月別アーカイブ: 2014年7月

夢を追いかけるということ

おがた (@xtetsuji) です。

最近は教育とか学習について考察していて、長文のブログ記事を書いていたんだけど全然まとまらないので、その途中で考えた軽いエッセーを書いてみます。

夢をかなえた人

これを書いている2014年7月30日は sweet ARMS という4人組声優ユニットの TRIGGER というCDの発売日なんですが、その一人の佐土原かおりさんがこのCDで夢をかなえたという話。

佐土原かおりさんは小学生の頃からTWO-MIXが好きで、TWO-MIXの永野椎菜さんに何度もデモテープを送ったりしていたという筋金入りのTWO-MIXファンだったそうですが、めでたくこのCDで永野椎菜さんに「Reboot Tactics」を作詞作曲してもらうことになりました。今日、帰宅途中にウェブラジオ「sweet ARMS放送局 ~RADIO THE TRIGGER~」(第3回目)を聴いていたら、そのことを嬉しそうに語っていました。本当に好きなんだということが伝わってくる。

以前から自身のTwitterでは「自分がTWO-MIXの楽曲を歌うなら?」といった質問もしていたので、当時から本気が伝わってきました。

それを聴いていて「やっぱり夢はかなうこともあるんだ」とか「かなうかなわない関わらず、何かに熱中してそれを追い求めることは大事なんだ」とか思ったりしました。もちろん、本人の才能もあるんでしょうが、佐土原かおりさんと永野椎菜さんの以下のブログ記事を読んで見ると、やっぱり努力や出会いって素晴らしいと改めて思わされます。

テレビを見ていれば「成功者」はたくさん映るけれど、こういうスケールで好きという感情がが駆り立てる成功例は、なんだか自分もできなくはないんじゃないかという、また違った夢や希望を感じさせてくれます。たんに自分が佐土原かおりさんを昔からウォッチしていて、数年越しにかなった夢に、本人のように喜んでいることもあるでしょう。

夢を追う人を理解しない日本

平成不況くらいからか、日本人は夢を見なくなっただけでなく、夢を追う人に対しても現実的な生き方を押し付けるようになったなと感じます。子供には夢や可能性を語るけれど、大人になったら途端に現実的で日々を生きるだけの人になってしまう。最近では子供ですら「将来の夢は公務員」とか言ったりする時代です(公務員が悪いと言っているわけではありません)。

身近な人に過剰な迷惑をかけないという前提ですが、大人になっても夢を追いかけ続けるっていうのは良いなって最近になって思います。冒頭の教育活動にも関連するし自分が年齢を重ねたということもありますが、年齢を重ねてからもプログラミングにチャレンジしようとする人を見ていたりして、そういう感想が強くなった感じがします。

例えば、40歳を過ぎてから医者を目指して医学部を受験しようとしだしても、アメリカでは周囲はとやかく言わないのが普通なのだそうです。これが日本だと、何を無謀なと言い出す人が多そうですよね。金銭面で他人に過剰な迷惑をかけるならまだしも、自分の蓄えた金で実行するのであれば何ら問題無い。だけど日本は年齢を重ねれば重ねるほど無難な方を選ぼうとする傾向にあるのだと思います。

今やインターネットやITの時代になって、外からのプログラミングやプログラマーへの興味関心が高まっているなと、教育系勉強会を通じて感じます。自分は職業プログラマーを10年ほどやっていますが、自分の職業が他の職種の人の夢や魅力となっていることは素直に嬉しいです。そういう人達が台頭して、私の立場を奪ってもらってもいいくらい。いや、困るかな。2020年には全ての職種がIT関連になるとも言われてる昨今、この流れは必然なのかもしれません。

昨今の日本の場合は、長時間労働で時間が無いことに加えて不況で金銭的な余裕が無いことも、夢が持てないというか、夢を追いかけられない理由なのかなと思います。せめてどちらかがあればもう片方を補えるのに、とすら思います。時は金なりですし、金は時でもあります。

