essay」カテゴリーアーカイブ

対象となる人物を特定しないネガティブな話は疑心暗鬼を生ずるだけ

おがた (@xtetsuji) です。

完全にタイトルの通りなのですが、他のブログ記事とかから参照できるし、短くても書いておこうかなと思いました。

多くの人が暗黙に考えている事への反駁でもあるので賛否両論は絶対にあると思いますが、言いたいことは本当にタイトルにあることだけです。

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2015年3月の予定

おがた (@xtetsuji) です。

3月も約半分過ぎてしまいましたが、大きく動く予定がだいぶ確定したのでお知らせします。

結構色々と動き回っているので、私の追跡情報を再掲。

静養のおかげで身体も調子を取り戻しつつあることと、だいぶ貯金が目減りしてきたので、そろそろ仕事探しします。そのことについては後述。

というわけで、2015年3月の予定です。

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Softbank Airを契約するまでにわかったこと

おがた (@xtetsuji) です。

実家に安価なインターネット回線を敷設しようとしてSoftbank Airを検討した際に分かったことをメモしておきます。主にウェブのよくある質問でも分からなくて、実際にサポートに電話をかけたりソフトバンクショップで聞いた話が中心です。

なお、この話は2015年2月当時のものです。情報の正確性は保証しませんので、契約にあたりましてはソフトバンクショップなどでご確認ください。「このページに書いてあったから…」ということはしないでくださいね。

色々検討してみて紆余曲折あったのですが、結果的にSoftbank Airを契約しました。その話は一番最後をご覧ください。

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思い出す卒業の季節、そして偽物メッセージ騒動についての感想

おがた (@xtetsuji) です。

3月は卒業の季節ですね。

音更の桜

昨年ネットを巡回していたらこんなニュースを見つけて驚きました。

驚いた理由は後述ですが、結果的に以下のような顛末になって、ネットのニュースサイトで面白く取り上げられ、全国紙にも掲載される事態となってしまいました。

このお話の考察は最後にゆっくりしてみるとして、私の卒業の季節の思い出話に付き合ってくださいますか?最近は昔話ばかりコンテンツにしているねっていうツッコミはナシで。

卒業式っぽい写真ないかなと思って桜の写真を載せてみたのです、北海道の桜のシーズンはゴールデンウィークだった…。ちなみにこれは2014年5月5日に鈴蘭公園で撮影したものです。

今回は軽いネタ記事。

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学歴コンプレックスは心ない大人に植え付けられたトラウマ

おがた (@xtetsuji) です。

最近考えていることがいくつかあって、その一つ。端的な題名の通りでTwitterでもツイートしたりしたんですが、考えていることの詳細を書いておこうと思います。主に学歴コンプレックスを中心に考えていきます

要約して万人向けに書こうかとも思ったのですが、どちらかといえば自分視点で帯広の高校について中心に書いています。暇な時に流し読みしてください。

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2015年2月の予定

おがた (@xtetsuji) です。

無職でお金は無いけれど時間はあるので、今までできなかった活動を貯金が尽きない程度に数ヶ月はしていこうと思います。

オープンにしている予定については tetsuji.jp トップページにもカレンダーがあります。時々更新していないときがありますが、参考になるでしょう。

というわけで、2015年2月の予定です。

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2015年1月3日に中学時代の学年全体同窓会を開催した話と、同窓会に込めた想い

おがた (@xtetsuji) です。

タイトルの通りなのですが、2015年1月3日に中学時代の同窓会を開催しました。私は当初からの運営メンバーの一人として、人集め人探しから情報整理や店の予約まで担当。地元から離れた東京から主に遠隔作業担当でした。

そんな、同窓会を開催するまでの活動内容の話から、当日の話、そして私が今回同窓会をやろうと精力的に動いた理由をどこかでお話したいと思ったので、このブログ記事を書くことにしました。

この文章、一般論というよりは私のエッセーです。とはいえ、今回私達が準備した同窓会に参加された方、色々な場面で同窓会に参加される方、同窓会を主催する方に、この文章が何らかの着想を与えられれば幸いです。

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2015年に目指すべきもの

おがた (@xtetsuji) です。

新年初のブログ記事です。これ、例年書いているので今年も書きます。

1月も半分が過ぎてしまいましたが、昨年末から1月上旬は同窓会タスクでめまぐるしかったんです。同窓会話については興味深いことが多いので、また別のエントリで書きたいと思っています。

さて、2014年年始に掲げた目標はどれだけ実現できたでしょうか。

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文章を書く苦手意識を乗り越えるまでにやったこと、そして乗り越えたあと

おがた (@xtetsuji) です。

最近「てつじさんって文章うまいですよね」と言われることが多く、なんだか驚いています。

確かに、2011年に「Hokkaido.pm#5」に参加して地方PM・勉強会登壇のデビューをしたあと、ブログを作って外に情報をアウトプットしたりオープンな場で積極的にトークをしたりしましたが、文章力だったりプレゼン力はやっと人並みというのが自己評価

特に最近では、Perl入学式で同じくサポーターをされている @note103 さんと文章力で並び称されることがあったりするのですが、@note103 さんは本職が編集者だし、それは恐れ多いとすら思っています。

自分自身、高校時代の最初までは、ほとんどといっていいほど文章を書けない・書かない人でしたそれは超がつくアレルギーの域ですらありました。

年末で、それこそ「文章を書く」時間もできたので、その文章が書けなかった時代から、それを乗り越えて自発的に文章を書くようになるまでにやったことを振り返ってみることにします。

