Wano株式会社を退職しました

Wano株式会社を退職しました#interest_aeこんにちは、おがた (@xtetsuji) です。同報通信として。

2014年12月12日をもって「Wano株式会社」を退職することになりました。最終出社日は11月28日で、これを書いている12月上旬の今は有給消化期間中です。

入社が今年の2月初めだったので、10ヶ月の短い在職期間になってしまいましたが、その間にも色々な方にお世話になりました。前職1社目が約10年なので対比しても短い。

退職理由

主な退職理由をあげると以下のような感じです。

  • かねてから体調不良が続いていて、静養の必要性を感じていた
  • 親族の高齢化で、近いうちに地元で今後の身の振り方を考える必要があった
  • 「できること」より「やりたいこと」や「自分しかやらないこと」に興味を持った

列挙してみると休職・時短勤務・部署異動等でなんとかならなかったのと思われそうですが、他にも細々とした理由がいくつもあったりして、悩んだ末に総合的に考えて退職を決断することにしました。

体調不良については、昨年12月の胃潰瘍入院から今年1月の風邪・インフルエンザのコンボでの外出禁止の解除日が初出社日ということで、完全な病み上がり感がありました。その後も胃潰瘍の消化器外科の他にも呼吸器科に通うようになったりと、通院ばかりの生活が続いていました。

会社を経営している祖父が高齢になり、今も元気に動けはするのですが、重い病気を抱えるようになり、祖父自身の考えも色々変わってきたようです。一度じっくり話をしてみる必要があるなと思いつつも、今年の夏季休暇は思い通りに帰省にあてられず。1ヶ月くらいは自分の人生設計も考えてじっくり話を聞いてみたいと考えるようになりました。

就職活動というものは難儀なもので、1社目も今回の2社目も「やりたいこと」より「できること」を優先にしがちでした。ただ、今年のYAPCのキーノートを聴いたりしているうちに、「若いころは大変でもできることで経験値積むべきだけど、歳を重ねるとそれだけでは肉体的にも精神的にも無理できないよなぁ」と思うようになったこともあります。

その他にも悩んだ理由はいくつかありますが、主な理由は上記です。

今回の退職の件を話すとき、短い在職期間や次を明確に決めない形の退職に対する懸念を受けることも当然ながらありましたが、上記のような事情があって悩んだ末の決断でした。

在職中にやったこと

短いながらも色々経験することができました。

業務の中心としては、他社が提供するアフィリエイトなどのAPIを使ってウェブサイトのロジック部分を書いたりなどをしていました。あと他社向けのAPIも時々書いたりしていました。前職の最後のほうでは、社内サイト以外でウェブサイトの表側を担当することがほとんどなかったので、優秀なデザイナーの方々との仕事は新鮮でした。デザイナーの人と飲みに行くたびに「デザイナーの皆さん本当に優秀ですよね」って言っていた気がする。

前職はまだガラケー志向が残っていたのでJavaScriptは商用向け開発ではあまり書かなかった (趣味開発や社内ツールでは書いていた) のですが、Wanoに来てからは表側のウェブサイトのロジックを担当する機会が多く、そこそこJavaScriptを業務で書いたのは良い経験でした。Googleアナリティクスの詳細な振り分けだったり、アニメーションライブラリ (これはiOS 6 の Safari がメモリリークして大変でした) のカスタマイズ開発だったり、Hogan.js のようなJSテンプレートのミニマム版も作ることになりました。必要であれば何でも取り入れていくところは面白かったです。

他のチームでは完全なSPAを実現するAngular.jsだったりTypeScriptだったり、もっとJavaScript中心のフロント開発をしているようで、興味深くもありました。優秀で気さくなエンジニアがたくさんいる面白い職場でしたが、誰もが多忙で横の交流がなかなか取れなかったのは心残りでした。

最終出社日の話

11月28日に最終出社日だったのですが、定時直前に新入社員の一人に声をかけられて、社員全員の前で色紙を受け取ったのは嬉しかったです。

送別会は後日開催するというお話を聞いて、なんだか気を使わせて申し訳ない感じもしました。しかし、色紙を受け取ったのも送別会を開いてもらえるのも人生で初めてのような気がします。

普段社内でかかっているバックミュージックはニューミュージックが多いのですが、その日の夕方はバロック調の曲がかかっていて、最後の身支度をしているときにはベートーヴェンの田園交響曲の終楽章が流れていて、なんだかしんみりしました。

隣の部署で懇意にしてくれていたプログラマー2人と「今日は送別会もないのでということで飲みに行きましょうか」という話になってその日の夜に飲みに行ったのですが、プログラマーの新卒社員2名もついてきて、その後に自分の所属だったチームのみんながやってきてくれて盛り上がれて、嬉しかったですね。

たった10ヶ月しかいられなかったのですが、人の暖かみを感じる会社でした。

これからどうするの?

しばらくは静養して体調回復につとめます。

12月末に帰省して1月中は実家を拠点に話を聴いて回ったりする予定です。

時間ができるので、細々と自分が所属しているコミュニティのプロジェクトを進めようと思っています。時間が取れずできなかった趣味のプログラミングも進めたいです。

その後の予定は決まっていません。もしかしたら地元に戻ることになるかもしれないし、東京でまた働くことになるかもしれません。できれば自分のITエンジニアのキャリアは今後も活かしたいし、そのために魅力的な場所である東京を拠点にしたITエンジニア生活は続けたいのですが、そこのところは未定です。

お金がなくなっても就職的に安定しなかったら、体力的に無理のない範囲でバイトでもして食いつなごうかなと思っています。

求人募集中

どの会社もITエンジニア不足の昨今ですが、Wanoでもエンジニアを募集しています。興味があっても自分の適性とマッチするか心配な方は、私が出来る範囲でご相談に乗ります。tetsuji.jp に書いてある連絡方法から適当なものでご連絡ください。

語らいたい

退職エントリを見ると、よくAmazonのウィッシュリストを貼っているのを見るのですが、自分の場合はモノより体験が欲しいので、多くの人と語らいたいです。時間のある方は、カフェや酒場で業界のことやプログラミングのことなど、語らいませんか?

謝辞

まだ内定状態だった2013年12月に胃潰瘍入院しているときにお見舞いに来てくださったときは嬉しかったです。

在職中、特に同じプログラマー仲間として興味を持って話しかけてくれた皆さん、ありがとうございます。今後も同じプログラマーとして定期的にお話できれば嬉しいです。

企画営業の方々の仕事のさばき方に感心させられることが多かったです。またプログラマーと仕事上の接点が多いデザイナーの方々が本当に優秀で、仕事がしやすく楽しかったです。前職と比べて「こんなに雑な仕事の渡し方で大丈夫なのかな」と思っていたら、もっと雑でもいいですと言われるくらいデザイナーの方々に助けられました。

今後も外部から色々な形で応援していきたいです。ありがとうございます。

参考リンク

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