ブログ記事は、それがいつ書かれたかすぐに分かるようになっていてほしい

ブログ記事は、それがいつ書かれたかすぐに分かるようになっていてほしい#interest_aeおがた (@xtetsuji) です。

結論はタイトルの通りなんですが、ブログ記事は「それがいつ書かれたかという日付」もしくは日付に準ずるものがすぐ分かるようになっていて欲しいという話。

書かれた日付を重要視する理由

それはネット上の情報はすぐに陳腐化するから。特に私が知りたいITエンジニア系情報の陳腐化の速度は相当なもので、「○○が今流行っている!」って書かれていても、それが3年前の記事だったりすると、今とはだいぶ情勢が違ったりするわけです。書かれた日付が見つけやすければいいものの、それを知る事が困難な場合もあったりして、やっとの思いで書かれた日付を見つけたら3年前だったりするとガッカリですよね。

逆に「○○は今や廃れた」というブログ記事はなかなか出てきません。それは、その○○を作っている人や、それを愛用している人へ喧嘩を売ること同然であることも一つの理由です。こういう情報はなかなかネットに上がらない。だからこそ勉強会やエンジニア同士のリアルな交流が必要なのですが、その話はまた別のブログ記事で。

書かれた日付を目立たせる方法

人によってどの部分を先に見るか分かれる部分でもありますが、最も目立つ明瞭な情報の一つはURL(ブログ記事のパーマリンク・固有のURL)であると言えます。URLの中に日付やそれに準ずる情報が入っていれば一目瞭然と言えましょう。

既に運用されているブログで、URLに日付やそれに準ずる情報が入っていない場合、それを変更するのは難しいでしょう。外部のブックマークなどを断ち切ることになったり、ソーシャルボタンのカウントを破棄することになったりするからです。

ちなみに私は2013年8月から自分のサーバ(VPS)上でWordPressを使ったブログ運用にしていますが、WordPressのブログ記事のURLはデフォルトである “/?p=数字” 形式から、”/年/月/記事スラッグ/” (スラッグとは記事の概要をURL用に要約した文字列)形式に変更しました。これでブログ記事自体を一切読まなくても、そのブログ記事が書かれた年月を知ることができます。ちなみに “/年/月/日/記事スラッグ” といった「日にち」を入れる設定にもできますが、個人ブログなので毎日更新するわけでもないし、月別アーカイブのURLが “/年/月/” であることがURLデザイン的に綺麗に対比していることから、この形式を選びました。WordPressユーザであれば、この設定は設定画面から簡単に変更することができます (上述の通り既に別形式で運用しているサイトでは気軽にこれを変更すべきではないでしょう)。

もう一つの簡単な方法は、自分が使っているブログのデザインテーマで書いた日付が目立つテーマを選ぶことでしょう。WordPressでも、ブログを書いた日付が目立つものもあれば、そんな事なんて全く考えられていないテーマもあります。まずはテーマ選びが大事。

ブログはファンがつけば毎日見てもらうものになります。そんな中でブログテーマはくどくどしくないものが良いような気がします。一画面に表示しきれないような巨大なヘッダ画像があるような「まるでアメブロのような」ブログテーマは、毎日閲覧する人のどれほどが嬉しいでしょうか。芸能人や有名人の端正な容姿の写真を毎日観て嬉しい人以外は、単なる一画面スクロールの手間を発生させ、無駄なデータをダウンロードさせるだけ (近年のスマートフォンではテザリング等で転送制限などもあります) ではないでしょうか。ブログパーツも一時期流行して、過剰に貼りつけているサイトもあります。適切に使えば他の情報源への誘導として効果的ではありますが、ブログパーツは調味料のようなもので、得てして役に立たないブログパーツを過剰に貼りつけているサイトがチラホラとあるように思えます。ブログパーツ自体を否定するわけではないですが、まずは上述のような問題点を鑑みて、各ブログ記事そのものこそが自分が見せたいコンテンツであり、それと比べて各ブログパーツがどれほど有用なのか、今一度比較してみてほしいと思わされるサイトもあります。必要ではない情報で本当に読者が求めている情報が目立たない・探しづらいというのは不幸そのものです。