書いてみたら単なる自分語りになってしまったので、年始とかで暇すぎる時にでも流し読みしてください

要約すると以下のようになります。

  • 好きなことを探してそれを表現しよう
  • 最初のアウトプットはハードルが高いけれど、それを乗り越えたらポジティブ・フィードバックが回り始める
  • 機会があればラブレターを書こう
  • 他人の文章を研究して文体模写や言葉遊びに挑戦してみよう
  • 抵抗がなくなったら多くの文章を書いて場数を踏もう

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Wano株式会社を退職しました

こんにちは、おがた (@xtetsuji) です。同報通信として。

2014年12月12日をもって「Wano株式会社」を退職することになりました。最終出社日は11月28日で、これを書いている12月上旬の今は有給消化期間中です。

入社が今年の2月初めだったので、10ヶ月の短い在職期間になってしまいましたが、その間にも色々な方にお世話になりました。前職1社目が約10年なので対比しても短い。

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良い睡眠習慣の今昔

おがた (@xtetsuji) です。タイトル通りですが、今回は睡眠についてのエッセー。

私自身も不眠体質なこともあり、一時期は睡眠導入剤を服用したり、もともと子供の頃は結構な夜更かしだったり、社会人になってからは仕事の都合で徹夜も幾度かしていました。

タイトルの通りなんですが、最近は夜更かしや徹夜は可能な限りすべきじゃないなって思っています。一般的に自分も歳を取ったからからかなとも思いますし、若い頃は夜更かしや徹夜に耐えられるだけの体力があったということもあるんでしょうね。

昔から睡眠というものそのものに興味があって色々と調べたりしていたのですが、時代とともに睡眠に対する論説が少しずつ変わってきている印象があります。徐々に医学的な研究が進んできていることもあるのでしょう。

一応お約束ですが、私は医療関係者ではないのでこの記事には医学的裏付けがありません。参考にして何か問題があっても責任は持てませんのでご了承ください。

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オープンにしたい情報、秘密にしたい情報

おがた (@xtetsuji) です。

私はコミュニティ活動を活発にしだした2011年以降、自分に関する結構な情報をネット上でオープンにしています。自分のドメインでポータルサイトも作って、ここを見ればだいたいどんな人かわかるようにしているといった感じ。

日本のネット文化って昔から匿名主義だったりするので、自分が実名主義だからそういう感想を持つのかもしれませんが、なかなか多くの人が自分の情報をオープンにしないことは残念な気もします。もともと日本古来から、実名を呼ぶことは失礼(偉い人を役職で呼んだりするとか)だという文化があって、変名を多用することもあるのかもしれません。

そういう意味でFacebookが根付かせた実名主義SNSは凄いなと思うのですが、正直自分自身がFacebookの社交的ノリについていけないので、評価半分・忌避半分といったところです。

情報をオープンにするメリット

実名主義を敬遠したりする人にとって、情報をオープンにするメリットってなんでしょうか。

今の時代、終身雇用制も瓦解して自分のスキルをオープンにしていくことが求められています。私の職種であるプログラマーでも、オープンソース・ソフトウェアを開発したりしてそのスキルを間接的にでもアピールしていくことで、役立つことがあったりします。

そういう職種でない人にとっても、現在はプレゼンテーションスキルであったり交友関係といったものはどの職種でも重要で、この時代に大人として生きていくために持っておきたいものです。そのためにも、自分についての情報を一部でもオープンにすることは、多くの人に自分を理解してもらう、良いきっかけではないかと思います。

これから少子高齢化で孤独社会が来ると言われてもいます。同窓会など、一度は疎遠になってしまった人が私を探したいとか偶発的に私の情報にたどりついたとかで、再度親交が温まったケースは何度もあります。初期のmixiとか今のFacebookではその傾向が強いです。ひとまず、来年始めに同窓会をやりたいと考えているので、今年になって数人の中学時代の同級生とつながれたことは結構嬉しいですね。これもひとえに自分の情報を公開しているからです。

オープンにしたいと私が考えている情報

これは私の考えなのですが、オープンにしたほうがいいなという情報です。

まず名前はとりあえず公開といった感じ。世の中同姓同名はほぼ必ずいるので、特に同姓同名が多そうな名前の人は、検索エンジン向けに固有のハンドルネームも一緒にあるとよいです。イベントなどで会ったときの印象も違うと思います。ちょっと恥ずかしいハンドルネームの場合は、恥ずかしくないハンドルネームをとっておくと良いんじゃないでしょうか。Twitterのアカウント名(スクリーンネーム)は一意なもので、2014年現在のハンドル名は多くの場所でTwitterのものがソレといった感じなので、Twitterのアカウント名がハンドルネームと対応していると良いと思います。

しかしながら、私の名前ってどの姓名判断でもズタボロの超ヒドイ結果でして、姓名判断というものの存在自体が「名前ハラスメント」になっているんで、言わないところでは言わないようにしています。色々な事情で本名が言えないとか言いづらい人もいるので、そういう場合はハンドルネームも含めた変名があるといいんじゃないかなと思います。ペンネームみたいな感じで。要は多くの人が自分自身を特定できるのが目的なので。