趣味という観点も良いと思います。「二位じゃダメなんですか」という言葉は詭弁でしかありませんが、大人になってからも音楽や芸術やスポーツを嗜んでいる人は魅力的です。片手間でピアノを習ってもチャイコフスキーピアノコンクールで優勝できるわけでもないし、片手間でサッカーをやってもワールドカップに出られるわけではありませんが、それでも趣味を持つ事は良い。仕事人間が定年を迎えて人生の目標を失って転落してしまうという話は、特に高度経済成長期を抜けた頃ならよく聞いた話です。人生の幅は広げていきたいものです。

自分はというと、最近は金銭的にも時間的にも体力的にも余裕がなくて、趣味も課外学習もできていないなと、冒頭の佐土原かおりさんの話を振り返りながら考えさせられました。趣味として音楽やスポーツや絵画などに取り組んでいる周囲の人達を見習って、自分も何か趣味の広がり持たせたり、夢を追いかけたいと思いました。

社会人になってしばらくは仕事一筋というか仕事のことを考えるので精一杯だったのですが、2010年からのコミュニティ活動の開始や交友関係の広がりをキッカケに、ここ一年くらい趣味の充実は目下の課題となりました。ただ、時間・金銭・体力のどれも伴っておらず趣味の幅を広げられていなかったのが実情でした。しかしながら、これからはこの3つを作っていく事から始められたらいいなと思いました。

私の夢はなんだろう

時々思い出すフレーズに「夢は口に出すとかなう」というものがあります。実際、佐土原かおりさんがTwitterでTWO-MIX愛を語っていたりするのも、そうなんだなーと思わされました。もう若くない年齢とも言える私ですが、前述の通り今からでもやってやろうという意欲に満ちあふれています。金銭時間体力がついていかないだけ(言い訳か)。著名なプログラマーのあの方も言っていましたよ「何かをすることに遅すぎることはない」って。

子供の頃からの夢とかって言うと恥ずかしい部分もありますが、ここに書いて何かのキッカケがつかめるかもしれないので書いてみます。

最近では、海外で活躍することへの興味があります。中学時代から英語が全くダメなので、まずは英語力の向上から始める必要がありますが、何か糸口を見つけるために語学を磨いていきたいです。職業柄、英語の読み書きは若干できますが、細々とリスニングも始めています。とくに聞くこととしゃべることの英語勉強法が詳しい人がいたら、アドバイスいただけたらこれほど嬉しいことはありません。

職業プログラマーとして10年、コミュニティでのプログラミングを4年ほどしてきましたが、その経験を生かしてもっと人々が役に立ったと思ってもらえるものを作りたいです。また、プログラミング教育も推進して、私をきっかけにプログラミングを始めたという人が良いモノを作るという連鎖も作りたい。そこで自分の名前が表に出なくても良いけど、終身雇用制が瓦解した今、そういう活動がセルフブランディングとして多少役に立って人生を生きる役に立てばいいなとも感じます。

子供の頃からの夢といえば、科学者になりたかった。理科が本当に好きで小学生のころは元素の周期表や化学反応に夢中でした。その後中学時代に科学部に入って生物を勉強して、高校時代に化学部に入って化学に取り組み、高校時代後期はその後も交友が続く友人と大学レベルの物理学や数学に取り組んで大学は数学科に入って何年も数学に取り組んだものの、社会人になってからその経験があまり生きていないのが残念なところ。子供の頃の自分が今の自分を見たら、白衣を着て研究室にいない自分にガッカリしていたかもしれません。今からでも遅くない?