URLでもテーマでも解決できない場合は、泥臭い方法ですが、ブログ記事中に手作業で日付を書いてしまうという方法もあります。私はよくブログ中に情報を載せる時、それが時代と共に流行り廃りの対象になりそうなものに対しては「(○年○月現在)」と書くようにしています。また、イベント参加などに関しては「○年○月○日に参加した…」といった事も書くようにしています。イベント参加のブログ記事はなるべく参加後すぐに書けるのが理想ではありますが、なかなかそうも行きません。ブログを書いた日付が分かっても、ブログで言及されている情報の日付が数ヶ月単位でズレていることもあるので、手作業で日付を書くことは手間ではありますが、良い習慣であると思います。

SNS全盛の今、ブログを書く事の重要性

これは「ブログ記事を書いた日付を目立たせよ」という本筋とは微妙に異なるのですが、FacebookなどのSNS全盛の今、ブログを選択する理由というものがあります。端的に言えば、Facebookを含んだ多くのSNSと呼ばれるサイトでは過去記事の検索が容易にはできないからです。ブログであればブログ自体が検索機能を持っていたり、検索エンジンの力を借りることだってできます。しかしFacebookの情報は数日もすれば埋もれてしまいます。しかもなんとFacebookは他人どころか自分が書いた投稿記事の検索すら通常のインターフェースではできません。驚きですね。長く参照されるべき情報まですぐに陳腐化させるもったいないプラットフォーム、それがSNSだと私は思っています。これについては、私はSNSの類を積極的に好んでいないことも加味した意見である事を差し引いて読んでいただければ幸いです。

私はプログラマーで、各種SNSから強引にデータを引っこ抜くプログラムも書けますが、自分が書いた情報を見てもらいたいのは、そういう手間をしない・できない多くの方々です。「それFQL(Facebookの情報問い合せ言語)でできるよ」という発言は、私だけを主体とした世界では命題の解決になっていますが、根本的な問題解決にはなっていません。

SNSにも良さがあって、レコメンドや承認の可視化というものが嬉しいというものもあります。また情報が刹那である反面、直近の情報が目立つということもあり、電話やIM的なその場限りの情報を展開する場としても有用です。それに閉じた(閉じることもできる)ネットワークである事の活用から、インターネット全体から見られたくない情報を仲間内だけで公開する用途としては良い場所でしょう。

それでも、せっかく自分が書いた情報の多くは、多くの人に末永く見てもらえるというのが、インターネットの良さであり、多くの人の情報利便性を高めることではないでしょうか。通常のブログであればGoogleなどの検索エンジンが拾ってくれて、それこそ「直近に更新された」記事の検索すらできます。情報の海から新しい情報を求めている人には、こういった検索エンジンの機能などエコシステムが揃っていることも心強いです。

SNSそのものについての功罪については長くなるので、また別記事で書こうと思います。

まとめ

ここまで読んでくださった方なら大体理解していただいたかと思いますが、まとめを書いておきます。

  • ネットの情報は陳腐化が激しい
  • 特にITエンジニアに関する情報の流行り廃りは激しい
  • 流行りは取り上げられるものの、廃りをネットで取り上げることに差し障りのあるケースが多く、古い流行りを取り上げた記事ばかり残り続けて、その時点では正しくない情報に翻弄されるという問題がある
  • ブログで書いた日付を目立たせる方法は、URL、適切なブログテーマの選択、もしくは愚直に手で書く
  • ブログ中で言及されたイベントなどの事象は、ブログを書いた日付より古いものもあるので、都度その日付を書くことも重要
  • SNSは刹那な情報ツールであり、それを理解した上で使うなら良いが、ナレッジベース的に情報を蓄積して再利用するといったツールではない
  • 今SNSではなくブログに情報を書くことは、検索エンジンなどのエコシステムに回収してもらって読者に選別してもらえるという利点もある

色々な意見があるかと思いますが、ブログを使い、ブログ記事を書いた日付だけを明瞭にするだけで、色々な人の利便性が上がる。それに共感していただければ幸いです。

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