おがた (@xtetsuji) です。
昨年2014年12月から無職になって、2015年はいくつかの活動でいろいろな場所に行っています。今後数ヶ月は移動が重なる予定です。このブログでもしばらく毎月の移動計画を書いていこうと思います。
Foursquare大好き、ロケーションベースサービス大好きな おがた (@xtetsuji) です。
ここ最近、私の周囲ではGoogleからリリースされたAndroidアプリ「Ingress」が少しずつブームになってきています。いわゆる位置情報が取れるようになってから定期的に出てきた「陣取りゲーム」のようなものなのですが、グラフィックの秀逸さなどから、一部に熱狂的なファンを生み出しつつあるようです。 そんな中、「IngressはFoursquareより面白い」といった声も聞かれるようになりました。ただ、なんだか違和感を感じます。「Ingressってゲームだよな。FoursquareってIngressと比較されるようなゲームだったっけ?」と。
Foursquareは今や世界でも有数の位置情報のビッグデータを持った企業でありサービスです。FoursquareユーザがFoursquareでチェックインし続ける目的はそれぞれあるでしょう。そんなことを考察していき、私が考えるFoursquareの本質と、今後の展望について文章の形で考えてみることにしました。
とりとめもない長文になってしまったので、最初に結論を書きます。あとは興味と時間のある人だけ読んでいただければ満足です。また、太字だけを流し読みしていただいても嬉しいです。
長文を読むのが面倒(いわゆる tl;dr)という人向けに結論だけ書いておきます。
Foursquare自体、仕組みとして「バッジ」などといったコレクション要素のあるゲーミフィケーションの仕掛けを用意していますが、Foursquareの本質はここにはないと思います。 バッジを集めるためにわざわざ外出するという動機付けのもとに頑張っている人もいることは確かですが、多くの人はそうではないでしょう。後述の「位置ゲー」企業の中の一部は、自治体などとタイアップして観光誘導などで成功している例もありますが、Foursquareはそういうことを直近では行わないと思います。不正チェックインは論外です。
そうなると普段の生活圏内でチェックインをしてどれだけバッジが収集できるかといった話になるわけですが、一通り数十種類のバッジが集まったら、あとはほとんど手に入らなくなってしまうでしょう。 またメイヤーについてもゲーミフィケーション的要素ですが、これは「ユーザの中でも最も常連である」的意味合いしかなく、奪い合うものではないと思います。これも普段の生活圏内でチェックインしている限りは、それほど増えるものではありません。
要するにバッジやメイヤーといったゲーミフィケーション要素は、Foursquareの本質ではないと私は考えています。 もちろん、Foursquareユーザの中には様々な場所に足げく通い、バッジやメイヤーの収集に楽しみを覚えている人もいます。当然ながら、楽しみ方や活用方法は人それぞれではありますが、それがFoursquareユーザの大多数かと言われると私は否定的な方です。
いわゆるガラケー、ドコモなどでは基地局によるキロ単位の位置情報が取れる機能がありました(オープンiエリアなど)。その頃から、地図などを表示するという実用アプリが徐々に出てき始めました。まだ、精度的にもゲームに利用するには早い時期でした。 その後、多くのガラケーがGPS機能を搭載して、地図アプリなどが高機能化します。ガラケーにもGoogleマップといったPCでお馴染みの「実用アプリ」がガラケー向けにブラッシュアップして登場します。 そのなかでGPSの位置情報が、「実用」と対比される「遊び」(=非実用)に利用される事例が現れ始めました。スマートフォンの前の時代は、世界的には日本のケータイ(ガラケー)が性能的にも最高峰の携帯電話でした。この点でも日本が先行していたと言えるでしょう。特に「位置ゲー」という登録商標をひっさげて市場に切りこんできたコロプラはよく知られた企業です。このころ、コロプラという企業の前身である「コロニーな生活」が作られた頃から、企業や個人が多くの位置情報を活用したゲームを公開します。 しばらくは日本のガラケーによる位置情報を活用したゲームが先進していました。
その状況を塗り替えることになるのがスマートフォン、特にiPhoneの登場です。このころから、Foursquareのような位置情報サービス・ロケーションベースサービスと呼ばれる毛色の違うものが登場するのですが、その詳細は後述します。
スマートフォンが登場する前後に、アメリカで「Dodgeball」というサービスが生まれました。これは実は今のFoursquareを作った人達によって作られた位置情報サービス・ロケーションベースサービスなのですが、ほどなくしてGoogleに買収されてしまい、そしてサービスが終了してしまいます。