そして小学生のころからクラシック音楽が好きで、特にベートーヴェンやモーツァルトが大好きでした。ベートーヴェンのように作曲、特に交響曲で自己表現したかったし作曲家になりたかった。作曲は小学時代から高校時代まで取り組んでいましたが、ピアノが弾けなかったので和声の知識が乏しかった。楽理や作曲の書籍は読んでいたものの、やはりピアノが弾けないのはハンデでした。自分にとってのピアノは作曲のための手段でしかないですが、好きな曲が弾けたら生活が豊かになるだろうなぁって気持ちもあります。ピアノを習うことは今すぐにでも始めたいですが、ピアノを買うお金と置く場所が積年の課題です。とはいえ、今これを書いていて些細な問題だなと思ってきました。文章を書いて自分と対話することは大事。

というかここまで書いて気づきましたよ。2014年はゴーストライターに交響曲を書かせて問題になった作曲家や、コピペ論文で博士号を取って生物学を揺るがす大発見をしたと言った後に様々な研究不正が発覚して日本の科学への信頼を失墜させた科学者が話題をさらっていった年だったということを!

嘘や不正で名声を得るくらいなら、趣味の域でもいいので身近な人を感動させたり驚かせたりする作曲家や科学者に今からでもなってやるぜ!ここまで書いて自分の中でそういう結論になりました。交響曲HIROSHIMAやSTAP細胞が自分の気持ちを後押ししてくれるとは、思いもしませんでしたよ。

あなたの夢はなんですか?若くても年老いても、今からでも全く遅くはありません。もしよろしければ私にその夢を教えて下さい。私にも協力できることがあるかもしれません。

iPhoneでリリースされたドラクエ1とドラクエ2をプレイした

おがた (@xtetsuji) です。

スマートフォン版のドラゴンクエストポータルアプリが出て、最初にドラクエ1が無料で公開されて話題になりました。

話題になった時にダウンロードしてしばらく放置していたんですが、スマホ恒例のソーシャルゲームに疲れて、逆にストーリー性の高いRPGがやりたくなって、iPhoneでドラクエ1をプレイしてみました。ドラクエ1もテンポよくクリアできたんで、気分よくドラクエ2も500円で買ってプレイ。スクエニの作戦にハマった一人です。

スマホ版ドラゴンクエストの総じての感想と、携帯ゲームの今後の予想

操作がボタンじゃなくて、画面に出た十字キーをタッチするのは細かい動作が難しいです。懐かしい格闘ゲームもiPhoneで色々登場していますが、昇竜拳コマンドとかを入力するのも一苦労で、らくらくボタンみたいなのがあるくらいですし。私が超大好きな真サムのような、気が狂ったような格ゲー全盛期のようなコマンド入力とかiPhoneじゃほぼ無理。あれが物理ボタンより操作しやすいという人はいないでしょう。ドラクエも似たようなもの。特に塔などの細かい動作が求められるところで足を踏み外して落っこちるとか、2回くらいやりました。

ドラクエ1も2も国産RPG黎明期の作品なので、全盛期のファイナルファンタジーとかと比べると、それほどストーリー性が高いわけではないです。ただ、昨今のストーリーなんて皆無に等しいスマホのソーシャルゲームに比べたら、人々の会話などが新鮮でした。ゲームをプレイしているというよりも、堀井雄二さんが書いた物語を読んでいるという感覚。どちらかというとゲームというより小説や物語を読むことに近い

スマホのソーシャルゲームの代表格とも言える「パズドラ」とかも2年弱細々とやっていたんですが、最近忙しくなったのと、だいぶ飽きたことで最近は放置するようになってきました。以前から流行を追うために色々とスマホのソーシャルゲームの類をやっていたのですが、どれもそれほど長続きはしないんですよね。モンストとかは2ヶ月位やったら事実上詰んでしまって、面白さを感じなくなって休止中です。

自分の体験が一般化できるかどうかは分からないですが、スマホのソーシャルゲーム疲れというものは結構早く訪れるんじゃないかということ。クリアやエンディングの類が事実上なく、MMORPGのようなネトゲと同じ手法で延々とプレイさせ続けて強化アイテムに課金をさせ続け、実世界の人達とスコア比較されるというモデル自体への疲れ。一時はMobageかGREEかという二強が、ガンホー、コロプラ、mixiとめまぐるしく移り変わっていきましたが、今後はパイ自体が自然と小さくなって、ソーシャルゲーム業界の動きも今よりは注目されなくなるんじゃないかなと予想しています。ソーシャルゲーム業界へのネガティブな感情というのは無いのですが、流れ的にもっと適正な市場規模に落ち着いていくだろうなぁという予想。

