YAPC::Asia Tokyo 2014 2日目 #yapcasia

YAPC::Asia Tokyo 2014 2日目 #yapcasia#interest_aeおがた (@xtetsuji) です。

YAPC::Asia Tokyo 2014 の個別記事、2日目編。概要は目次ブログ記事をどうぞ。

トーク概要については以下の記事がまとまっているので、おすすめです。

聴講したトーク

2日目は「Perl入学式 in YAPC::Asia Tokyo 2014」が大部分で、1日目より聴講したトークは少ないです。

@lestrrat さんによる「オープンソースの開発現場 – Perl 5.20 のSubroutine Signaturesが来るまでの奮闘の軌跡」、トークがうまいなーというだけでなく、Perlの開発の舞台の裏側の苦労話を語るその切り口は斬新でした。Martini氏がSubroutine Signatureを入れようとしたけれど政治的な理由でいくつもの困難があった話、プログラミングスキルだけじゃ解決できないことってコミュニティには色々あるんだなと改めて思わされた次第です。

たとえばこの辺り

  • あなたが参加しているプロジェクトも20年後に政治が必要になる可能性が高い
  • あなたが今後参加するプロジェクトも人間スキルが必要になる可能性が高い
  • コミュニティで活動する限りリスクは必ずある

といった部分はあるよなぁと思わされました。要は「ネガティブな一言に傷つくより、流して前に進もう」ということなのだと思いました。そういう強い心というか大人力を持ちたい。

そのままメインホールに残って @uzulla さんの「半端なPHPDisでPHPerに陰で笑われないためのPerl Monger向け最新PHP事情(5.6対応)」を聴講。これがすごかった。

ゆるふわ暗黒PHP

「ゆるふわ暗黒PHP」最初からこれ。しかも出オチではなく、このトーンでものすごい枚数のスライドが登場して観客の笑いを誘って行くのです。

しかし短絡的なPHP disに終わらず、現代のPHPの良い点を踏まえつつ、他の言語からの視点も踏まえたトークとなっており、PHPを書かない人にもとても参考になるトークとなりました。何よりトークが面白い。この面白さを追体験するには動画を観るしか無い

あまりの勢いに、これがベストトーク賞になったら伝説になるぞといった声が各方面から出ましたが、結果的に本当にベストトーク賞を取ってしまったのだからスゴイ!

その後、13時からのPerl入学式に備えて、同じくスポンサーをする @tsucchi さんと早めに食事を取ることにしました。1階にローソンがあると便利。2人で買ってきたものをイベントホールで食べます。ここでなら飲食できるし、後ろから無限にコーヒーやジュースが出てくるから素晴らしい。

ランチセッションではDNPデジタルコムさんが発表をしていました。以前にPerl入学式でもお世話になった @yu_loveperl さんが壇上でPerlの使用事例を語っていました。DNPデジタルコムもそうですが、ガイアックスやモバイルファクトリーといった五反田のPerl企業が元気です。

ランチセッションを遠巻きに見つつ食事をし、終了したところで司会の方が「みなさんブログを書いてください。(スポンサーである)ライブドアブログやはてなブログがおすすめです。あっ、(これもスポンサーである)MovableTypeでブログ構築もいいかもしれませんね」と言ったところで私が「MovableTypeはちょっと敷居高くない?」って冗談交じりに言ったら、ちょうど @tsucchi さんと反対側の隣にいたのが福岡のMovableType番長と呼ばれるアオキさんで、初対面で「えっ、そうですか?」って言われて少しキョドってしまいました。まさかこの後のPerl入学式のサポート担当テーブルでまたアオキさんと遭遇することになるとはこの時はまだ知らず。

Perl入学式の会場がある多目的教室へ早めに向かいます。

Perl入学式については後述。

Perl入学式の後に聴いた @myfinder さんの「YAPC::Europe 2014 に行ってきました」、自分も金銭的だったり英語力だったりが整ったら、ぜひ行ってみたいなぁと思わされました。ヨーロッパ好きですし、今回はヨーロッパからのゲストが多かったこともあって、ヨーロッパへの憧れが強まった、そんなYAPC::Asiaでした。

