2018年に何をしてきたか(前編)

2018年に何をしてきたか(前編)#interest_ae2018年度も終わり2019年4月末ではありますが、2018年についてまとめてみることにしました。

連休中、体調不良(風邪)で自宅で一人静養しているのももったいないので、カレンダー + Twitter + Swarm から2018年を振り返ってみました。もともと2018年の年末か2019年の年始に2018年を振り返ってみたいと思いつつ延ばし延ばしになっていたというだけです。

書く動機、改元とはあまり関係がなく、連休で時間があったことと、会社で今月の本部長とのレビューで問題点を聞かれた時に「アウトプットが足りないので、月1記事はブログを書きたい」と言ったことによります。来月からはもう少し気軽にブログを書いていこう。

(7月から12月までは後編で書きます)

1月

高校の同窓会に行かなかった (2018/01/02)

私の出身高校は卒業からxx年後に学年全体の同窓会を年始に開く伝統があるそうで、2018年が私の代の同窓会でした。開催日は2018年1月2日。

私の実家にも私のクラスの幹事担当者から連絡があったそうで、行こうかどうか悩んだのですが、結局行かないことにしました。

行かなかった理由は、どんなマウンティングが繰り広げられるか分からず、怖かったから。

地元で一応一番と言われている進学校の卒業生をアラフォーで集めたら、どんなマウンティングが繰り広げられるか…。私はそれほど成功した人生でもない(独身、万年平社員、名の知られていない中小企業在職)ので、マウンティングされたが最後。「そんなことはない」という人もいましたが、恐怖を振り切って参加するほどの強い動機も無く、結局不参加となりました。

中学時代の同窓会は、中学校が進学とは無縁の公立中学校だったため参加したというか、自分が率先して幹事をしていました。集まって交わされる会話も、進学や就職、都会や立身出世とは無縁の平和な会話が多い。私も中学時代の同窓会に携わっていた2014年頃は東京もITも懲り懲りだという気分だったので、中学時代の同窓会は居心地が良かったです。

その数日後、参加したという同級生を招いて同窓会で起こった出来事を聞くという飲み会がありましたが、同じく参加しなかったS氏が興味津々だったことが印象的でした。

2月

会社のスケジューラーがGoogleカレンダーに移行 (2018/02/01)

今まで会社のスケジューラーは、自社で提供しているスケジューラーを使っていたのですが、様々な理由があり、2月1日にGoogleカレンダーに移行することとなりました。

以前のスケジューラーは10年近く運用されていたようで(私が入社した2015年には既に大量の情報を保持していた)、そのためこの移行作業は情シス部署によって約半年前から周到な準備を以って行われましたが、大きなトラブルもなく移行が完了しました。

移行が完了してしまえば、元々 G Suite が業務の根幹で使われていることもあり、もっと早く移行すればよかったと思うほど。私は個人では Google カレンダーに完全に依存した生活をしていますが、多くの会議室や従業員の情報を管理することに関しては Google カレンダーは不得手ではないかと考えていましたが、これは杞憂でした。この杞憂は、(2014年に10ヶ月だけいた)前職に起因していたのですが、前職は G Suite ではなく個人の Google アカウントを持ち寄って業務で使用していたため、そもそも多くの従業員や会議室を管理するようなものではなかったということでした。

結論として、G Suite は良く出来ていると実感。

自社で提供しているスケジューラーから G Suite へ移行した理由はいくつかあるようですが、以下のような理由のようです。

  • 「自社で提供しているスケジューラー」は情シス部署ではなく、それを販売している別部署が提供していて、そこと部署間取引をしていた
  • 情シス部署は G Suite による統一的な管理を考えており、Google Calendar 移行は必然だった
  • 「自社で提供しているスケジューラー」は、自社で提供している割に自社カスタマイズができなかったため。また検索の質や速度など機能的に至らない点があった

個人的には個人の予定も会社の予定も Google カレンダーで統一的に扱うことが出来て、非常に利便性が上がりました。今までは、自作のブックマークレットや Chrome 拡張機能で、自社で提供しているスケジューラーから自分の Google カレンダーへ予定を転記して一覧用途としていたのですが、その手間が無くなりました。