そしてスマホで広がったり戻ってきたりしたゲーマー層の中で「ゲーム操作しづらいなら専用ゲーム機を買おう」という人が増えてNintendo 3DSやPS Vitaなどの携帯ゲーム機の復権といったものもあるかもしれない。事実、自分がプレイしたいゲームがたくさんラインナップされているPS Vitaが最近欲しいと思い始めました。逆にiPhoneでそれが出たとしても「操作しづらいんでしょう」ってなって、あまり食指が伸びないと思います。そこまでしてゲームをやりたいと思わないスマホユーザは、普段使っているLINEやFacebookから誘導された簡単なパズルゲームを時間つぶしにやって満足するという二極化になるんじゃないでしょうか。

私には中規模大規模なソーシャルゲームを作っている会社の知人は多いのですが、そこでのスキルは結構汎用的かつ高度なものなので、新たなブームが訪れた時にも経営判断さえ正しければエンジニア層ならスムーズに移行できるんじゃないかと思っています。これだけ根付いたスマホのソーシャルゲームが完全に無くなるわけではないですし、むしろ今スマホのソーシャルゲームを作っている人は最も活躍できる場所で働けているということで、うらやましい感じすらします。私が転職活動をしたときは、何故かスマホのソーシャルゲームをやっている会社からは非常にウケが悪くて悲しかった思い出があるくらいですから。

前置きが長くなってしまいましたが、以下ドラクエ1とドラクエ2、個々の感想です。

ドラクエ1の感想

iPhone版ドラクエ1最初の画面

ファミコン版オリジナル世代からは若干後の世代です。カセットを貸してもらったときはドラクエ3世代で、こんな主人公が前しか向いていないゲームできないよってなってオリジナル版はクリアしていません。後世になって前半をプレイしてみましたが、経験値もゴールドもたまるのが遅くて、途中で投げ出してしまった。

その後、スーパーファミコン版が出て、それはクリアしたのか記憶が曖昧。

ドコモのiアプリ版はクリアした気がしますが、それも記憶が曖昧。

今回、無料で配られたiPhone版のドラクエ1をプレイ。最初は物理ボタンじゃなくていらだちがありましたが、自分向けにボタン位置などをカスタマイズしていくと、比較的操作できるようになるのが不思議。格ゲーはツライけど、これならできるなという状態になったら、後は早かったです。

難易度もオリジナル版に比べて結構下がっている。6月30日にプレイしはじめて、帰宅後とかに自宅で細々とやっていただけだけど、7月7日にはクリアしました。だいたい1周間。

ドラクエ1はほぼ一本道だし、道行く人からヒントももらえるので、経験値とゴールドが貯まれば軽快に物語が楽しめました。

というか、ドムドーラが滅ぼされているのに、竜王の城のすぐ対岸のラダトームが無傷なの、どうしてなのか未だにわかりません。

ローラ姫助けたゆうべはお楽しみでしたね

ドラクエ2の感想

ドラクエ1をさっくりとクリアして、もうちょっとレトロRPGやりたいなーと思っていたら、ちょうどドラゴンクエストポータルアプリでドラクエ2がリリースされていて、500円だったけど買ってしまいました。

というか、500円買い切りという値付けは相当安い。以前ドコモiアプリの時は、500円継続課金とかだったはず。セーブデータを保持しておくだけで年間数千円必要なのです。それに比べたら500円払うだけでiPhoneユーザであり続ける限り、未来永劫セーブデータをポケットに入れておけるこの値付けは安いわけですよ。