私はFoursquareなどの位置情報が大好きで、自分の位置情報を公開することにも結構熱心な人です。位置情報は結構なプライバシー情報で、人によっては公開すべきではない人もいるとは思います。特に女性とか著名人とかアイドルとか。でもまぁ私の場合は一般人で、公開しない機会損失よりも、公開したときの偶発的な出会いや助けを大事にしたいと考えています。前の職場では、会社帰りに近所で食事をしていたらFoursquareからTwitterにフィードした情報を手がかりに後輩が来てくれたり、近くにいるFoursquare仲間が会って飲まないかと言ってくれたり、人生を豊かにする偶発的な出会いに役だっています。嫌いな人や苦手な人が寄ってこないかって?日々の過ごし方にもよりますが、普段から八方美人でない限り、あんまりそういう人が寄ってくるっていうことは無いとは言わないまでも稀かなぁという気はします。人にもよるとは思うんですが、そういう思いって無意識に伝搬しますからね。

よく言われる位置情報公開のデメリットは「自宅にいないことがバレたら泥棒に入られる」といったものがあります。ただ、たいてい一日のそこそこの時間は自宅にいない時間だし、近所の人と日々仲良くしたりといった別の方法で泥棒対策をしたほうがいいというのは最近思うところです。もちろん治安の悪化は不安ではありますが、治安を良くしたり治安の良い場所を選ぶことも大切なのかなと思います。ここには決定打はありません。

位置情報が空間情報であれば、時間情報は予定にあたるかもしれません。差し支えない予定であれば公開してしまうのもおすすめです。これはITエンジニアだと結構飲み会などもオープンにATND等のイベントサイトにページを立てたりしているんですが、これもポジティブな偶発的な出会いを求めていることになるんじゃないでしょうか。誰か特定の人を誘うのは心理的障壁はあっても、予定を公開しておいて「これに行きたい人は参加表明してね」っていうのは、ぼっちにとってはライフチェンジングな手法だなと思いました。

大まかな出身地と居住地を公開しておくと話が弾みます。「どこ出身?」から始まる飲み会で盛り上がることは多いですし、実際に会ったことがなくてもネット上でどこ出身かがわかると、そこから広がる話も多いなと感じます。もちろん、上記の位置情報のように、住んでいた・住んでいる場所を話すと差し支えがあるという人や場合も当然あるとは思います。

何らかの連絡ができるメールアドレスはひとつ公開しておくと良いと思います。SPAMが心配であればGmailもある時代ですし、それ専用のメールアドレスを作ることは今では難しいことでもありません。そこから何か良い話が転がり込んでくる可能性もゼロではありません。当然ながら、電話番号やケータイアドレスやLINEなどのIMアカウントは、段階に応じてって感じで、一般公開ってものでもないでしょう。SPAM的対策のしようもないし、キャッチセールスや悪意のある人間に知られた時に逃げ場がない(逃げるコストが高い)。

趣味や特技は公開しておいてよかったと思うことが多いです。最近はSNS全盛、せいぜいブログで、一般のウェブサイトを持っている人は少なくなりましたが、ブログの固定ページででも自分の趣味や特技を列挙しておくと、何か良い出会いが生まれると思います。いわゆる「プロフ」サイトで作ってしまうのも一つの手でしょう。同じ趣味で意気投合して何か新しい体験ができたり、自分の趣味を知っている人が何かのキッカケでそれに関連したグッズをプレゼントしてくれたり、振り返ると良いことが多かったです。下心があるわけではないのですが、相手側も同じ趣味の人と出会える事は嬉しいはず。私の事を職業プログラマーだと思っている人が、実は路線バス好きだという私のもう一つの側面を知れば、良い情報を提供してくれたりといったこともあるかもしれませんし、実際そういうことは結構あります。すごく嬉しいです。ただ、「ロリコンです」とか、言ってドン引かれる趣味や特技もあるので、そのあたりの公開・非公開は各自の判断でお願いします。私は黒髪美女のお姉さん系が好きです。

特に公開しないとしても、大人になってよく聞かれる質問や選択肢には、あらかじめ自分なりの答えを持っておいたほうが便利です。「猫派?犬派?」といった些細なものから「座右の銘は?」など。

趣味や仕事に近い部分でもありますが、自分の作った成果物は公開しておくのがおすすめです。プログラマーであれば自分のプログラム、デザイナーであれば自分の描いた絵などですね。幸いに、今ではGitHubであるとかPixivであるとかニコニコ動画YouTubeであるとか、そういうものを公開する場は潤沢にあるので、そういうのを利用しない点はありません。もちろん転職などの時に有利に働く可能性があることもあるでしょうけれど、思わぬ人との出会いにもつながるかもしれないところが楽しいところです。

オープンにすべきかどうか状況が分かれる情報

学歴とか職歴は難しいなと思っています。就職のご縁など、これがキッカケで良縁があることも大いにあるのですが、人によっては学歴自慢に映ることもあるかもしれない。ネタとして使えるところでは使いますけれど、私の場合は基本的にはあまり全容は言わないことが多いです。前職情報とかも、どこの会社でもあるはずだけどネガティブ系の話題になったり守秘義務に抵触したら嫌だなと思って、話すときは言葉を選びながら話すようにはしています。昔よりは自分も大人になったかも。

あと病歴とか病気になったという情報も難しい。公開してもメリットになることは少ないばかりか、どうしても偏見やハンディキャップにつながったりする情報でもあるので、戦略的に公開しないほうがいい場合が結構あったりします。ただ、差し支えない持病を周知しておくことで周囲に配慮してもらえる部分もあるかなとは思います。呼吸器が弱いとか喘息持ちだと言っておけば、空気の汚いところには連れ出されないでしょう。私はタバコが本当に本当に苦手です。