Perl入学式 in YAPC::Asia Tokyo 2014

前日1日目は終電過ぎてタクシーで帰宅後、このPerl入学式のために自宅で予備MacBook Airをセットアップしていました。2日目は自分MacBook Airと予備MacBook Airの2台持ちだったので結構大変でしたが、結果的にこれが役に立つことになって良かったです。

Perl入学式 in YAPC::Asia Tokyo 2014」は13時からの開始でしたが、サポーター陣は12時30分ごろから入って机配置などを整えたりといった作業にいそしみます。自分は持ってきた予備機を広げて動作確認をしたりなど。

13時になって開始。普段は東京・大阪・福岡で活動しているスタッフがオールスターズで揃った中で @__papix__ 校長によるPerl入学式の濃密版講義が開始します。

当日のレポートはTogetterにまとめましたので、そちらを見ていただけるとライブ感がわかるかもしれません。

今回サポーターはテーブル担当制となりました。私のテーブルには、先ほど初対面を果たしたMovableType番長のアオキさんの他、gihyo.jpのサイトにレポートを書く役割でやってきた、プログラミング初心者の滝沢さんも来ていました。最初、レポートを書く方とは知らず、とはいえ濃縮版で比較的レベルもスピードも通常版よりある今回のPerl入学式でなかなか苦戦している滝沢さんのサポートをずっとしていました。他の方が、他のプログラミング言語の経験者だったりMovableTypeに慣れたアオキさんだったりということもあって、そこは助けられました。最後のほうには滝沢さんにもだいぶ納得してもらって、真摯にサポートしてよかったと思いました。

その時の様子をレポートしてくださっています。

@__papix__ 校長も気合が入って、いつもよりオーバーアクションにトークしたのが受講生にも好評だったようですね。サポーターとして参加していましたが、会場の一体感も良くて、とても楽しかったです。

Perl入学式 in YAPC開始前の様子

開始前の様子。

Perl入学式 in YAPC 初注意とお願い

諸注意とお願い。

Perl入学式 in YAPC 講義の様子1

Perl入学式 in YAPC講義の様子2

こんな風景でした。

LT雑感

@T_akms ことタケウチ君のGeekDojo&脱北者トークは楽しかったですね(スライド)。そして @hoto17296 さんのトーク。両名ともガイアックスの若い人で、同じくガイアックスの若い人でYAPC会期中どこか壇上に立って「YAPCの顔」となっていた @__papix__ 校長を含め、ガイアックスの存在感の高かったYAPCでした。

私も脱北者(?)のひとりとして頑張りたいです。

前夜祭の流れから、1日目のLTも @__papix__ フリー素材 を使った一発ネタが多かったのですが、あの Sawyer X 氏も Dancer 2の LT で @__papix__ フリー素材を使ってきたのには、会場は大爆笑。彼が国際的フリーコンテンツとなった瞬間でした。

上記のツイートがメンションできた時点で

とのことでした。

今年は純粋な参加者として、でも個人で起業スポンサーをするという荒業を成し遂げた @941 さんによる「5分で分るイベント運営のコツ」は純粋に参考になりました。

キーノート

今年の締めくくりのキーノート(基調講演)は @typester さん。

終始穏やかな語り口の中で、ITエンジニア・プログラマとしてどう生きていくべきかといったエッセンスがたっぷり入ったトークにうなずくことばかりでした。氏の経歴が面白いということと、その幅広いスキルが面白いトークを生むのでしょう。

そんな氏も最初はぼっちだったとか、スタートは我々と一緒なんだなと思わされるトークもあったり。

主に20代の人へのメッセージトークといった側面で後半語られましたが、私のような30代にも響く言葉が多かったですし、始めるには遅すぎることはないので、今からでも見習っていきたいです。

まとめとして語られたこれら

  • 今の会社で成長できるか
  • 10年後どうなっているかイメージできるか
  • ロールモデルを持つ
  • 尊敬する人を持つ

は大事だなぁと思わされます。ロールモデルについては以前から考えていたのですが、このキーノートを聴いてからさらに意識するようになりました。一度の人生楽しまなきゃ損!