ドラクエ1の余韻だけでなく、以下の記事を読んでいて興味があったこともあります。

ファミコン時代にオリジナル版は買いましたが、自分でレベル1からクリアはしなかったです。ゆうていみやおうきむこう…の有名なふっかつのじゅもんからやりました。あと、スーパーファミコン版もクリアしたはずなんですが記憶が曖昧。ドコモiアプリ版はクリアした記憶がうっすらとあります。

今回久々にプレイするわけですが、やはり経験値とゴールドはファミコン版より断然サクサクたまるなという印象。人によっては金稼ぎやレベル上げに苦労しないのはけしからんとなるんでしょうが、純粋に物語を楽しんでいきたい、空き時間に軽快に進めたいというのであれば、これくらいがちょうどいいのかもしれません。

ドラクエ2の場合、ドラクエ1と違って船を手に入れたら一本道要素はだいぶ減って進行の自由度が上がります。

ここからは若干ネタバレになるのですが、ルプガナで船を手に入れたら、東のラダトームに向かえという忠告を聞かずに、ザハンに行って金の鍵を手に入れて、そのままベルポイに向かって金の鍵でベルポイの街に入って牢屋の鍵と水門の鍵を手に入れた後で、それらを使って各地で強い武器防具の宝箱を開けていくと一気に強くなれるわけです。それで強い敵とも戦えて経験値やゴールドも一気にたくさんもらえて好循環になるというのは、実際にプレイした人や攻略サイトを見た人じゃないと分からないかもしれない。

上記の記事にあるような、以前プレイした世代がヌルいと感じるのは、そういう部分のコツといったものを知っているからというのもあるでしょう。

実際、自分もプレイしていて、そういうコツを知っていたから楽に進めた部分もあれば、すっかり忘れていてしばらく悩んだ箇所もいくつかありました。それでも現役世代は思い出せば進めるわけですが、オリジナル版から全くノーヒントな部分もあったりして、そういう部分を知らず攻略サイトも頼らなければ、初プレイで攻略サイトを見ない人にとっては最高難度のドラゴンクエストであることは変わらないような気もします。詳しくはWikipediaの解説を読んでみてください。ドラクエ1同様、攻略サイトは見ないようにしました。

実際、自分もロンダルキアの大地に登りついたあとすぐにブリザード3匹にあって、ザラキでいきなり2人殺されて大変な思いをしました。このあたりはオリジナル同様容赦無いし、いのちのいしやマホカンタが登場するのはドラクエ3から。とはいえ、王女がザオリクを覚えて、王子も王女も戦闘中にザオリクを使えるようになったのは、オリジナル版よりも後半の難易度が緩和する要素ですね。

7月9日にプレイ開始して、寝る前の空き時間とかにコツコツプレイしただけですが、7月15日にはクリアできました。

ラスボスを倒したあとで自分で各地を回って人の話を聞くのが、プレイヤーが自主的に体験するエンディングなのかもしれません。特にリメイク版ではストーリー上のフォローがされていているので感慨深いです。こういうしっかりとした終わりのあるゲームというの、最近体験することが少なくなってきたので、良いなぁと改めて思わされました。

まとめ

前述の通り、ストーリー性の高い全盛期のRPGに比べたらエンディングがそっけないなとかあるとは思いますが、それでもスマホのソーシャルゲームと違って町の人の会話はあたたかみがあるし、戦闘もダンジョンもそこそこ戦略的で、さすが当時人気を誇っただけあるゲームだという印象はあります。これでドラクエ1が無料、ドラクエ2も500円買い切りとは安い。

スクウェア・エニックスのまわしものではないですが、難易度調整もされていて手軽にできるし、気になる人はプレイしてみるといいんじゃないでしょうか。

ドラゴンクエストポータルアプリでは、2014年7月現在ドラクエ4とドラクエ8が登場していますが、とりあえずドラクエ1とドラクエ2をプレイした身としては、ロト3部作の最後であるドラクエ3をやりたいなという気分で、ドラクエ3待ち状態です。