私も2013年12月に胃潰瘍で緊急入院したときも、公開した時の諸々のリスクを考えた上で、自分には東京で頼れる親類もおらず意識を失う寸前だったことや直近で助けが必要だったこともあり、総合的に判断してTwitterで情報を流すことにしました。センシティブな位置情報を公開することも含めて、これは床上安静になってから1時間くらい真剣に悩んだんですが、結果様々な人に助けてもらって本当に助けられて感謝することになったし、その反面多くの人に心配をかけてしまったなという反省もありました。

血液型は面倒。血液型占いや血液型性格といった科学的根拠の無い差別に会う人もいるんじゃないでしょうか。特にB型の人とか可哀想。ただ、外科系で緊急入院した時にほぼ必要な情報なので周知しておくと役に立ちます、というのは緊急入院したことのある私の意見。まぁ、最近は病院でも採血したら即効で血液型がわかるようです。

位置情報の公開が大好きと上に書きましたが、居住地の住所まで公開するのはどうかなと考える日々です。前述の通り、電話番号やキャリアアドレスやIMアカウントは逃げ場がない系なのですが、居住地バレも逃げ場がない系。厳密に言うと逃げなきゃならない時に引っ越しコストが高すぎる。あんまり偶発的な出会いにも役立たないし、変な勧誘がくるとかのデメリットのほうがはるかに多い。ただ、私の場合は知人がネット上で住所を調べられるようにはしています。突然来られても自宅には入れない(というか片付けていないから入れられないだけ)ですが。

食事情報の公開も良し悪し。「うまいもの食べてるねぇ」って言われて嬉しいこともあれば、「野菜食べてないんじゃない?」とか心配されることも嬉しい範疇としても、「うまいものを食べているリア充アピールですか?」みたいな取られ方をする場合もあるようで、難しいなぁと思っています。自分の場合は単にライフログが大好きで、食事もライフログの一環として記録しているのを単にネットに公開しているだけなのですが、最近は公開すべきもの・そうでないものを分けようかなと思っています。

よくあるのは政治観や宗教観。日本人の特徴なのかなと思うのですが、互いに思想の違う人だと判明すると分かり合えないみたいなのがあって、そういうのは良くないなぁとは思いつつ、話題に出すと面倒なのがこれ。嘘でも「政治に興味はありません」「無宗教です」って言ってしまうのが一番簡単ですが、政治に感心がない大人ってどうなのって思うし、宗教が人を豊かにする側面もあるとは思う。もちろん選挙演説がうるさいってのもあるし、カルト宗教団体に軟禁されて大変な目にあったこともあるけど(本当です)、言うかどうかは別としてそれでも自分の思想は持っておきたいです。

顔写真。プライバシーとか肖像権を問題にする人も多いとは思いますが、私はそれ云々以前に単に昔から写真が嫌いだっただけ。写真写りが悪いというか元の素材が悪いので…。これからでも良くする努力をしていかなきゃとは思っているのですが、なかなか難しい。ただ、カンファレンスや勉強会のトークで撮影が入ったり、取材等で写真撮影があるときには快諾するようにしています。素材の悪さを嘆いても仕方がないので。それよりも人生を通したセルフブランディングのほうが大事だろうと。

あと最近思うのは、写真は撮られ続けると本人も写り方が分かってくるのか見る方が見慣れるのか、味が出てくるということ。毎日 @__papix__ さんの写真集Tumblrであるpapicsを見ていると、味が出てきます。彼の写真はフリー素材だそうです。すごい。

秘密にしておきたいと私が考えている情報

これも私の考え。多くの人が日々おおっぴらに公開しているものでも、自分なりに秘密にしておきたいというものもあります。だからといって、これらを公開している人を批判しているわけではなく、あくまで私個人的な考えで誰かに強制するものではありません。多様な意見があることって良いことじゃありませんか?

意外かも思われるかもしれませんが、私は生年月日を秘密にしたい人です。なぜって、サポートセンターとかに電話をして個人認証の最後の砦として生年月日を聞かれることが多いから。もちろん、金融機関もそれはダメって啓発活動をしているくらいなので、今どき生年月日の8桁か4桁の数字をパスワードや暗証番号ににしている人っていないだろうけれど、個人的に何か抵抗があるのが生年月日の公開。なのである程度信用した人か、何かの登録に必要でその登録先がそれなりに信用たる場合以外は生年月日は言わないようにしています。あと、あんまり年齢を知られて嬉しい歳でもなくなってしまいましたからね。

なので誕生日アピールを必然的にしないので、誕生日を祝ってくれる人がいないという寂しい問題にぶち当たります。それを解決するのが、誕生日は休暇を取って親類と一緒にいるようにする。それがだいたい例年の過ごし方になっています (が、今年は休めそうにないのでかなり落ち込んでいます…)。

それと交際ステータスは秘密にしたいと考えています。要するに、彼女がいるかいないか、結婚しているかしていないのか、離婚歴はあるのか、子供はいるのか、といった感じ。ネットの記事を見ていると、SNSはのうるさいアピールの筆頭として「ぼっちアピール」と「リア充アピール」という対極のものがあって、ぼっちもリア充もダメなのかーと思ったりしたから。自分も確かにあまり受け取って好きな類の情報じゃないなと。「Facebookなどに投稿される子供の写真に和まされる」という話はあって、確かに同意する部分もあるけれど、逆に子供が大きくなった時の意思を考慮して子供の写真は一切公開しないという趣旨の人もそこそこいて、色々あるなぁと思う次第です。私に子供がいるかとかはご想像にお任せします。

