xtetsuji) です。
10年間くらい仕事と趣味でPerlプログラマーをしている、おがた (@件名の通りですが、YAPC::Asia Tokyo 2014 が2014年8月28日(木曜日)の夜の前夜祭から3日間にかけて行われます。
私とYAPC::Asia Tokyo
2006年から行われているYAPC::Asia Tokyoですが、私は2007年から毎年同僚と一緒に行っています。
最初は完全ボッチで後輩と固まって聴く専門でしたが、2011年7月のHokkaido.pm#5への参加からPerl界隈の知り合いが増えて、それ以来全国のPerlプログラマー同士の同窓会の場になっています。2012年と2013年には思い切ってトークをする側にまわることもできて、とても有意義な体験をすることができ、それによってさらに仲間が増えていきました。私にとってかけがえのないイベントです。
YAPC関連で2013年に書いたブログ記事はこちら。
- YAPC::Asia Tokyo 2013 に参加してきました #yapcasia
- YAPC::Asia Tokyo 2013 前夜祭 #yapcasia
- YAPC::Asia Tokyo 2013 1日目 #yapcasia
- YAPC::Asia Tokyo 2013 2日目 #yapcasia
- YAPC::Asia Tokyo 2013 ハッカソンとその後 #yapcasia
- YAPC::Asia Tokyo 2013 で「Apacheの展望とmod_perlの超絶技巧」というトークをしてきた話など #yapcasia
YAPC関連で2012年に書いたブログ記事はこちら。
YAPC関連で2011年に書いたブログ記事はこちら。
2010年以前は個人ブログとかも書かず、対外的なアウトプットをせず社内にこもっていたので、感想記事はないんです。残念。
今年の楽しみ方
2013年は、突然の運営側からの「来年やる人いないからYAPC無くなるかも」発表の後、しばらくして@yusukebe さんが腰を上げて、2014年も行われることが発表されました。本当にめでたい。
上記にも書きましたが、YAPCの楽しみ方は「年に一度、日本全国のPerlプログラマーが集まる同窓会」といった感じではないでしょうか。もちろん人によって色々な楽しみ方があると思います。今まで地域.pmに行ったことのない人が今から突然行くわけにもいかないので、そういう人はせっかくのYAPCの場ですので、他のPerlプログラマーとの交流を重点的にするのがオススメです。情報だけならネットで検索すれば出てくる時代ですし、臨場感は味わえませんが後日Youtubeで大半のトークは公開されますし。
トークが終わった後のスピーカーを捕まえて質問してみるとか、そういうことで良い出会いが生まれたりすることがあるかもしれません。多くのスピーカーは質問を受けることが嬉しいはずです。私も質問する側、される側、両方で今までかけがえのない良い出会いがありました。
懇親会は事前応募制で漏れてしまった方もいるかもしれませんが、YAPCビギナーだったり、知り合いがいないよという方は、色々な場所に行ってみて声をかけられそうな人がいないか探してみるといいと思います。せっかく行くのであれば、実際に人と交流しないともったいない。本当にそう思いますし、2010年までの自分に言ってやりたいです。
昨年度までを振り返って、私のYAPC参加の反省点は以下です。
- ずっとトークを渡り歩いて聴講し続けたので、YAPC運営側が想定していたようなフリースペースでの懇親といったものに参加できなかった
- 特に英語力の問題で、海外ゲストとの交流に尻込みしてしまった
- 自分のトークがあった2012年と2013年は、それで頭がいっぱいで結構大変だった (得られるものも多かったですが)
その後、英語力は全然成長していませんが、今年は拙い英語でも海外ゲストにぶつかって懇親していこうと思っています。ヒアリングとスピーキングはダメでも、読み書きなら多少はできるぞということで、紙とペンを持って困ったら筆談してやろうという意気込みです。「I can not speaking and hearing English. But I can write and read English!」なんてTシャツ作っておけばよかった。
というわけで今年はこんな感じでいこうと思います。
- 今年はトークの聴講というものは最小限にして、各スペースで行われているイベントを積極的に回ることにする。臨場感は味わいつつ、多くのトークは後日公開される動画で観る。動画撮影非許可のトークは重点的にチェックする
- 海外ゲストに果敢にぶつかっていく。最後の手段は紙とペンで筆談!
- 自分のトークがない分、2日目の「Perl入学式 in YAPC::Asia Tokyo 2014」のお手伝いでYAPCに少しでも貢献する
あと、Twitterなどでいつも有益な情報をいただいているけれど、実世界ではほとんどまたは全く面識の無い人とお会いして顔を広げたいっていうのは毎年の願いです。2011年から人の輪が広がってきて、人が人を呼ぶ感じになってきたので、本当にコミュニティというのはありがたいです。
Perl入学式 in YAPC での出会いも今から楽しみです。
その他いろいろ
今年のYAPCのトークは例年にない2倍近い高倍率で、相当数のトークが落選しました。かくいう私も、今年も応募したものの落選してしまいました。
が!そういう落とされてしまった(リジェクトされてしまった)トークをやろうというイベントがYAPCの熱が冷めやらない9月3日に行われて、そこでお話させていただくことになりました。
例年、1000人規模の人数を集めるYAPCが終わったあと、日本のPerlプログラマーコミュニティはそれをきっかけに盛り上がります。今年も半分過ぎてしまいましたが、各地のPerlコミュニティに足を運んだり、日頃からサポーターとして参加しているPerl入学式が盛り上がったり、まだまだ楽しみなことが色々ありそうです。
まずは明日からの3日間の YAPC::Asia Tokyo 2014 を心残りなく楽しめるように全力で行こうと思います。皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。