Googleはというと、買収したDodgeballを無駄にしたというよりも、そのノウハウなどを利用して新しいものを作ったと想像しています。それが記憶にある人もいるだろう「Google Latitude」です。これはスマートフォンの位置情報を送信し続け、仲間達の間で位置情報を共有しあうというサービスだったのですが、セキュリティ上の懸念が優先してしまい、いまいち流行らず、そして数年ののち終了してしまいました。
Dodgeballを作った人達は、GoogleにDodgeballを売却した後、新しいロケーションベースサービスを作ります。それが今のFoursquareです。ちょうど高機能なスマートフォンが出てきた時代であったり、Gooogleにサービスを売却した人達が再度類似サービスを作ったという状況などが話題となり、Foursquareは一気に有名になっていきます。
当初は、日本も世界もスマートフォンをゲームに活用しようという機運が非常に高く、その括りでFoursquareも位置情報ゲームとし捉えられることが多かったように思います。ちょうど日本でのガラケー時代からのコロプラ勢などの影響もあるでしょう。ただ、当時のFoursquareの経営陣はゲーミフィケーション的要素はユーザ獲得の入口に過ぎないとしていたのだと思います。当時のFoursquareは収益モデルも確立しておらず、多くの人が先行きを不安視したりしましたが、現在は位置情報のビッグデータを持つ有数の企業として、対企業向けにそれを元に商売をしていることは知る人ぞ知るFoursquareの顔です。
ここで話を戻して、Googleはせっかく買収したDodgeballを閉鎖し、その後のLatitudeもサービス終了して、位置情報サービスの負け組となったのかというと、そうでもないようです。ユーザ数ではTwitterやFacebookに大きく水を開けられているGoogle+ではGoogleマップと連携したチェックインの概念を持ち込み、最新のAndroid端末のウリとなっている「Google Now」でLatitudeのような機能を持ち込み、そこそこの好評を得ています。また、冒頭に出てきた「Ingress」などにも経験が生きているのかもしれません。
Googleくらいの大きな企業ともなると、位置情報への投資と失敗は些細な出費なのでしょう。Googleがここまで失敗を繰り返してもロケーションベースサービスに興味をもったのは、一つはソーシャルメディアへの強いあこがれと、もう一つは自社のメインサービスとなったGoogleマップやGoogle Earthの進化といった理由があるのではないかと私は見ています。
FoursquareとGoogleは仲が良いかと言われると、そうでは無いように見えるところが面白いです。Googleマップの企業向けの利用料が格段に上がったときにいち早くGoogleマップの使用をやめた企業の一つがFoursquareです。FoursquareはOpenStreetMapを使う選択をしました。Foursquare自身も自分たちが作ったサービスを潰されて、しかもFoursquareの対抗サービスを定期的に出してくるGoogleに、あまり良い気分をしなかったことは大いに想像できるところです。
またFoursquareはGoogleのライバルとも言えるAppleとの接触を何度か図っています。記憶に新しいところでは、新しいiOSで採用されて大不評となったAppleマップのデータ改善にFoursquareが情報提供をしたという報道。これが事実であるかは不明ではありますが、FoursquareはどちらかというとGoogleよりもAppleに寄っているという見方は正しいのではないかと思います。
GoogleとFoursquareという軸で話をしてきましたが、私の想像なども入っているので、全て事実であるという保証は無いところはご注意ください。また、日本語のWikipediaの以下の記事を参考にさせていただきました。
どの無料サービスにも言えることですが、サービスを何年も継続していると、登録はしたものの使わなくなったユーザと熱心に使い続けるユーザの二通りに分かれるのは常といえます。
では今もFoursquareをしているユーザのモチベーションとはなんなんでしょうか。
少なくともゲーミフィケーション要素は、何年もFoursquareを続けていくと薄れてきます。バッジも取れなくなるし、メイヤーも取れなくなる。
ユーザの目的の一つは「同報通信」的目的があるでしょう。Twitterの「○○なう」の代わりにFoursquareを使う人です。私もそれを実践して、カフェにいたら私に会いたい後輩がやってきたという出会いがありました。位置情報を公開する事のリスクばかりが取り沙汰されますが、一定のプライバシールールを意識することで、有用な出会いのツールになるのではないかと思います。
