッキング。私が個人的にお世話になった(と勝手に思っている)@aloelightさんの「少人数でのWebアプリ開発 – CGIからPSGIまでの変遷」と、高校生ホープの@akiymさんの「なぜ、高校生がPerlを使うのか?」。苦渋の決断の末、前者を聴講しにいきました。mod_perl止まりの私にとって、少人数でも進化を続けておられる@aloelightさんが羨ましかった。トークも面白かったです。

移動が多い2日目。また移動して、「OtoPerl」「Perl Hobby Programming – Games::BeLike::EightBIT ターミナルで8ビット風ゲームを作ろう」を聴講。OtoPerlについては前述。8ビット風ゲームはHokkaido.pm#5や1日目LTでも聴講したものの長時間バージョンですが、ある意味破壊力抜群。OtoPerlとともに、面白すぎて笑いが絶えない2トークでした。

その後は講堂に戻り、LT2日目、基調講演、Closing、と進行。

基調講演「Managing A Band Of Hackers」はギークのマネージメントといったお話。私はまだマネージメントをする側ではありませんが、マネージメントも含めて色々体験してみたい、その時にはこの基調講演の内容を活かしたいと思った次第です。

Closingは@lestrratさんが登壇。スライドの企業スポンサーの中に自社ロゴがあったのは感無量でした。そこで示された数字を見るだけでも、YAPC::Asia Tokyo って本当に大規模な祭典!今回は時勢柄ゆえかJavaScriptの話も多く、Perlをメインで書かない人も是非来てみる価値があるイベントだと断言できます。だって、懇親会でも「Perl歴本当に少ないんですよ」「業務ではPerl以外を使っています」っていう方にチラホラお会いしたくらいですからね。

例年通り、トークの投票の抽選などClosingの中で行われて喝采や笑いで盛り上がる中、YAPC::Asia Tokyo 2011は閉幕。

毎年ですが、今年は特に語り尽くせないほど本当に面白かったです!来年があるかどうか?という不安な発言もClosingで飛び出しましたが、来年・次回があれば、次回はさらに楽しめるよう、それまでアウトプットをしたり自己研鑽を楽しんで、万全の体制?で望みたいなって思いました。

トークをした皆さん、本当に楽しかったです。イベントスタッフの方々、本当にお疲れさまでした。私とお話をしてくださった方々、また機会を見つけてお会いお話できれば本当に幸いです。

長文になってしまいましたが、これを以て YAPC::Asia Tokyo 2011 のまとめとさせていただきます。ありがとうございました。

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