余談ですが、@typester さんとは会場が東工大時代に行われた YAPC::Asia Tokyo 2007 か 2008 の懇親会で、私がぼっちだったときに勇気を振り絞って話しかけた数少ない人の一人でした。その時はDBIx::Class のプラグインへの貢献で有名で、ちょうど仕事でDBIx::Classを使っていたので、色々と海外の開発者と開発をするということについての苦労話などが聴けて感銘を受けたのを覚えています。今でこそGitHubとTwitterがあって世界の開発者との接点が得やすい時代ですが、当時からそういう活動をしていたということは本当に尊敬します。

クロージング

そして名残惜しくもクロージング。

昨年の参加者数が1131人だったのが、今年は1361人!世界最大のYAPCであるとともに国内最大級のエンジニアカンファレンスとなりました。すごい。

そしてみんなの投票の結果でもあるベストトーク賞…。なんと

  • 1位:半端なPHPDisでPHPerに陰で笑われないためのPerl Monger向け最新PHP事情(5.6対応)
  • 2位:そんなにビッグでもないデータ処理手法の話
  • 3位:コマンドラインツールについて語るときに僕の語ること

ということになってしまいました。会場から沸き上がる「P・H・P!」コール。まさか自分がベストトーク賞1位となることなど思いもよらず裏方で作業していた @uzulla さんが呼び出されて表彰されます。

ベストトーク賞のuzullaさん満面の笑顔

(http://30d.jp/yapcasia/7/photo/965 より)

なんという良い笑顔でしょう!

その後、その場にいたスタッフ全員が登壇して挨拶。

@yusukebe さんの「次のYAPCは…」といったところで、謎めきつつYAPC::Asia Tokyo 2014は無事閉幕したのでした。

クロージング後も、そこら中に無限シリーズがあまっていて、投げ売り状態になっていました。写真は無限ウォーターの様子。

そこら中にある無限ウォーター

YAPCの終わりは夏の終わり、なのでHubで飲む!

でもまだ終わらない。2日目もHubは貸し切り!まだ盛り上がり足りない人みんながなだれ込みます。

1日目同様、色々な人とコミュニケーションをしました。最初はPerl入学式のスタッフ・サポーターで反省会みたいなのを行っていたのですが、徐々に会場にいる全国・世界のPerlプログラマーとの交流になってきます。静岡の話をしに @dokechin さんのところに行ったら、@ribasushi さんがやってきて、酔って英語が出てこないしもう筆談だとペンとノートを持ち出したり。しかし他の日本人参加者にも気さくに話しかけていた @ribasushi さんは本当に優しかった。ヨーロッパ話でも盛り上がりました。楽しかった。

北海道の人たちと再開したり、あの人とこの人を引きあわせたり、もう人だらけで大変な店内を縫うように歩いて、大忙しでした。

Perl入学式で苦戦しながらもなんとかコツをつかんでもらった滝沢さんともお会いして、詳しい経緯などをうかがうことができました。

その他、普段も他の勉強会でよく見かける関東圏の人たちから、Hokkaido.pm でお馴染みのメンバー、そしてPerl入学式つながりで紹介された大阪や福岡の人など、色々な人と出会うことができた、まさにここがYAPCの本番じゃないかと思わせる場所でした。

18時から5時間くらいひたすら飲みまくって、1000杯超えた後も残った飲み物を金を払って飲んで、5時間くらい飲んでしゃべって歩きまわったりしてクタクタになったところで店を出ました。昨日終電乗り過ごしてタクシーだったので余裕を持って。これで自分のYAPC::Asia Tokyo 2014 が終わったのでした。

終わった…?いや、この数日後、約2倍の競争率でリジェクトされてしまったトークを供養するための「Reject con」があって、そこで自分が応募してリジェクトされてしまったトークの披露の場をもらったのでした。

というわけでリジェクトコンへ続きます。

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