友人の結婚式に参加 (2018/02/17)

久々に友人の結婚式に参加。

所持しているスーツや礼服の類が無かったので久々に買いました。礼服を来て結婚式という場に参加するのは実に5年ぶり。

新郎側で呼ばれたのですが、新郎の同期(同年齢)の友人(高校、大学、社会人)を差し置いて、私を含む「面白先輩ズ」が呼ばれてしまい恐縮でした。友人Mは新郎新婦が一時退場するスキにワンセグで将棋番組を見ているし、S氏は過去の面白い出来事を思い出してはゲラゲラ笑っているし、私が気が気ではなかったです(面白かったですが)。

朝、礼服を着て出発したときに遭難するのではないかと思った大雪が、結婚式が終わる夕方には良い感じで晴れて夕暮れ空になっていて、良い門出の一日になったかなと感じました。

礼服から平服に着替えて休憩した後、夜は「面白先輩ズ」で飲み会するぞと新郎を誘ったのですが、居酒屋の予約を取ることができず。結局、結婚式の後に新郎新婦が親戚一同と会食をしていた居酒屋へ行くことに。親戚一同が帰った後の座席に「面白先輩ズ」が集合。お祝いの品というものは無かったのですが、私は数学的な演芸をして喜ばれました(たぶん)。

たまには結婚式へ参加するのも良いですね。「面白先輩ズ」で未婚な人はもう結婚出来ない人だと友人M(未婚)が言っていたので、地元で結婚式に呼ばれることはこれで最後かもしれない。

tiny peace kitchen 1st anniversary (2018/02/22)

2017年2月1日にオープンした tiny peace kitchen の1周年パーティがあり、参加しました。

1年間、美味しい食べ物を階下で提供してくれている tiny peace kitchen。どこに行こうか考えること無く毎日美味しいものが食べられて、仕事にも集中できるし体調も良くなってくるという良いことづくめの1年間。

今回の1周年記念パーティはコース料理のような体裁で、ちょっとオシャレな感覚を味わうことができました。

EXA KIDS (2018/02/25)

2月25日に福岡県中央市民センターでで行われた子供向けITイベント、EXA KIDS(エクサキッズ) に参加しました。

私が担当したのはITキッズコンテストの審査員。ITキッズコンテストは、子供達自身が作成したプログラムを壇上でプレゼンテーションし、そのプログラミングスキルやプレゼンテーションスキルを競うもの。

EXA KIDS 自体は様々なイベントがお祭りのように行われていたのですが、審査員は朝から夜まで行われる子供達の審査に張り付きのため、私は会場を見て回ることが出来ませんでした。ただ、すごい熱気だったということは伝え聞いています。

2019年も夏に EXA KIDS 第2弾イベントが開催予定という話を聞いています。今から期待して待ちたいです。

3月

YAPC::Okinawa トーク (2018/03/03)

3月3日に沖縄の OIST で開催された YAPC::Okinawa 2018 ONNASON でトークをしました。

2015年の現職ではPerlを書くことをメインの仕事にはしていないので、トークすることもあまり無いのが実情なのですが、1年(または年度)に1回くらいは登壇経験を持っておきたいなと考えています。YAPC::Japan が半年に1回開催のペースなので、2回に1回は登壇出来るといいなという感じ。実際、この前回の登壇はちょうど1年前 2017年3月4日 YAPC::Kansai 2017 OSAKA の「Perl ウェブ開発の中世〜CGI と Plack の間〜」でした。

トーク詳細、事前にほとんどの人に語っていませんでした。「誰もWordPressというタイトルからmod_perlのことをバリバリ語るなんて思ってもいないだろう」という意外性を狙ったのですが、一部の人の反応を見て一応成功したかなと。1年前の YAPC::Kansai の時は淡々とした語り口かつ客観性を重視したものにしたので、今回は南国ということもあるし賑やかでネタ的なトークに振ってみました。

mod_perl には賛否両論というか批判の方が多いけれど、その批判の根底にある副次的な高速化に偏ることなく、純粋な Apache モジュール(のPerl実装)として WordPress 補助を実現するコンセプトはどうだろいうという問いかけのようなトークだと思っていただけると幸いです。