あと、自分の位置情報の公開には熱心ですが、同席している他人の位置情報には敏感になりますね。自分がどこにいるか知られたくない人が多いですから。誰々とここにいるという情報をツイートするときには、同席する人に聞くようにしています。一応そういうのには配慮しているつもりです。

交際ステータスや同席している人の位置情報といった話とも関連しますが、自分の情報公開ポリシーに他人を巻き込まないように配慮は必要だなと考えています。当然強制もしちゃいけない。写真を撮られるのが大好きな人も、全員が全員そうではないことを自覚して、他人と一緒に撮影するときには同意を得るとかそんな感じ。

まとめ

これからの少子高齢化社会、どんどん孤独が多くなってくると思います。そんな中で良い出会いを引き寄せていくためには、公開できる自分の情報は積極的に公開していくことで、思わぬ良い出会いがあるんじゃないか、そういうことをまず言いたかったのでした。

この記事は匿名主義である人に強制するものではありません。多様な意見が存在すること、そして参考にすべき意見がたくさんあることは良いことだと思います。様々な事情であまりおおっぴらに活動できないことをしている人もいるでしょうし、そういう人は適宜変名を使い分ければいいと思います。実名主義にも匿名主義にも良い部分悪い部分があると思います。そういうのが並列している世の中は決して悪いものじゃないでしょう。

あと、多くの人の多様な意見・まとまった論説を聞きたいというのはありますね。各自が自分の考えをオープンにしていくということ。そう、私のこんな些細な記事でも読んでくれる人は一人くらいはいるものです(多くの人になんて欲張らず、流し読みでも一人に読んでもらえれば十分じゃないですか)。昨今はTwitterなどのマイクロブログで発言が小出しになっていたりと、時代とともにネットに発言するハードルは低くなっているけど、まとまった量の文章を書くというブログ的文化は以前ほどではありません。Facebookなどでまとまった文章を書いても多くの人の目には触れず検索もできず流れていってしまってもったいない。今だからブログと気づいている人は少なからずいます。今や大手ブログサイトを訪問すればすぐに自分のブログが作れます。ブログを持っていない人も、ブログを書いて自分の意見を公開して、良い出会いを引き寄せてみませんか

夢を追いかけるということ

おがた (@xtetsuji) です。

最近は教育とか学習について考察していて、長文のブログ記事を書いていたんだけど全然まとまらないので、その途中で考えた軽いエッセーを書いてみます。

夢をかなえた人

これを書いている2014年7月30日は sweet ARMS という4人組声優ユニットの TRIGGER というCDの発売日なんですが、その一人の佐土原かおりさんがこのCDで夢をかなえたという話。

佐土原かおりさんは小学生の頃からTWO-MIXが好きで、TWO-MIXの永野椎菜さんに何度もデモテープを送ったりしていたという筋金入りのTWO-MIXファンだったそうですが、めでたくこのCDで永野椎菜さんに「Reboot Tactics」を作詞作曲してもらうことになりました。今日、帰宅途中にウェブラジオ「sweet ARMS放送局 ~RADIO THE TRIGGER~」(第3回目)を聴いていたら、そのことを嬉しそうに語っていました。本当に好きなんだということが伝わってくる。

以前から自身のTwitterでは「自分がTWO-MIXの楽曲を歌うなら?」といった質問もしていたので、当時から本気が伝わってきました。

それを聴いていて「やっぱり夢はかなうこともあるんだ」とか「かなうかなわない関わらず、何かに熱中してそれを追い求めることは大事なんだ」とか思ったりしました。もちろん、本人の才能もあるんでしょうが、佐土原かおりさんと永野椎菜さんの以下のブログ記事を読んで見ると、やっぱり努力や出会いって素晴らしいと改めて思わされます。

テレビを見ていれば「成功者」はたくさん映るけれど、こういうスケールで好きという感情がが駆り立てる成功例は、なんだか自分もできなくはないんじゃないかという、また違った夢や希望を感じさせてくれます。たんに自分が佐土原かおりさんを昔からウォッチしていて、数年越しにかなった夢に、本人のように喜んでいることもあるでしょう。

夢を追う人を理解しない日本

平成不況くらいからか、日本人は夢を見なくなっただけでなく、夢を追う人に対しても現実的な生き方を押し付けるようになったなと感じます。子供には夢や可能性を語るけれど、大人になったら途端に現実的で日々を生きるだけの人になってしまう。最近では子供ですら「将来の夢は公務員」とか言ったりする時代です(公務員が悪いと言っているわけではありません)。

身近な人に過剰な迷惑をかけないという前提ですが、大人になっても夢を追いかけ続けるっていうのは良いなって最近になって思います。冒頭の教育活動にも関連するし自分が年齢を重ねたということもありますが、年齢を重ねてからもプログラミングにチャレンジしようとする人を見ていたりして、そういう感想が強くなった感じがします。

例えば、40歳を過ぎてから医者を目指して医学部を受験しようとしだしても、アメリカでは周囲はとやかく言わないのが普通なのだそうです。これが日本だと、何を無謀なと言い出す人が多そうですよね。金銭面で他人に過剰な迷惑をかけるならまだしも、自分の蓄えた金で実行するのであれば何ら問題無い。だけど日本は年齢を重ねれば重ねるほど無難な方を選ぼうとする傾向にあるのだと思います。