もう一つ、これが重要なのですが、ライフログ的使い方があります。FoursquareはiCalなどのフィードもしていて、いつどこに行ったのかという情報を後から振り返る機能をいくつも提供しています。GoogleカレンダーにiCalファイルを登録すると、何年も前のチェックイン情報を振り返ることができます。これが数年分たまると、とても興味深い自分のライフログ・個人版ビッグデータとなるのです。
Foursquareの本質が、少なくとも多くの人にとってゲームではないことは前述した通りです。
ではFoursquareの本質は何なんでしょうか。いったいFoursquareは今後どういった方向に向かうのでしょうか。
一つは位置情報のビッグデータを使って対企業に商売をするという方向性があります。これは純粋に位置情報が欲しい企業への情報提供というものでしょう。あまり一般ユーザには関係ない話かもしれませんが、AppleマップやOpenStreetMapが改善するかもしれないことを考えると、我々に無関係な話でもなさそうです。
また、日本でいうところの「食べログ」的な情報発信源になろうという目論見も垣間見えます。つまり、いまどきの言葉で説明すればO2O事業への参入です。既にFoursquareは、飲食店などのビジネスパートナー向けのアプリケーションをリリースしています。今後、日本での活動が活発化した際には、この分野での攻めもあることでしょう。以前からアメリカでは「Yelp」と競合すると言われてきました。2014年春、ついに日本にもYelpが遅れて上陸したわけで、Foursquareの動向には注目が集まります。Foursquareの経営陣は「世界で一番多いチェックインは新宿駅」などといった、日本を注目しているといった発言もたびたびしており、日本でのFoursquareの本格的な活動が楽しみであるというのが、Foursquareの一ファンである私の意見です。
飲食店に限らず、全世界の全ての場所「ベニュー」を包括的にレーティングし、それを一時発信元として発信できるのは、Foursquareなど一部の限られた企業だけでしょう。また、一連のステマ騒動や星3つ収斂問題を抱えている食べログの牙城が誰によって切り崩されるのかといった興味もあります。それはYelpかもしれないし、Foursquareかもしれません。外来のO2Oプレイヤーの活動から今後も目が離せません。
既に周囲でFoursquareをやっているユーザがいないけど、なんとなく好きだからやっているというユーザは、FoursquareのMeetupなどに参加してみるとよいでしょう。
4月16日は4の2乗(square)が16であることから「Foursquareの日」とされており、その日に全世界でMeetupイベントが行われます。今年2014年も東京でイベントが行われます。
私も2012年に参加して、様々な目的でFoursquareをプレイする人達の様々な意見を聴き、非常に興味の持てる、幅の広いサービスだという印象を持ち、さらにFoursquareが好きになりました。
もしFoursquareに漠然とした興味はあるけど、その本質が何か分からないという人は、FoursquareのMeetupに顔を出すなどして、実際にFoursquareのコアユーザと話をしてみることで新たな視点が得られることは間違いないでしょう。初心者から開発者まで、様々な人達が集まった過去の4sqDay Meetupでしたが、みなさん非常に楽しんでいました。
上述の、2014年東京のFoursquare Meetupには私も参加します。後日レポートを書く予定ではいますので、もし興味があるけど出られないという方は、楽しみに待っていてくださると嬉しいです。
過去の4sqDay Meetupのまとめなどを引用して、この文章を締めくくりたいと思います。
皆さんのFoursquareライフが充実したものになることを願っています。
おがた (@xtetsuji) です。
2013年12月6日の Foursquare (4sq) iOS アプリのアップデートで、プライベートチェックイン機能が削除されてしまったようです。新しいアプリでプライベートチェックインに関わるインターフェイスが見つからなかったので、@4sqSupport で聞いてみたら、無くなった旨、返答をもらいました。
@xtetsuji So sorry, we've removed the ability to privately check-in. But you can still use Foursquare to explore awesome places nearby!