次の登壇は、そこそこモダンな内容でトークしたいです。

牡蠣の会 (2018/03/28)

時々開催している牡蠣の会。今年は3月と11月に開催。私が開催しているわけではなく、開催している方を応援しつつ、呼んでもらっているという感じです。開催している方は社内関係者ですが、会社公認イベントではありません。

昨年も牡蠣の会を Twitter に流していたら、牡蠣好きの友人知人から反響あり。主催者から友人知人を呼んでも良いという許可を得たので、2018年は若干名の友人知人を呼んでいます(有料です)。

これだけ生牡蠣を食べているのですが、信頼できる牡蠣の人が信頼できる海から取り寄せた牡蠣ゆえか、今までこの牡蠣の会で健康を崩したことがありません。美味しいし健康だし、牡蠣好きとして嬉しい限り。

4月

品川区シェアサイクルが広域組入

ドコモシェアサイクルでは2017年後半から品川区シェアサイクルを開始していたのですが、当初は他の区との乗り入れがされておらず不便でした。

2018年4月より他の区との乗り入れが行われ、品川区内と区外をまたいだ自転車の乗り降りができるようになり利便性が高まりました。その後、私の自宅(品川区)から徒歩圏内にもサイクルポートが出来て利便性が向上しました。バスと自転車で電車になるべく乗らない生活がはかどります。

4sqDay Tokyo

4月16日の 4sqDay (Foursquare Day) の東京の集まり。ここ数年、抽選制なのですが2018年も当選して参加することができました。最近は自分が運営のイベントをいくつもこなしているけれど、珍しい自分アウェイのイベントかもしれない。

マフラーをもらったのですが、この日は既に夏の気温で、マフラーが汗拭きになった記憶が。

感想は後日詳しく書きます(ブログ書いていなかった…)。

5月

SAA試験 (2018/05/09)

AWS認定資格「Solution Architect -Associate」(SAA) の試験に行って合格しました

前年夏に受験したのですが、不勉強な上に苦手ジャンル(Billing)の問題が大量にでて不合格となった(言い訳)後、受験する気が起きずにしばらく放置していたのですが、連休中に勉強して受験しようというプランを立てて5月9日に受験。なんとか合格できました。Billing を結構勉強したのに、今回はさほど出題されずという。

本来は連休をたっぷり SAA 試験対策に充てようとしていたのですが、後述の新卒研修が舞い込んで計画が狂うことに。

エンジニア新卒研修 (2018/05/10)

2018年度エンジニア新入社員の新人教育をする人がいないということで、3月頃に私を含めたチームメンバー達に急遽声がかかりました。

元来、新人教育を担当してくれていたチームがあったのですが、そのチームが2017年度に解散となったことが様々な人達の念頭に無かった(?)ことが今回の急な声掛けにつながったのかもしれません。

全職種の新入社員の新人教育が4月で、5月が各職種の新人教育となります。私はAWS研修を担当することになったのですが、前述のSAA試験と被ることが良いのやら悪いのやらという状況。同じAWSですし「似たようなものでは」と言われたこともあるのですが、資料作成やハンズオンの準備は試験対策とはまた違います。SAAの試験対策時間を削りながら初歩のAWS研修の準備をしている最中、「これでSAAの試験に再度落ちたら救いが無いな…」と思いながら戦々恐々準備していたことが印象的です。

SAAの結果は上述の通り合格となったのですが、このAWS新人研修の受講生からの感想は燦々たるものでした。受講生4名中2名は好意的な感想を書いてくれたようですが、もう2名からは辛辣な感想のようでした。私の準備不足も含めて、私でコントロールできない状況(別の研修で疲れているはずなのに早朝開始、暗く空気が汚い研修部屋など)も悪評価につながったのだろうという理解はありましたが、私自身も突貫工事を余儀なくされるスケジュールと、SAA試験対策を削った連休中の資料作成を経た上での結果がこれだったので、誰が悪いというわけではないですが、結果的に2018年の前半にかなり気分が下がるイベントになりました。