Wiiの復刻版、買いそびれたし、ドラクエ3くらいであれば据え置き機でプレイする気分でもないので、どうしようか考え中です。一部プレミア価格には驚きますね。

以下がiPhone版アプリです。

ドラゴンクエスト ポータルアプリ
カテゴリ: ゲーム
現在の価格: 無料

Mishima.pm#1 に参加してきました #mishimapm

おがた (@xtetsuji) です。

タイトルの通りですが、2014年7月12日(土曜日)に静岡県三島市で行われた「Mishima.pm#1」に参加してきました。

他の参加者の方々のブログエントリより:

当日の発表順とスライドへのリンク:

静岡へ遠出、そして久々の新幹線

当日は中野駅から東京駅まで行って新幹線に乗ることにしました。中野駅周辺で朝に用事があったのと、Googleマップにそうサジェストされたから。数年ぶりの新幹線、乗り方すら分からない感じになっています。

モバイルSuicaで中野駅の改札をくぐってしまったので、東京駅で新幹線カウンターにいかないといけないというのも勉強になりました。東海道新幹線も三島駅もJR東日本ではなくJR東海の管轄なのでそういうことなんですね。そんなことも知らなくてアタフタしてしまいました。

新幹線の乗車券

新幹線の行き先表示

三島駅

無事、予定していた時間内に三島駅に到着できました。

静岡の風景に癒やされた

三島駅から会場まで、15分くらい歩くのですが、その間の光景は穏やかで、東京23区内のバタバタした雰囲気から解放された感覚に、心が落ち着くようでした。通勤時間が短いならこういうところに住んだほうが心穏やかになるだろうなぁ。

静岡は結構好きで、学生時代から社会人になってからも何回か来たことがあるのですが、来る食べに発見がありますね。横に長いので各地の特色もある。今回は勉強会メインで観光地巡りとかをする時間はありませんでしたが、また時間を取って来たいなと思わされました。

会場まで歩くので精一杯で、写真は撮っていませんでした。

会場到着から開会

20分ほど前に到着したら、既に @dokechin さんが会場設営をしていました。軽く挨拶。

開会から10分ほど、自己紹介タイムでした。10人。既に顔を知った人が多かったのですが、@dokechin さんに呼ばれて参加した地元の方や、群馬からやってきたという方もいて、参加者の多様性は良い感じでした。

@yusukebe さんのトーク「とある Perl Monger の働き方」

今回、JPA講師派遣制度を利用してやってきたゆーすけべーさん (@yusukebe) こと和田裕介さんが、トップバッターで1時間トークでした。色々なテーマがあがったのですが、@dokechin さんのリクエストがあったようで、ビジネス面にフォーカスした話になりました。ゆったりめで、いつもゆっくり聞けないけど、起業から今に至るまでの話から、そこから得られた考え方などを語られていました。詳細は公開されているスライドを見るとわかるかと思いますが、色々と示唆に富んでいて面白いトークでした。

とあるPerl Mongerの働き方

確かにPerlで働きたいと思っても間口はそれほど広くはない、だけど今もCGIで…なんてところは、表に出てこないだけで大量にあるわけで、そういうところのコンサルタントみたいなところに食い込んだりして自ら仕事を作って、そしてそういう部分をどんどんモダンに改善していくというのも良い活動だよなぁって思わされました。

非同期の話題が多かった今回のトーク

@yusukebe さんのトークのあとは、休憩を挟んで各人のトークとなります。詳細は上記のトーク一覧を参照ください。

特に際立っていたのは、非同期関連のトークが多かったこと。

とはいえ、私もトークする人の一人で、何を話そうかと思っていたのですが、@dokechin さんが自身のブログ等でも非同期関連に興味を持たれていて、今回もその話をするらしいとうことを知って、それにぶつける形でマルチタスクの基礎といった話をしてみました。後でトークを聞いてみたら、どうも先日のPerlBeginnersで私がトークした「そのsleep、ちょっと待った!」が発端だったようで、色々つながっているなぁと思わされました。