今やインターネットやITの時代になって、外からのプログラミングやプログラマーへの興味関心が高まっているなと、教育系勉強会を通じて感じます。自分は職業プログラマーを10年ほどやっていますが、自分の職業が他の職種の人の夢や魅力となっていることは素直に嬉しいです。そういう人達が台頭して、私の立場を奪ってもらってもいいくらい。いや、困るかな。2020年には全ての職種がIT関連になるとも言われてる昨今、この流れは必然なのかもしれません。

昨今の日本の場合は、長時間労働で時間が無いことに加えて不況で金銭的な余裕が無いことも、夢が持てないというか、夢を追いかけられない理由なのかなと思います。せめてどちらかがあればもう片方を補えるのに、とすら思います。時は金なりですし、金は時でもあります。

趣味という観点も良いと思います。「二位じゃダメなんですか」という言葉は詭弁でしかありませんが、大人になってからも音楽や芸術やスポーツを嗜んでいる人は魅力的です。片手間でピアノを習ってもチャイコフスキーピアノコンクールで優勝できるわけでもないし、片手間でサッカーをやってもワールドカップに出られるわけではありませんが、それでも趣味を持つ事は良い。仕事人間が定年を迎えて人生の目標を失って転落してしまうという話は、特に高度経済成長期を抜けた頃ならよく聞いた話です。人生の幅は広げていきたいものです。

自分はというと、最近は金銭的にも時間的にも体力的にも余裕がなくて、趣味も課外学習もできていないなと、冒頭の佐土原かおりさんの話を振り返りながら考えさせられました。趣味として音楽やスポーツや絵画などに取り組んでいる周囲の人達を見習って、自分も何か趣味の広がり持たせたり、夢を追いかけたいと思いました。

社会人になってしばらくは仕事一筋というか仕事のことを考えるので精一杯だったのですが、2010年からのコミュニティ活動の開始や交友関係の広がりをキッカケに、ここ一年くらい趣味の充実は目下の課題となりました。ただ、時間・金銭・体力のどれも伴っておらず趣味の幅を広げられていなかったのが実情でした。しかしながら、これからはこの3つを作っていく事から始められたらいいなと思いました。

私の夢はなんだろう

時々思い出すフレーズに「夢は口に出すとかなう」というものがあります。実際、佐土原かおりさんがTwitterでTWO-MIX愛を語っていたりするのも、そうなんだなーと思わされました。もう若くない年齢とも言える私ですが、前述の通り今からでもやってやろうという意欲に満ちあふれています。金銭時間体力がついていかないだけ(言い訳か)。著名なプログラマーのあの方も言っていましたよ「何かをすることに遅すぎることはない」って。

子供の頃からの夢とかって言うと恥ずかしい部分もありますが、ここに書いて何かのキッカケがつかめるかもしれないので書いてみます。

最近では、海外で活躍することへの興味があります。中学時代から英語が全くダメなので、まずは英語力の向上から始める必要がありますが、何か糸口を見つけるために語学を磨いていきたいです。職業柄、英語の読み書きは若干できますが、細々とリスニングも始めています。とくに聞くこととしゃべることの英語勉強法が詳しい人がいたら、アドバイスいただけたらこれほど嬉しいことはありません。

職業プログラマーとして10年、コミュニティでのプログラミングを4年ほどしてきましたが、その経験を生かしてもっと人々が役に立ったと思ってもらえるものを作りたいです。また、プログラミング教育も推進して、私をきっかけにプログラミングを始めたという人が良いモノを作るという連鎖も作りたい。そこで自分の名前が表に出なくても良いけど、終身雇用制が瓦解した今、そういう活動がセルフブランディングとして多少役に立って人生を生きる役に立てばいいなとも感じます。

子供の頃からの夢といえば、科学者になりたかった。理科が本当に好きで小学生のころは元素の周期表や化学反応に夢中でした。その後中学時代に科学部に入って生物を勉強して、高校時代に化学部に入って化学に取り組み、高校時代後期はその後も交友が続く友人と大学レベルの物理学や数学に取り組んで大学は数学科に入って何年も数学に取り組んだものの、社会人になってからその経験があまり生きていないのが残念なところ。子供の頃の自分が今の自分を見たら、白衣を着て研究室にいない自分にガッカリしていたかもしれません。今からでも遅くない?

そして小学生のころからクラシック音楽が好きで、特にベートーヴェンやモーツァルトが大好きでした。ベートーヴェンのように作曲、特に交響曲で自己表現したかったし作曲家になりたかった。作曲は小学時代から高校時代まで取り組んでいましたが、ピアノが弾けなかったので和声の知識が乏しかった。楽理や作曲の書籍は読んでいたものの、やはりピアノが弾けないのはハンデでした。自分にとってのピアノは作曲のための手段でしかないですが、好きな曲が弾けたら生活が豊かになるだろうなぁって気持ちもあります。ピアノを習うことは今すぐにでも始めたいですが、ピアノを買うお金と置く場所が積年の課題です。とはいえ、今これを書いていて些細な問題だなと思ってきました。文章を書いて自分と対話することは大事。

というかここまで書いて気づきましたよ。2014年はゴーストライターに交響曲を書かせて問題になった作曲家や、コピペ論文で博士号を取って生物学を揺るがす大発見をしたと言った後に様々な研究不正が発覚して日本の科学への信頼を失墜させた科学者が話題をさらっていった年だったということを!