資料は公開されています。

他のチームメンバーも連休中にやるべき作業を削って資料作成をして最終的に辛辣な感想を得たという私と同様の状況に至り、チーム内では新人研修に対して若干の遺恨が残ることとなりました。誰が悪いというわけではないのでしょうが、残念な出来事でした。

2019年度も同様に新人研修を依頼されましたが、2018年度で得た知見を元に同様の轍を踏まないようにする予定です。

Perl入学式in福岡 (2018/05/19)

ここ数年、毎年だいたい開催拠点を増やしているPerl入学式ですが、2018年度は福岡の新規開催がありました。実際は2013年頃に独自カリキュラムで福岡拠点のPerl入学式をやっていたので、再開という言葉が正しいでしょうか。

初回は参加したのですが、その後の回は現地の方に任せっきりになってしまい、参加することが出来なかったのが反省点でした。

エアコン消し男

4月中旬にはマフラーをもらったのにマフラーが汗拭きになるほど熱くなったわけですが、5月には既に東京は夏でした。

オフィスはいわゆる壁で区切られず数十席がひしめくオープンオフィス。IT企業はオープンオフィスが大好きですが、昨今のアメリカではオープンオフィスは集中力の妨げになるという報告がチラホラあります。

私のオフィスもIT企業のご多分に漏れずオープンオフィスです。少なくともIT企業という業態にいたら到底逃れられないのがオープンオフィスですので、自社批判というわけではありません(今のIT企業の慣習から、オープンオフィスを採用してしまうことは仕方がないことだと思います)。

生産性の低下に着目したオープンオフィスの欠点は、動体や騒音といった資格や聴覚に訴えかけるものですが、多くの人が同じ空間にいるということで温度や湿度といった快不快の調整が困難になるということも欠点でしょう。

私が所属しているチームの人達は暑がりな人が多い上、オープンオフィスの中でも日当たりが良い暑い場所に配置していました。室温が28℃を越える日も多くなってきます。当然、エアコンを冷房にするのですが、しばらくすると消えてしまいます。チームメンバーはエアコンの故障を疑っていたのですが、ある日エアコンを消す人を目撃。この後、しばらくすると消えるのはこの人が原因ということがわかりました。

チームメンバーのうち本当に暑い区画にいる人にとって死活問題(私の区画はそこまでではなかったのと、自分専用の超強力送風機を持っていた)。その事情を書いた紙をエアコンのスイッチに貼って消さないでと懇願しても消されたので、チームメンバーの怒りは上がる一方でした。

直接エアコンを消す人と話をしたチームメンバーは話が平行線だったと語ります(相手側は日が当たらないエアコンの直下なため寒いという理由)。話が通じないとわかったチームメンバーは言い争う事もなく、暑さが収まる秋まで自分たちなりの解決を模索していくこととなります。サーバルームで作業をしたりしていたチームメンバーもいたようですが、サーバルームは18℃と逆の意味で身体に悪く、外の灼熱地獄と合わせてチームにとって非常に厳しい季節となりました。

この件で思ったのは、オープンオフィスはそろそろ限界だなということ。エアコンを消す人もその人なりの理由でエアコンを消すという意味でオープンオフィスの犠牲者です。とはいえIT業界にいながらオープンオフィスを否定するのは茨の道なことも確かですが、昨今の働き方の多様性などと合わせて良い解決法を示していきたいです。

チームとしてオープンオフィス自体の環境改善に取り組んでいましたが、結果的に成果は出ず、チーム自体が11月に個室を確保することで環境問題に決着を付けることになりました。

6月

Hokkaido.pm#14 (2018/06/23)

6月23日、久々に開催の Hokkaido.pm の #14 に参加しました。

個人的な話ですが、私のオープンなエンジニア活動の最初が、2011年7月16日の Hokkaido.pm #5 でした。その時は「エンジニア界隈」というものも全然分からず、東京から来たのに東京の有名人と近い距離で会って刺激を得るといった状態でした。

7年活動してきて、少しはオープンに活動した成果は出たかなと個人的に振り返り。

詳細は後日ブログに書きます。

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長くなったので、7月から12月までは後編で!

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