私の場合、最近は仕事に忙殺されていて、プライベートであまり新ネタがないというのもあったりしたのと、Perlをあまり知らない人も参加されるらしいということで、forkなどの古典的なマルチタスク処理から解説した基礎的な話を入れてもいいかなと思ったのもありました。@__papix__さんなどの他の人のトーク内容を見ても「これは非同期関連の話を入れてくるなぁ」とは思っていました。期せずして裏テーマが「非同期」になったのは、@dokechinさん的にもよかったんじゃないかなと勝手に思っています。Mojo::IOLoop、以前から存在は知っていましたが、私も今度Mojoliciousでコードを書いた時に使ってみたいと思いました。

私のトークの後がLTタイムだったのですが、全体的に時間が押していたのと、会場が17時までだったこともあって、LTはナシで撤収となりました。自分の発表、ちょうど20分にまとめたんですが、もっと巻けば良かったかもしれません。

懇親会

懇親会は駅近くの「大衆居酒屋 凸凹」というところでした。

大衆居酒屋凸凹

急遽、懇親会の参加人数が増えて、6人席に9人座ることになったのですが、やればなんとかなるもので、それほど窮屈さもなく座ることができました。

まだ空が明るい17時過ぎから乾杯。三島の大衆居酒屋凸凹で乾杯

飲み放題の値段も静岡価格なのか結構安くて、飲んで食べて3000円でした。

プログラムの話やらYAPCの話やら、Perlの話を中心に話が弾んで、とても良い懇親会でした。

途中で、LTができなかった@mackee_wさんと@ytnobodyさんがMacをかかげて居酒屋LT。写真は@mackee_wさんこと、まこぴーさん。

まこぴーさんの居酒屋LT in 三島

氏のトークもAnyEventで、やっぱり非同期キタ!って思いました。以前から様々なプログラム言語を操る若手のホープでしたが、最近はGolangで書いた自作ツールで非同期をPerlから追いだそうという話でした。某人気アプリのクローンの今後にも期待です。

@ytnobodyことあずまさんのトークも、QRコードというガラケー時代を生き抜いた人にとって興味深いコミュニケーションツールをいかに綺麗に生成するかといったトークがとても興味を引いていました。QRコードという題材ひとつでもここまで掘り起こせるのはあずまさんならではといった感じでした。

あいかわらず @__papix__ さんが @yusukebe さんに愛されていて、写真を撮られたり仲睦まじい感じに和みました。@__papix__ 氏、Perl入学式の校長などで活躍中ですが、年長者から愛される力もあって羨ましい限りです。

その後

飲み放題の時間制限や、店が混雑していたことから、20時ごろにお開き。

一部の人達は、途中で温泉に入っていこうと盛り上がっていて実際に向かったようなのですが、私は疲れに疲れてしまっていて、湯あたりとかしそうだなと思ったので、まっすぐ帰ることにしました。駅まで歩いて行くなかで、お祭りの予行演習なのか和楽器を鳴らしている集団をいくつか見かけたり、良い風情に気分が良くなりました。

電車の待ち時間が結構あったので、改札前で @dokechin さん達と立ち話。よい #1 になりましたね、五反田でまた飲みましょうね、三島いいですよね、通勤なければ住みたいですとか、そんな話をしていました。

三島駅、ギリギリJR東海エリアなので、東京へ向かうときはSuicaでくぐっちゃダメなんです。うっかりそれをしそうになって、慌てて窓口でチケットを買いました。

三島→東京山手線内

行きの新幹線とは違い、2時間東海道線に揺られながら、疲れ果てて品川駅までほとんど眠っていました。でも充実した一日だった〜。

まとめ

2013年12月11日のMishima.pm#0には行けませんでしたが(詳細は私のスライドの冒頭を参照してください)、今回は無事行けました。本当、行けてよかったと心から思えました。また数カ月後に行われることを期待して、次回も時間を空けてぜひ行きたいと思いました。今度はもっとゆっくりと旅程を組んで、観光っぽいことも含めて三島を堪能できればいいな。