嘘や不正で名声を得るくらいなら、趣味の域でもいいので身近な人を感動させたり驚かせたりする作曲家や科学者に今からでもなってやるぜ!ここまで書いて自分の中でそういう結論になりました。交響曲HIROSHIMAやSTAP細胞が自分の気持ちを後押ししてくれるとは、思いもしませんでしたよ。

あなたの夢はなんですか?若くても年老いても、今からでも全く遅くはありません。もしよろしければ私にその夢を教えて下さい。私にも協力できることがあるかもしれません。

iPhoneでリリースされたドラクエ1とドラクエ2をプレイした

おがた (@xtetsuji) です。

スマートフォン版のドラゴンクエストポータルアプリが出て、最初にドラクエ1が無料で公開されて話題になりました。

話題になった時にダウンロードしてしばらく放置していたんですが、スマホ恒例のソーシャルゲームに疲れて、逆にストーリー性の高いRPGがやりたくなって、iPhoneでドラクエ1をプレイしてみました。ドラクエ1もテンポよくクリアできたんで、気分よくドラクエ2も500円で買ってプレイ。スクエニの作戦にハマった一人です。

スマホ版ドラゴンクエストの総じての感想と、携帯ゲームの今後の予想

操作がボタンじゃなくて、画面に出た十字キーをタッチするのは細かい動作が難しいです。懐かしい格闘ゲームもiPhoneで色々登場していますが、昇竜拳コマンドとかを入力するのも一苦労で、らくらくボタンみたいなのがあるくらいですし。私が超大好きな真サムのような、気が狂ったような格ゲー全盛期のようなコマンド入力とかiPhoneじゃほぼ無理。あれが物理ボタンより操作しやすいという人はいないでしょう。ドラクエも似たようなもの。特に塔などの細かい動作が求められるところで足を踏み外して落っこちるとか、2回くらいやりました。

ドラクエ1も2も国産RPG黎明期の作品なので、全盛期のファイナルファンタジーとかと比べると、それほどストーリー性が高いわけではないです。ただ、昨今のストーリーなんて皆無に等しいスマホのソーシャルゲームに比べたら、人々の会話などが新鮮でした。ゲームをプレイしているというよりも、堀井雄二さんが書いた物語を読んでいるという感覚。どちらかというとゲームというより小説や物語を読むことに近い

スマホのソーシャルゲームの代表格とも言える「パズドラ」とかも2年弱細々とやっていたんですが、最近忙しくなったのと、だいぶ飽きたことで最近は放置するようになってきました。以前から流行を追うために色々とスマホのソーシャルゲームの類をやっていたのですが、どれもそれほど長続きはしないんですよね。モンストとかは2ヶ月位やったら事実上詰んでしまって、面白さを感じなくなって休止中です。

自分の体験が一般化できるかどうかは分からないですが、スマホのソーシャルゲーム疲れというものは結構早く訪れるんじゃないかということ。クリアやエンディングの類が事実上なく、MMORPGのようなネトゲと同じ手法で延々とプレイさせ続けて強化アイテムに課金をさせ続け、実世界の人達とスコア比較されるというモデル自体への疲れ。一時はMobageかGREEかという二強が、ガンホー、コロプラ、mixiとめまぐるしく移り変わっていきましたが、今後はパイ自体が自然と小さくなって、ソーシャルゲーム業界の動きも今よりは注目されなくなるんじゃないかなと予想しています。ソーシャルゲーム業界へのネガティブな感情というのは無いのですが、流れ的にもっと適正な市場規模に落ち着いていくだろうなぁという予想。

そしてスマホで広がったり戻ってきたりしたゲーマー層の中で「ゲーム操作しづらいなら専用ゲーム機を買おう」という人が増えてNintendo 3DSやPS Vitaなどの携帯ゲーム機の復権といったものもあるかもしれない。事実、自分がプレイしたいゲームがたくさんラインナップされているPS Vitaが最近欲しいと思い始めました。逆にiPhoneでそれが出たとしても「操作しづらいんでしょう」ってなって、あまり食指が伸びないと思います。そこまでしてゲームをやりたいと思わないスマホユーザは、普段使っているLINEやFacebookから誘導された簡単なパズルゲームを時間つぶしにやって満足するという二極化になるんじゃないでしょうか。

私には中規模大規模なソーシャルゲームを作っている会社の知人は多いのですが、そこでのスキルは結構汎用的かつ高度なものなので、新たなブームが訪れた時にも経営判断さえ正しければエンジニア層ならスムーズに移行できるんじゃないかと思っています。これだけ根付いたスマホのソーシャルゲームが完全に無くなるわけではないですし、むしろ今スマホのソーシャルゲームを作っている人は最も活躍できる場所で働けているということで、うらやましい感じすらします。私が転職活動をしたときは、何故かスマホのソーシャルゲームをやっている会社からは非常にウケが悪くて悲しかった思い出があるくらいですから。

前置きが長くなってしまいましたが、以下ドラクエ1とドラクエ2、個々の感想です。

ドラクエ1の感想

iPhone版ドラクエ1最初の画面

ファミコン版オリジナル世代からは若干後の世代です。カセットを貸してもらったときはドラクエ3世代で、こんな主人公が前しか向いていないゲームできないよってなってオリジナル版はクリアしていません。後世になって前半をプレイしてみましたが、経験値もゴールドもたまるのが遅くて、途中で投げ出してしまった。

その後、スーパーファミコン版が出て、それはクリアしたのか記憶が曖昧。

ドコモのiアプリ版はクリアした気がしますが、それも記憶が曖昧。

今回、無料で配られたiPhone版のドラクエ1をプレイ。最初は物理ボタンじゃなくていらだちがありましたが、自分向けにボタン位置などをカスタマイズしていくと、比較的操作できるようになるのが不思議。格ゲーはツライけど、これならできるなという状態になったら、後は早かったです。