その代わりなのか、近くのベストプレイスを見つけやすいインターフェースにしたというFoursquare社からのアナウンスがありました。確かにアプリ全体としては、UIも洗練されて、体感速度も向上して、情報を探すサービスであるという位置付けを更に明確にしつつあります。ゲーミフィケーションはオマケでしかないことは4sqを続けると分かるのですが、いよいよ全世界的にO2Oマーケティングをしていくという布石なのかもしれません。
Introducing the new Foursquare for iOS 7 — with a sleeker design to help you find the best places nearby http://t.co/QGFfycsZoC
プライベートチェックイン機能は、バッジなどのゲーミフィケーション要素のパラメータにはなりませんが、ライフログとしての4sqというツールとしての存在価値がありました。ただ、今回の変更となってしまい、個人的には少々残念であります。
プライベートチェックイン機能が削除された以外は、アプリ全般的に改善と言える修正を大胆に行う部分、日本のサービスとは違ってすごいなと思わされます。特に4sqは変化のスピードが速く、世界最大のロケーションベースサービスとして事業としても本気なんだなと思わされます。
ともかく、今後の4sqの動向にも要注目していきたいです。
2013/12/11 追記: About Foursquare でも今件取り上げられているようです。
2014/03/10 追記: QuickInというiPhoneアプリでプライベートチェックインができるという話もありました。
Foursquare 大好き、ロケーションベースサービス大好き、おがたです。
数年前から何度かチャレンジしていたのですが、先月2013年10月にFoursquareのスーパーユーザ・レベル1(以下SU1)になることができました。
Foursquareには最近のゲーミフィケーションサービスではよくある「バッジ」というものがあって、初めて比較的すぐ「スーパーユーザ」というバッジが取得できますが、それとは全くの別物です。
スーパーユーザ(SU)とは、Foursquareの情報をレベルに応じて編集することができる、ある種の特権ユーザの事を言います。
通常のSUではないFoursquareユーザは、自分が作ったべニューのみ住所等のべニュー情報を編集することができますが、SUは自分が作ったものではないべニュー情報もレベルに応じて編集することができます。もちろん、現在(2013年11月現在)「修正提案」というインターフェースもあり、SUではないFoursquareユーザも間違ったべニュー情報への修正提案を投稿することができますが、これは即時反映されるものではなく、SUが妥当かどうかの検閲を入れて受理された後の反映となり、即時反映ではありません(そのためのスーパーユーザツールがあります)。
Wikipediaによれば、スーパーユーザには3種類のレベルがあり、以下のような種類分けがあります。
FoursquareユーザがSUになるには、Become a Foursquare Superuser ページに行って、なぜSUになりたいかという意気込みを書き、所定のテストを受けて合格する必要があります。そのために熟知しておく規約であるとかハウスルールの類の文章はそこからたどることができます。
テストのために熟読が必要な文章やテスト自体は全て英語で行われます(2013年10月現在)。私は英語が苦手で、ハウスルールの理解やテスト項目の読解に相当苦労しました。
数年前に一度SUテストを受けたときは、テスト段階から間違いを指摘されたりして、相当(数ヶ月?)待ってから不合格であった旨メールが来ました。
それからハウスルールなどを都度読んで理解するようにして、ふと思い立って2013年10月に再度テストを受けたら、どうやら一次審査は通った模様。
ここから連絡が無かったのでもう一度 Become a Foursquare Superuser ページに行ってみたら、SUにふさわしいかべニューの編集を何度も繰り返すページに遷移され、ひたすら100件ほどのべニュー情報の修正を行いました。