難易度もオリジナル版に比べて結構下がっている。6月30日にプレイしはじめて、帰宅後とかに自宅で細々とやっていただけだけど、7月7日にはクリアしました。だいたい1周間。

ドラクエ1はほぼ一本道だし、道行く人からヒントももらえるので、経験値とゴールドが貯まれば軽快に物語が楽しめました。

というか、ドムドーラが滅ぼされているのに、竜王の城のすぐ対岸のラダトームが無傷なの、どうしてなのか未だにわかりません。

ローラ姫助けたゆうべはお楽しみでしたね

ドラクエ2の感想

ドラクエ1をさっくりとクリアして、もうちょっとレトロRPGやりたいなーと思っていたら、ちょうどドラゴンクエストポータルアプリでドラクエ2がリリースされていて、500円だったけど買ってしまいました。

というか、500円買い切りという値付けは相当安い。以前ドコモiアプリの時は、500円継続課金とかだったはず。セーブデータを保持しておくだけで年間数千円必要なのです。それに比べたら500円払うだけでiPhoneユーザであり続ける限り、未来永劫セーブデータをポケットに入れておけるこの値付けは安いわけですよ。

ドラクエ1の余韻だけでなく、以下の記事を読んでいて興味があったこともあります。

ファミコン時代にオリジナル版は買いましたが、自分でレベル1からクリアはしなかったです。ゆうていみやおうきむこう…の有名なふっかつのじゅもんからやりました。あと、スーパーファミコン版もクリアしたはずなんですが記憶が曖昧。ドコモiアプリ版はクリアした記憶がうっすらとあります。

今回久々にプレイするわけですが、やはり経験値とゴールドはファミコン版より断然サクサクたまるなという印象。人によっては金稼ぎやレベル上げに苦労しないのはけしからんとなるんでしょうが、純粋に物語を楽しんでいきたい、空き時間に軽快に進めたいというのであれば、これくらいがちょうどいいのかもしれません。

ドラクエ2の場合、ドラクエ1と違って船を手に入れたら一本道要素はだいぶ減って進行の自由度が上がります。

ここからは若干ネタバレになるのですが、ルプガナで船を手に入れたら、東のラダトームに向かえという忠告を聞かずに、ザハンに行って金の鍵を手に入れて、そのままベルポイに向かって金の鍵でベルポイの街に入って牢屋の鍵と水門の鍵を手に入れた後で、それらを使って各地で強い武器防具の宝箱を開けていくと一気に強くなれるわけです。それで強い敵とも戦えて経験値やゴールドも一気にたくさんもらえて好循環になるというのは、実際にプレイした人や攻略サイトを見た人じゃないと分からないかもしれない。

上記の記事にあるような、以前プレイした世代がヌルいと感じるのは、そういう部分のコツといったものを知っているからというのもあるでしょう。

実際、自分もプレイしていて、そういうコツを知っていたから楽に進めた部分もあれば、すっかり忘れていてしばらく悩んだ箇所もいくつかありました。それでも現役世代は思い出せば進めるわけですが、オリジナル版から全くノーヒントな部分もあったりして、そういう部分を知らず攻略サイトも頼らなければ、初プレイで攻略サイトを見ない人にとっては最高難度のドラゴンクエストであることは変わらないような気もします。詳しくはWikipediaの解説を読んでみてください。ドラクエ1同様、攻略サイトは見ないようにしました。

実際、自分もロンダルキアの大地に登りついたあとすぐにブリザード3匹にあって、ザラキでいきなり2人殺されて大変な思いをしました。このあたりはオリジナル同様容赦無いし、いのちのいしやマホカンタが登場するのはドラクエ3から。とはいえ、王女がザオリクを覚えて、王子も王女も戦闘中にザオリクを使えるようになったのは、オリジナル版よりも後半の難易度が緩和する要素ですね。

7月9日にプレイ開始して、寝る前の空き時間とかにコツコツプレイしただけですが、7月15日にはクリアできました。

ラスボスを倒したあとで自分で各地を回って人の話を聞くのが、プレイヤーが自主的に体験するエンディングなのかもしれません。特にリメイク版ではストーリー上のフォローがされていているので感慨深いです。こういうしっかりとした終わりのあるゲームというの、最近体験することが少なくなってきたので、良いなぁと改めて思わされました。

まとめ

前述の通り、ストーリー性の高い全盛期のRPGに比べたらエンディングがそっけないなとかあるとは思いますが、それでもスマホのソーシャルゲームと違って町の人の会話はあたたかみがあるし、戦闘もダンジョンもそこそこ戦略的で、さすが当時人気を誇っただけあるゲームだという印象はあります。これでドラクエ1が無料、ドラクエ2も500円買い切りとは安い。

スクウェア・エニックスのまわしものではないですが、難易度調整もされていて手軽にできるし、気になる人はプレイしてみるといいんじゃないでしょうか。

ドラゴンクエストポータルアプリでは、2014年7月現在ドラクエ4とドラクエ8が登場していますが、とりあえずドラクエ1とドラクエ2をプレイした身としては、ロト3部作の最後であるドラクエ3をやりたいなという気分で、ドラクエ3待ち状態です。

Wiiの復刻版、買いそびれたし、ドラクエ3くらいであれば据え置き機でプレイする気分でもないので、どうしようか考え中です。一部プレミア価格には驚きますね。

以下がiPhone版アプリです。

ドラゴンクエスト ポータルアプリ
カテゴリ: ゲーム
現在の価格: 無料