そこでの修正方針が良いと判断されたようで、後日晴れてSU1になることができました。
あまりFoursquareスーパーユーザへの道のりを解説した記事が無かったので、今回その過程を書いてみようと思った次第です。
当然ながら注意点として、SUは既存のユーザをSUにするためにテスト内容などを教えてはいけないとされます。また道は自分で切り開くものとして、そのための手引きすらしてはならないとも言う人がいます。ただ、SUはSUになるべきFoursquareユーザの推薦はできるようで、その推薦によって多少SUへの道が変わってくるのかもしれません。なので、ここではハウスルールの詳細やテスト内容については触れていません。
また、SUになるためのテストは、ある一定以上Foursquareを使っているユーザしか受けられないという話もあります。それの真偽や、ある一定以上のしきい値といったものは分かりません。
私がなぜFoursquareスーパーユーザになりたかったのか。それは私が大好きなFoursquareという世界を良くしたいという想いがあったからです。
Foursquareはゲーミフィケーションとして楽しむものとされていますが、最近ではライフログとして活用するケースが増えています。またあらゆる場所を「べニュー」という概念で包括的に扱う世界的サービスはほとんどなく、あらゆる場所のあらゆる情報が集積される場所としてのFoursquareの重要性は日に日に増しています。
位置情報を扱う非常に多くのアプリケーションは、最近ではFoursquareの情報を引用するようになっている事に気づいている人も多いでしょう。また、あのAppleでさえ自社のマップを良くするためにFoursquareと提携して作業をしているという話さえあります。Foursquareの情報は日に日に重要性を増しています。そういう一企業のサービスでありながら公共性すら感じられ毎日多くの人に使ってもらえる情報の編集の一端を担えるというのは非常にやりがいのあるものです。
これはテストに臨む前に読むべきハウスルールなどのFoursquareが提供している文章にも繰り返し書かれているものですが、スーパーユーザという権限を持つことは、それなりの責任も持たなければならないとされています。
私は一部の「べニュー内べニュー」というものについて否定的な考えを持っています。例えば「上野駅」というべニューはいいとして「上野駅1番ホーム」というべニュー内べニューには否定的といった感じ。ただハウスルールではこれはOKとされており、スーパーユーザはこれを拒否してはならないとされています。
スーパーユーザになった今、決して私情を優先すること無く、スーパーユーザの自覚としてFoursquareのガイドラインに適合した編集をしていく所存です。
また、ハウスルールには厳格には適合しない、日本独自というか日本のFoursquare SU独自の暗黙のポリシーもあるようで、そういう部分についても柔軟に対応していきたいと思います。
Foursquare好きの私ですが、今までそれ以外のロケーションベースサービスも色々試してみましたが、Foursquareとロケタッチの2つに集約しつつあります。
ロケタッチは日本国内としては非常に優秀なサービスであり、livedoorグルメなどと連携した非常に速い飲食店反映などに定評があります。最近であればLINEとの連携も魅力的です。
ただ、場所の修正などは運営元への提案以外の方法がなく、その点の修正が遅れる点、また海外での場所の登録が少ない点がFoursquareに一歩遅れている部分だと思いますが、それでも、Foursquareブームの後に日本で雨後の筍のように現れたロケーションベースサービスの中では、最も優秀なものと言ってもいいでしょう。比較的最近の概念であるO2Oを目論んだ後発の国産ロケーションベースサービスに比べても、うまくいっている事例ではないでしょうか。
そういう意味ではFoursquareのスーパーユーザ制度は、Foursquare社だけでは手に負えない程の全世界のべニューをある一定の品質を保ちつつ良くしていく仕組みとして、うまいなぁと感じることしきりです。
その点のロケーションベースサービスの比較であったり、Foursquareの使いこなし術といったものについては、別のブログ記事で書いていきたいと思います。